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以下の問題について、2点質問があります。
「[実験1]多発性骨髄腫細胞からIg軽鎖のmRNAを分離精製し、遊離リボゾームを用いてinvitroで翻訳した。
[実験2]多発性骨髄腫細胞から分泌されたIg軽鎖を分離精製した。
実験1,2で得られたIg軽鎖をゲル電気泳動すると、バンドの位置が若干ずれ、実験1で得られたIg軽鎖の分子量のほうが若干大きいことが判明した。それぞれのアミノ酸配列を比較すると、実験1で得られたIg軽鎖には、実験2で得られたIg軽鎖にはないアミノ酸が、N末端に約20個余計に存在していた。
[実験3]実験1で分離精製したIg軽鎖のmRNAを、粗面小胞体を用いてinvirtroで翻訳した。
[実験4]実験3の開始後、しばらくしてからタンパク質分解酵素を反応系に加えたが、結果は3と変わらなかった。

問1省略
問2 実験3の電気泳動の結果はどうなるのか。
問3 実験4で実験3と同じ結果が得られたのはなぜか。」

①実験3の電気泳動の結果が、実験2と同じ位置になるのはなぜでしょうか。
②実験4で実験3で同じ結果が得られるのは、「Ig軽鎖が粗面小胞体内で合成されているので、反応系にタンパク質分解酵素を加えても分解されない」と解説にあるのですが、なぜタンパク質分解酵素で分解されないのでしょうか。

生物が専門ではないので、分かりやすい解説でお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    回答ありがとうございます。調べてみたのですが、シグナルペプチドがよくわからりません。
    端的にいうと、どういったものなのでしょうか。

      補足日時:2016/07/12 22:19

A 回答 (1件)

1. の答えのヒント シグナルペプチド


2.の根拠、分泌タンパク質などは、小胞輸送によって外に運ばれますから、つまり小胞体の中は内の内=外になるため反応系と隔離されてる。
同じようにリソソームの酵素がリソソームに隔離されてる事と一緒ですかね?

ちなみにだからプラズマ細胞なんかにはrough ERが多いし、小胞体ストレス応答が生理的にも重要な役割を持つ。
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