重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

歴代の内閣総理大臣62人に成績を付けてみました。
首相在任中の仕事の評価です。首相でなかったときの仕事は評価しておりません。また、現職の安倍晋三氏は除外させていただきました。
意見がありましたらお願いいたします。

【90点以上】1人
・伊藤博文 → 言うまでもない初代宰相

【80〜89点】3人
・鈴木貫太郎 → 本土決戦を防いだ終戦の救世主。
・吉田茂 → 戦後復興の救世主。日本史上最悪の時期に尽力。
・池田勇人 → 所得倍増計画を唱え、日本を欧米と並ぶ先進国に。

【70〜79点】5人
・山県有朋 → 伊藤と並ぶ近代化の父。
・桂太郎 → 日露戦争勝利
・原敬 → 本格的政党政治の父。地方を意識した保守政治家。遅れていた教育やインフラの拡充。
・岸信介 → 安保改定によって日本とアメリカの関係を対等に近づけた。
・佐藤栄作 → 池田前政権の高度経済成長をバックに沖縄復帰を実現。

【60〜69点】9人
・高橋是清 → 大蔵大臣としては80点以上クラスの偉人。首相としては凡庸。
・田中角栄 → 地方を愛した政治家の代表格。都市部と地方の格差を縮小させた。汚職がなければもっと上位かも。
・中曽根康弘 → 日米同盟強化を図った外交の天才。ただしバブルの元凶でもあり経済面は微妙。
・小渕恵三 → 国歌国旗法や通信傍受法などの重要法案を多数成立させた。平成では小泉とともにトップクラス。
・小泉純一郎 → 対米従属や新自由主義的な経済政策は批判も多いが、それでも自民党内の親中派および親韓派を駆逐し、北朝鮮の拉致被害者を奪還した功績は大いに評価されるべき。
西園寺公望、山本権兵衛、加藤友三郎、加藤高明

【50〜59点】7人
・浜口雄幸 → 経済面では失敗したが、外交面では国際協調を図り英米との対決を避けた。
・鳩山一郎 → 日ソ国交回復。国連加盟。55年体制の父。
黒田清隆、松方正義、田中義一、幣原喜重郎、大平正芳

【40〜49点】12人
・若槻礼次郎 → 学業では天才だが指導者にはは不適。
・福田赳夫 → ダッカ事件で超法規的措置を犯した、テロに屈した総理。
・竹下登 → 消費税導入がのちのバブル崩壊の引き金に。リクルート事件も低評価。
・橋本龍太郎 → 消費税引き上げで経済停滞
寺内正毅、清浦奎吾、犬養毅、斎藤実、岡田啓介、東久邇宮稔彦王、三木武夫、麻生太郎

【35〜39点】13人
・大隈重信 → 早稲田大学創設や野党政治家としては素晴らしいが、首相としては対華21か条要求を発表し対外関係を著しく悪化させた元凶。
・米内光政 → 海軍大臣としての功績はあるが、首相としては何もできなかった。
・福田康夫 → 官房長官としては優秀、首相としては無能
・野田佳彦 → 前の2人(鳩山、菅)よりはマトモだった。それだけ。
広田弘毅、林銑十郎、平沼騏一郎、阿部信行、小磯国昭、芦田均、鈴木善幸、海部俊樹、宮沢喜一

【30〜34点】5人
・片山哲 → 優柔不断が原因で社会党を晩年野党に
・石橋湛山 → 体調不良がなければ意外と上位だったかも?
・宇野宗佑 → 辞任した理由が情けない
・羽田孜
・森喜朗 → 失言の塊

【20〜29点】4人
・細川護熙 → 血統以外に取り柄なし
・村山富市 → 村山談話を発表し日本の名誉を傷つけた
・鳩山由紀夫 → 河野洋平に匹敵する売国政治家。国民を翻弄した宇宙人総理。
・菅直人 → 他人の揚げ足をとることしかできなかった無能。鳩山と同類の宇宙人。

【10〜19点】1人
・東条英機 → 時代背景には同情できるが、政治は結果責任。敗戦という責任は重いだろう。

【10点未満】1人
・近衛文麿 → 日中戦争を泥沼化させ太平洋戦争に持ち込んだ史上最低の総理

質問者からの補足コメント

  • 申し訳ありません
    安倍氏を除外しているので、62人を61人に訂正します

      補足日時:2016/07/12 15:35

A 回答 (5件)

全体的に私の意見と一致しており、共感しました。


ただ、付け加えたい点もいくつかあります。

【加点すべき】
岸信介 → 日米安保を駐留するが日本は守らないから、日本を守る、いつでも破棄できるに変えた功績は大きい。個人的には吉田茂と入れ替えても良いくらい。
犬養毅 → 満州国に正面きって反対するなど、議会(政党)と軍部の対立を助長してしまったが、軍部の暴走を政治的に止めようとした最後の首相。

【減点すべき】
伊藤博文 → 彼無くして日本の政治制度は成り立っていなかったとしても、本当に90点以上にふさわしいかどうかと聞かれると正直微妙。個人的には岸信介や池田勇人のほうが上位。
原敬 → 普通選挙法の整備に失敗、結果的に自身の暗殺を防げず、政党内閣の弱体化を招いた。
田中角栄 → 彼の親中政策が未だに祟っている。原野商法の荒れた土地が未だにある。
中曽根康弘 → 中国の抗議を聞きすぎ。冷戦下で日本脱落を阻止しようとしたレーガンとサッチャーにヨイショされただけ。ブレーンを見ると親ソ(中)派だったのがよくわかる。
黒田清隆 → 素行の悪さと、以降の薩摩派閥の減衰の遠因を招いた。
若槻礼次郎 → 満州事変や首相をリリーフで受け継いだ時に絶対本調子を出せないのは首相として問題。
大隈重信 → アメリカと戦争しようとした。野党時代の実力は認めるが、首相としては30点台でも高すぎ。
米内光政 → 北支事変を華中・華南に広げた張本人。敗戦責任をとらず、終戦時にうまく立ち回っただけ。山本五十六を司令官に任命したのも×。個人的に近衛・東条の次に評価が低い首相。
宮沢喜一 → バブル崩壊後の処理が最悪(バブル自体が悪いのではなく後処理が悪かったのが問題)。河野談話が発表されたのもこの人が総理だった時。

【その他】
石橋湛山と小渕恵三にはもう少し長く首相を務めてほしかった。
戦争関係者と民主党の総理の評価は妥当。
    • good
    • 0

いやはやこれは勉強になります!

    • good
    • 0

評価基準により順番はどうでもなる。


平民宰相原敬がなぜ評価が高いのかわからん。授爵しなかっただけで、やったことは時流に逆行。
    • good
    • 0

どう考えても、桂太郎は90点以上でしょ。

間違っても、鈴木貫太郎や吉田茂より評価が低いとはありえない。


例えるなら、「負けた戦争の負け越しを防いだ首相」と「戦争に勝った首相」と比べてるようなもの。
たぶん、あなたは日露戦争をあまり知らない人なのでしょう。





日露戦争は、当時の対米開戦時よりも国力差がある戦争で、「日米では国力差があるが、その日米よりも国力差がある日露戦争にも勝ったのだからいけるんじゃね?」という誤った認識も対米開戦と言う結果を招く要因になった。(勘違いしている人が多いので言うが、対米海戦直前の日米の比較ね。終戦間際の比較と勘違いする人が多いので念のため。)

それくらいの勝利不可能な戦争に勝った首相が、それよりも国力差が無い戦争に負けて、その負けの傷を深くしない事に努力した首相より評価が低いというのはありえない。




それと、戦後教育の影響で、日露戦争を「勝った戦争」と教えたくないようで、私が小学生の頃は「日露戦争はロシア革命が起きて勝手にロシアが自滅した戦争」と教わった。

これは誤り。

まず、日露戦争のロシア革命は、日本の明石大佐が仕掛けた工作。そして当時の日本の戦争目的は、南下政策を推し進めるロシアを、朝鮮半島39度線(38度ではなく39度)まで追い払う事。

結果を見ると、39度よりももっと北、満州の方まで追い返したので、戦争目的を果たして勝利。しかもそれ以上の成果なので大勝利になる。

(当時の国民は、戦争目的を理解しないで、賠償金を獲得できなかったなどの理由で、桂政権を批判し、後に桂内閣は退陣する。物事が見えていない国民やマスコミのせいで桂太郎が正当に評価されていない節がある。連戦連勝の戦争でしたが、これ以上の戦争継続は弾薬が無かったので不可能でした。戦争目的も果たしたのでやる必要もありません。しかし、弾薬が無くて継続できない事を国民に説明すれば、ロシアは即時講和を破棄して攻め込んできます。よって桂は保身には走らず、甘んじて批判を受け入れ退陣しました。)



それらの功績は、桂太郎の指導力の賜物です。







質問者の、伊藤博文と池田勇人の評価は妥当。

吉田茂は優秀な首相だと思うが、戦後教育のバイアスが強く反映している為、過剰評価になりがち。「歴代首相で一番は、吉田茂」と思っている人も少なくない。








上げられたの首相ランキングを細かに突っ込んだらきりが無いので。上位3位だけで気になったのを言いました。

ここから先、もっと勉強したいと思っていて、もし読んでいないのでしたら、升味準之助先生の『日本政党史論』を全部読むのをオススメします。
    • good
    • 1

大体、鳩山由紀夫と管直人の得点が何で20-29なの?  二人ともマイナス一兆点でもおかしくない。

最大譲歩しても、採点不能では?
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!