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よく鉄道の人身事故の報道で「急ブレーキをしたが間に合わなかった」という記事を見ます。
私鉄の特急電車の先頭車両に載って、速度メーターを見ると100kmぐらい出てるときがあります。仮に100kmで走っている特急電車が急ブレーキをすると、何メートルぐらいで停止できるのでしょうか?
もし人が線路にいることを発見したとき、急ブレーキしても間にあわない場合は乗客の身の安全を考えて急ブレーキはせずに走り抜けたりするのでしょうか。そのあたりはマニュアルはあるのでしょうか。
なんとなく前から気になっていたのでご存じの方がいましたら教えてください。m(_ _)m

A 回答 (8件)

>急ブレーキをすると、何メートルぐらいで停止できる…



非常用減速度は、4~5km/h/sぐらいと思います。

一応 4km/h/sとして、100km/hから 0km/hまで減速するのに、25秒。
この間の速度変化が直線で表されるとすれば、平均速度は、50km/h。
50km/hで 25秒間に走る距離は、357m。

運転士が危険を視認して、実際にブレーキが効き始めるまでの時間を 1秒とすれば、この間に走る距離、すなわち空走距離は、28m。

つまり、357+28=385m ぐらいは走ってしまわなければ、止まることができません。
ただし、この数字は晴天の場合で、雨や雪が降っている場合は、もっと延びます。

>急ブレーキしても間にあわない場合は乗客の身の安全を考えて急ブレーキはせずに走り抜けたり…

それはないと思います。

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なお、600mで止まらなければならないのは、踏切のある普通の鉄道の場合です。
この規定から逆算して、JRの在来線では、最高速度が 130km/hに制限されています。
関西地方の「新快速」は、普通列車でありながら、130km/hの高速運転をしていることで有名です。

山形新幹線の福島以北、秋田新幹線の盛岡以北は、いずれも在来線の線路幅を広げただけで、踏切があるので、130km/hまでしか出せません。

一方、在来線でも踏切のない北越急行ほくほく線などでは、160km/hまで出しています。
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物理的に計算してみましょう。



例えば急ブレーキ時の減速度を単純に4.5キロメートル毎時毎秒(1秒当たり時速4.5キロ減速)とすると、
時速100キロで走っていた場合、急ブレーキをかけてから22秒後に309メートル進んで止まります。

時速40キロなら50メートル(9秒後)、
時速60キロなら111メートル(13秒後)、
時速80キロなら198メートル(18秒後)、
時速130キロなら522メートル(29秒後)で止まります。

実際には、運転手が気づいてからブレーキが効き始めるまで時間がかかりますし、雨のときは急ブレーキの制動力が強すぎてスリップすることもありますので、止まるまでの距離はもっと長くなります。
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電車は「鉄の車輪に鉄のレール」という構造上、


摩擦が小さく、急に止まりたくても止まれないんです。
新幹線以外は600mと一応規則で定められていますが、
これもギリギリクリアできる数字です。
(逆に在来線の最高速度はこの600mで決まっています)

したがって、事故を防ぐには
 1にも2にも線路内に立ち入らない
これが大原則です。
クルマと違い、信号を守って走っていれば、
跳ねた運転士に責任はありません。
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普通の鉄道では、600mで停止できないといけない規則のようです。


その距離から逆算して、ブレーキ性能などを計算して最高速度(出してもよい速度)が決められています。

急ブレーキはしないという規則は、見た事も聞いた事もありません。
そもそも、電車のブレーキの構造上、急ブレーキで乗客の危険というのは、停止する直前の数秒だけです。
たとえば人をはねた場合では、止まってから現場まで運転士が歩いて戻るのですから、急ブレーキをかけないと歩く手間はともかくとしても、運転再開までの時間が非常に長くなってしまいます。
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視点を変えて新幹線で調べてみたら、こんなページがありました。



130キロで600メートルくらい。
285キロで、4キロ。。。

急ブレーキをかけないということは、ないと思います。

参考URL:http://www.wjr-fukuoka.com/fukuokakoumusyo/sintu …
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No.2さんの言われる通り、日本では、新幹線以外の列車の制動距離は600メートル以下でなければならないという規則があるようです。


参考URLによれば、この規則によって、在来線の特急の最高時速が130キロどまりに抑えられているとの事ですから、時速100キロでしたら、500メートル位なのではないでしょうか?

あと、間に合わないとわかっている距離で発見した時でも、被害を最小限にする為にも急停車はすると思います。

参考URL:http://jr211k.hp.infoseek.co.jp/hijyouseidoukyor …
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電車の重さやレールなどの環境にもよりますが、たしか600mは超えてはいけないという規則があったと思います。


車の場合、100kmだと100mぐらいなのですが、レールの方が摩擦は小さい上に、電車が重いので、100m~600mの間ではないでしょうか。
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電車と一言でいっても、重さによって変わってくるでしょう。


その辺りは物理の知識となってきますね。
私は物理は苦手なのでここまで・・・すいません。
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