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精神分析学で言われる、心的器官てなんですか?
器官は身体的なものではないんでしょうか?
それは特に心的なことに関わる器官ということでしょうか。器官として具体的に局所化できるのでしょうか。

A 回答 (1件)

身体の運動や組織の運動に関っている器官を身体器官と呼ぶのに対して、言語や思考、感情、理性などを司っている器官を心的器官と呼ぶ。



言語に関る心的器官、認知に関る心的器官、思考に関る心的器官、怒りに関る心的器官、悲しみに関る心的器官、・・・など色々考えられ、脳のどこかであろうと想像できるが、特定されてはいない。

局所化できるまでには医学も科学も及んでいない。
局所化するには、実験での再現性と普遍性を見つけないといけないが、心的器官は「主観の座」「意識の座」であるから、再現性と普遍性とは程遠く、多分永遠に局所化できないと思う。
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この回答へのお礼

助かりました

なあるほと、心的なことに関わっている(だろう)器官ということですね。いま読んでいるラカンの本で、器官という言い方が文脈からメタファかもしれないと混乱していました。基本事項が分かっていないとたちまち躓いてしまいます。ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/17 10:52

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