アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

孔子さまは母子家庭育ちで極貧だったので若い頃(今で言えば中学校卒業時代まで)はめちゃくちゃグレていて地元でも札付きの狂暴凶悪な不良グループとつるんでました(このときの不良で一番有名な番長格が憲問43に登場する原壤)が、中学校卒業くらいの年齢で『このままじゃダメだ』と不良グループと袂を別ち、一念発起して猛勉強して今でいう高級官僚試験に合格して官僚になりました。
ただ、勉強といっても主に目上の師匠格の人から口頭で教えてもらったことを精密に記憶しておくことや、本を読んで『禮』の体系を勉強しただけで、実際に儀礼の現場でどのような器具や祭器がどういう方式に則って使われているのか?まではわかっていなかったようなので、
官僚になってから禮の現場で実際に使う器具や祭器の現物を見て『これはどのような場面で使うのですか?』『これは何ですか?』といちいち質問したので、立ち会った役人から、『実際に見たこともねぇのか?よくまあそれで禮を語ったり官僚試験に合格できたもんだなwww』と嘲りを受けています。(八佾15)
こういう、先人先達から口頭で教えられたり本で独学していろんなことを知っているけれども、実際の現物を見たことは無い、という人は孔子様に限らず一定数いると思います。現代で言えばオタクとか。
そしてそういう『本を読んで博識なんだけど実際の現物を見たことは無い』人に、『現物を見てないの?じゃあお前のいうことは信用できねぇよ』と嘲る人も一定数いるんですけど、こういう本を読んで勉強していて博識なんだけど実際は見ていない人を、『本物を見てないならお前のいうことは信用出来ない』と嘲る人の心理ってどういうもんなんでしょうか?

A 回答 (2件)

見たことないのに、見てきたみたいに語るからじゃないですかね・・・。


普通に「本で読みました!」って言えばいいんだと思うの。
読書はとても大切ですが、それで得た知識は経験を補完するものだと思います。


富士山を写真で見て知ってたけど、
実際見ると本当に大きくて感動しましたし、
美味しいものも、食べてみてから語った方が伝わると思います。
    • good
    • 2

いくらエロ本を大量に読み漁り、HなDVDを観続け多くのその知識を語っても、実際には、異性に触ったことも、声をかけたこともないとしたら、・・・いくらその手のことを詳細に語っても、やっぱり、お前の言ってることは・・・、と言われてしまう、と思います。


同様に、自称料理評論家と言っても、沢山の料理本、多くの海外旅行を含めた、旅番組での、その地域の食材・料理・飲食店などの紹介、などを見聞きしてよく覚えて説明しても、実際にどれも経験していないで、その味・特徴などを詳しく他人に紹介しても、やっぱり、お前の言ってることは・・・、と言われてしまう、と思います。
それらは、テレビでウクライナのニュースを見るのと、実際にウクライナにいて現状を日々経験しているのとでは大違い、と一緒です。
また、肉親の突然の死を悲しむ身内の人の気持ちと、その話を見聞きした人が思う気持ちには、やはり本人しか感じられない底知れない悲しみと、全くの他人事という感情との違い、そうしたギャップは、必ず生じます。
やはり、経験を通して知ることは、大切なことだと思います。もちろん、実際には経験することが困難なもの・対象も少なくないと思いますが・・・。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!