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中国が南シナ海で珊瑚礁を埋め立てたのは違法だと裁定が出ましたが、翻って日本のことを考えてみると、六甲アイランドをはじめとする人工島をたくさん作っています。ドバイなどでもペルシャ湾に人工リゾートを作っていますが、これらは非難されていません。
おそらく日本やドバイの場合は自国の領海内に作っているのでOK、中国の場合は領海と認められないのでNGということだと思います。
ならば、たとえば領海内の境界線ぎりぎりのところに人工島を作る→それによって領海が広がる→さらに広がった境界線に人工島を作る→(繰り返し)…というのは(技術的可能性や採算性は別にして)認められるのでしょうか?
法的な問題はないようにも思えるし、これが認められるとどんどん領土が拡大するので歯止めが必要な気もしますが、国際法上どうなのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 沖ノ鳥島は人工島じゃなくて元々ある島を補強したものだからOKだと思ってましたが、あれは島じゃなくて岩だからNGという見解もあるようですね。
    南シナ海の人工島は領海外だからNGというのはわかりますが、私が質問したかったのは領海内ぎりぎりのところに人工島を作って領海そのものを広げるのはあり、なのかどうかという点です。
    人工島そのものがNGならTDLなどの東京湾の埋め立て地はすべて違法になるので、さすがにそれはないかと思いますが、どうでしょう。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/09/22 09:45
  • うーん・・・

    人工島は単なる構造物で、領土ではないということですね。
    では、東京湾のように領土の延長として埋め立てた土地は領土の一部になるのでしょうか。
    それなら沖合にいきなり人工島を作るのではなく、沿岸部から埋め立てていけば、領土も広がり、その結果として領海も拡大するのでしょうか?
    もしそうなら、質問したケースと同様に理論上はどんどん領土が増やせることになりますが。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/09/22 21:13

A 回答 (7件)

領海内であっても、人工的に作ったものは島(=領土)とは認められず、海の上に作った灯台や、海底資源の掘削リグのように単なる構造物の扱いになります。

 よって、そこを起点として領土が増えることはありません。 その点、領土の延長としての東京湾の埋め立て地とは全く話が異なります。 沖ノ鳥島ですが、日本が領土だと主張する根拠は国際連合条約の「島とは満潮時も水面上にある陸地」と定めた条項に基づくものです。 一方、中国が岩だと主張する理由は、同じく国際連合条約の「経済生活を維持できない岩はEEZを有しない」をたてにとって、沖ノ鳥島は陸地ではない岩で、経済生活も維持できない、よって日本の領土ではないと持っていこうと企んでいるものです。 それに対して10年前、当時の石原都知事が「島周辺で漁業をして経済水域であることを実証する」と発表し、前年度の3倍に当たる130億円の海洋資源の調査費と、高性能の探査船の建造費101億円が盛り込まれました。 こうして、今も日本のEEZを守る努力が続けられています。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
人工島は単なる構造物で、領土ではないということですね。
では、東京湾のように領土の延長として埋め立てた土地は領土の一部になるのでしょうか。
それなら沖合にいきなり人工島を作るのではなく、沿岸部から埋め立てていけば、領土も広がり、その結果として領海も拡大するのでしょうか?
もしそうなら、質問したケースと同様に理論上はどんどん領土が増やせることになりますが。

お礼日時:2016/09/22 21:11

No.5です。

 ご了解通りです。 ただし、東京湾や瀬戸内海のように土地で囲まれた海を埋め立てるのでは領海増につながりません。 また、効率よく埋め立てて領土を広げて行っても、広がる領海は最大埋め立てた土地と同じ広さしかありません。 以下の領海地図を見ればわかる通り、埋め立てで増やせる領海なんてほんのごみ屑程度の広さです。
「人工島、どこまで許される?」の回答画像7
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この回答へのお礼

たびたび回答いただきまして、ありがとうございます。
おかげで、疑問がすっきり解決しました。

お礼日時:2016/09/23 22:40

人工島つくっても領海は広がらないってだけで


埋め立ては好きにやればいい
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
人工島は単なる構造物で、領土ではないということですね。

お礼日時:2016/09/22 21:12

>領海内の境界線ぎりぎりのところに人工島を作る→それによって領海が広がる



そうはならない。
領海内に人工島を作るのは勝手だが、そこを基準にして領海は広がらない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
人工島は単なる構造物で、領土ではないということですね。

お礼日時:2016/09/22 21:07

領海内なら自由。



中国は了解の外でやるから問題。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/09/22 21:06

実効性があるかどうかが重要



沖ノ鳥島自体も、既に日本の領土(島)であるという認識が共有されているという実効性があるから問題になってない
※まぁ問題にしようとしている人達もいるが、過去の経緯でそう簡単にはひっくり返らない

一方中国の埋め立ては、主権が明確でない地域、争いのある地域で
一方的に工作や埋め立てを行っているので問題になる

質問にあるような領海線ギリギリに構造物を作った場合
固有の領土と領海とは全く別個に人工物を作っても、それは新たな領土ではないので
領海が拡がることはない

これが、領海線ギリギリに火山噴火で新しい島が産まれたら、それは自然物であるので新たな領土となる

新島が領土として国際的に認知されたら、護岸工事などで保護するのもオッケ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
人工島は単なる構造物で、領土ではないということですね。

お礼日時:2016/09/22 21:05

認められません。

しかし、国際仲裁裁判所により人工島を取り除くようにと判決がでても、これには強制力がありません。今回は、フィリピンが中国に対して訴えましたが、もし日本が中国を訴えても勝訴を取れる気はしません。なぜなら、日本にも沖ノ鳥島というほぼ人工島状態のところがあり、仮に勝訴を取っても沖ノ鳥島を手放さなければいけないからです。

戻りますが、国際法上、人工島は違反です。だからと言って手放せ!という強制力がないので、取り上げたかったら宣戦布告しかないのかな?
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/09/22 09:35

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