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 今のイラクの状況はテロも続いており、さきほども自爆テロで70人近い人が死んだとありましたが、混乱しているように見えます。

 日本も太平洋戦争で敗れてアメリカに占領されましたが、イラクのように、アメリカに対抗して自爆テロならぬとも、右翼の氾濫…そのような事件は発生しなかったのでしょうか?(三島由紀夫とかじゃなくて)
 日本の国粋主義者達は黙って見ていたのでしょうか。いろいろなエピソードはありますが、イラクのように、復興が進まないといったようなことはあったのでしょうか?

 これに関する話は多少は耳にしますが、あまりないように思います。宗教や民族性の違いがありますが、日本人は穏やかに統治された気がします。イラクに似た混乱はあったのでしょうか?しっている話があったらお聞かせ願います。

A 回答 (6件)

日本の戦後の混乱については、手元に資料が無く、回答のしようが無いので、直接の回答ではありませんが・・・、



日本の戦後とイラクの戦後の大きな違いは、

・旧政権が存続したか?しなかったか?
・国民に敗戦の意識があったか?なかったか?

だと思います。

日本の場合には、敗戦後も『降伏』を受諾した政権が存続し、連合軍は内政に関しては、ほとんど口出しをしませんでした。(←教育内容等、戦前の統治機構を是認・助長するようなものを除く)言ってみれば、日本人による政権を通しての間接統治ですね。

イラクの場合には、フセイン政権が崩壊し、内政を統治する政権が存在しないために、連合軍が直接統治せざるを得ません。

また、敗戦に対する意識も、

敗戦時の日本人は、昭和天皇の『玉音放送』で、敗戦を思い知らされたと思いますが、
イラク人は、
フセイン政権側の者は単に逃亡しただけで『降伏』はしていないと思っているでしょうし、
反フセイン政権側の者は連合軍に協力してフセイン政権を倒したと思っていて、
どちらも『降伏』したとは思っていないと思います。(実際、『降伏』文書調印という外交上の手続きは行われていません。)
『降伏』したと思っていない以上、連合軍の統治に不満を持つのは当然だと思います。
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この回答へのお礼

なんとなく、感覚で分かった気がします。
 というと、イラクのように国民が死に急いだりすることはなかったんですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/29 11:46

日本ではイラクとは違ってスムーズに米国の占領政策が進められたのは、


次のような理由が考えられます。

【天皇の終戦詔書】
昭和天皇による玉音放送によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられました。
これで国民は第二次世界大戦が終結した事がはっきり理解できました。
本土決戦はこれで回避されました。

【兵力の差】
毎晩の空襲で米軍との歴然とした兵力の違いを国民、軍人が知っていたため、
一億玉砕なることが無意味であることを軍指導部がわかっていたこともあります。
硫黄島で破れた時から軍部も停戦を模索していたことも大きいですね。

【米国の持つ技術を学ぶ】
原爆を落とされ、B29の空爆などで兵力の違いを感じた国民、国の指導者たちは、
新しい技術を学ばねばという姿勢になったことも大きいですね。
米軍の占領政策に反対するというよりも、国の遅れを取り戻すのが先と考えたこともあるようです。

【体力の差】
占領した米軍兵士の体つき見ますと、おそらく誰しも戦っても勝てないと感じたようです。
それゆえ戦う姿勢が消えうせることも大きな要因です。

【日本文化の保存】
占領政策で日本文化が破壊されることがなかったので、
占領政策に反対して戦う姿勢を見せることは得策でないことを国民は知っていました。

こうしたことがイラクとの違いでしょう。
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この回答へのお礼

ですね。
無理に抗うよりはそちらのほうがいいでしょう。

そういうのが、雰囲気的に分かっていたんですかね。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/29 16:34

従順というよりむしろ洗脳されていたのでしょう。

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この回答へのお礼

母親は皇室のテレビを真剣にみています。
そうなると、日本は天皇洗脳の歴史になってしまうような気がしますが…。

なににせよ、天皇が一枚かんでいることは間違いないですね。

お礼日時:2004/07/29 16:28

GHQが天皇を巧みに利用したからでしょう。


天皇を戦犯にして裁いていたらもっと混乱したでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

 天皇という存在の感覚がなくなっているようなので、よく分かりませんが、当時の人は従順なのですねー。

お礼日時:2004/07/29 11:43

あなたがお気づきのように民族性というものがあるのでしょう。

戦前では戦争に協力的であったのが、かなり長かったのであきあきしていたということもありました。アメリカ軍に抵抗するどころか、よく戦争を終わらせて下さったと協力的であったそうですね。中にはわざわざ米軍の戦闘機に乗り込んで爆撃箇所を教えたものがいたようです。他国民から見れば考えられないことで反日のさきがけでした。長いものには巻かれろという卑屈な国民性があるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

 男塾という漫画に、米軍に加担した男に復讐するというような内容がありましたが、本当にあったことなんですね。
 戦後派っていう人たちも終戦間際は意気消沈していたような…そういう話を聞きますが、ただ平穏の生活を欲しているだけの人もいるんですかね、。

お礼日時:2004/07/29 11:41

終戦直後は、軍部に混乱があったようですが、それ以外は聞きませんね。



日本の右翼=国体護持=天皇擁護ですから、
天皇が降伏を受諾したというのを、ラジオで
告知したのに、それに逆らうというのは、まさに
右翼の存在意義が問われることになるような。。。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、。

天皇の言葉で静まるのが右翼ですか。
ありがとうございました。
逆らったら、天皇に逆らったことになるんですね。

お礼日時:2004/07/29 11:38

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