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ケインジアンとマネタリストのトランスミッションメカニズムの違いとは何でしょう?友達に聞かれて自分も気になってしょうがないのです。誰か説明お願いします。

A 回答 (1件)

ケインジアンとマネタリストの間の論争は1960年代に、主として「財政・金融政策の有効性」「フィリップス曲線」「政策の役割」の3点で行われた。


1財政・金融政策の有効性
aケインジアン:不況期における財政政策の有効性を主張
bマネタリスト:フリードマンに代表される新貨幣数量説の論者で金融政策の有効性を主張。
 フリードマンは、産出量の変動が貨幣供給の変動によって説明できることを、実証分析によって明らかにした。
2フィリップス曲線
aケインジアンの初期のモデルにはフィリップス曲線は含まれていなかった。
フィリップス曲線はフィリップスの実証分析(1958年)で曲線が右下がりなら、拡張的財政政策によって、インフレを受け入れるならば、失業率を低下させることができると主張。
bマネタリストは、物価上昇に関する期待を重視し、長期的に曲線は垂直、つまり長期的には失業とインフレ率の間にトレードオフの関係はなく、拡張的財政政策は長期的には失業率を減少させることはできないと主張。
3政策の役割
aケインジアンは、自由裁量政策を支持。
bマネタリストは、自由裁量政策を批判し、貨幣供給量の増加率を一定に保つ政策を主張。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました!!こんなに早く答えが帰ってくるとは・・・。だいぶ難しいことなのですね、経済学は奥が深いです。ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/29 20:18

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