10秒目をつむったら…

台風の衛星画像写真(渦)が天気予報等で見ることができます。
台風は強い低気圧が中心にあって低いところで吸い込まれ、上昇気流で上空まで流れた後、上空では外に向かって放出されます。台風の渦の写真は低空(吸い込まれる方)の雲の様子なのか、それとも上空(外に向かって放出される方)の雲の様子なのでしょうか。
通常、地球の風はコリオリ力を考慮した地衡風的であろうとするのだろうと思います。北半球では進行方向に向かって右が高圧になる傾向だと思います。台風の力学は遠心力とか強い気圧傾度によって修正されるでしょうが、そのような観点から考えるとあの渦はどのように説明されるでしょうか。

A 回答 (3件)

> 台風の渦の写真は低空(吸い込まれる方)の雲の様子なのか


衛星画像には、空気の動きは映りません。
空気によって動いていく雲の動きを見る事になります。
雲は、上昇気流の有る所と、収束している所に出来やすいです。

なので、下層の上昇気流が有り、「吸い込まれ」ている所・つまり収束している所が、雲の動きとして衛生画像に出やすいことになります。

> 上空では外に向かって放出されます
つまり、上空では放出=発散の場、下降気流の場となるわけですね。
このような場の所では雲は消散してしまうので、衛星画像では見えにくい又は見えない対象となります。

> あの渦はどのように説明されるでしょうか
上記で説明に足りますか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。台風の中心から上昇していって上空で外に向かって発散していく空気は雲を形成しにくく、低空で低気圧の中心方向に移動する空気は雲を生じるという説明で納得できます。
低空の空気は海に近いこともあり水を多く含みつつ上昇し、上空の空気は上昇し終えて下降気味に動くわけで上昇中に多くの水を降水によって失っており雲を作りにくいということですね。つまり衛星による台風の写真は低空の雲で台風の中心に移動中のものだという風に理解しました。

お礼日時:2016/10/19 20:50

このPDFに外側壁雲の実験の様子が写真で掲載されています。


https://www.jamstec.go.jp/hpci-sp/event/meso_sg2 …
この下の中にも、画があります。
http://mori-yohsuke.sakura.ne.jp/taihuu_3.htm
こうした画や説明を読むと、高空からの写真(実は画像加工したもの)で何が写っているのかもわかると思います。
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「渦」というより、お書きのようにそもそもは「上昇気流」ですね。

高い海水温度によって引き起こされます。
上昇気流に向かって、地上の空気を周囲から中心に向かって引き込みます。
湿分を含んだ空気が急激に上昇することにより、温度の低下で雲が発生します。

>台風は強い低気圧が中心にあって低いところで吸い込まれ

というより、台風が強い低気圧そのものです。

中心に向かって引き込まれる空気が反時計回りの渦になるのは、お書きのように「北半球でのコリオリの力」によります。「北半球では進行方向に向かって右が高圧になる傾向」とは違います。一種の「自転に伴う慣性力」です。↓ ここの動画が分かりやすいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA …

「台風の渦の写真」が衛星写真のことなら、「低空(吸い込まれる方)の雲の様子」「上空(外に向かって放出される方)の雲の様子」が混在しているものを「上から見たもの」ということでしょう。上に雲があれば下は見えませんよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。低空と上空では事情が逆ということになると思います。今まで何度も衛星画像を見ている台風ですが、その都度、低空だったり上空だったりすることはないだろうと思います。いつもどちらか片方を見ているはずなのですが。そしてどちらかというと上空を見ていると考えた方が自然のように思います。その方が人工衛星に近く遮るものがないわけですから。というとあの渦のような雲は中心から外に向かって吐き出された雲になるのでしょうか。そうすると理解が遠のいていくのですが。例えば台風の危険半円が逆になりそうなのですが。

コリオリ力ですが、その力の源泉は示して頂いたとおりだと思います。ただ、覚えるとき(丸暗記)は北半球では進行方向からみて右に向くように作用するという理解でいいでしょうか。また、その力のために北半球では高圧部が右になるように風が流れるということですが。

お礼日時:2016/10/18 22:12

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