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 私は独学で宗教を勉強しているのですが、インターネットで検索調べても解けない謎があります。タイトルのとおりです。
 キリストはユダヤ人でずーっとユダヤ教徒であり、弟子たちがキリスト教徒にまとめていったというようなことを読みました。

 同じくユダヤ教キリスト教から別れてきた、イスラム教。その創始者であるムハンマドはもともとは何教徒だったのでしょうか?
 ムハンマドについてもいろいろ文章を漁ってみましたが…メッカ郊外のヒラー山で瞑想をしていたら、天使に掲示されたなど…同じような事ばかり書かれているだけです。
 ムハンマドはクライシュ族でとか、家族構成と人生みたいな資料はあるのですが、ムハンマドがどのようにしてイスラム教徒の構想を練っていったのかが知りたいのです。
 詳しく知っている方がいましたら、お頼み申し上げます。また、それ以外に何か間違った箇所や、付加しておいたほうがいい知識がありましたらよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

直接の回答にはなりませんが。



当時、ムハンマドの時代のアラブ人の宗教は多神教と偶像崇拝が盛んであったと思います。
そのため、アッラーの啓示を受けたムハンマドは、これらの宗教が人々の精神の堕落を招いていると考え、これを鋭く排撃する厳格な一神教であるイスラム教をとなえたのです。

ですから、#1さんの「中東地域は古くから一神教の盛んな地域」というのはここでは当てはまらないとお思います。
しかし、彼が一神教をとなえる要因になった一つに、#1さんのおっしゃった一神教団である「ハニーフ」の影響が強かったと想像します。
(二ハーフに付いては初めて聞きました、私もとても参考になりました^^)

この回答への補足

そういえば、漫画だと、銅像などをぶちこわしている場面なんかがよく見かけられますが…。多神教の堕落さでもムハンマドは見ていたのでしょうかね、。

補足日時:2004/08/01 20:13
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この回答へのお礼

 一神教に強く縛られた方が、宗教としては力を持つんでしょうかね、。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 20:13

中東地域は古くから一神教の盛んな地域でした。

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は、いずれも「中東の一神教」と総称される諸宗教と同じ土壌から発生したものです。イスラム以前においても、中東地域には伝統的な一神教が行われていました。啓示を受ける以前のムハンマドも例外ではなく、当時存在したイスラム以前の一神教団である「ハニーフ」の信者であったと伝えられています。一方、コーランによると、彼の宗教は「ミッラー・イブラヒーム(イブラヒームの宗教)」であったともされています。

ハニーフの語源には諸説ありますが、「純正な教えに従う者」と解する論者が多いようです。純正な教えとは、純正な一神教、つまり、中東の一神教の創始者であるアブラハムの宗教を指しており、アブラハムはイブラヒームとも呼ばれることから、上記二つの伝承は結局同一の宗教、中東の伝統的一神教を指していることになります。

イスラムの立場からすれば、イブラヒームはモーゼ(ユダヤ教)やイエス(キリスト教)の先人であり、ムハンマドは後発の宗教を経由することなく先人の教え(ハニーフ)を正しく継承・発展させた預言者である、ということになります。
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この回答へのお礼

 一神教の土壌はあったわけですね。そこから普く人々へ広まっていったのでしょうか。

ありがとうございました。もうすこし勉強して行こうと思います。

お礼日時:2004/08/01 20:11

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