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グロータルストップとストップTの使い分けはどうすればいいんでしょうか?
例えばnot is it をグロータルストップで発音すれば、no,izit
ストップTを使えばリエゾンしてno,nizit
となります。youtubeで色んなネイティブの発音を聞いても2通りの人が
いるようなのですが、特に決まりはないのでしょうか?

A 回答 (1件)

/t/ にはいろいろに発音されますが、どのような音になるかは、


1.方言による違い
2.個人差
3./t/ の位置
など、様々な要因で決まります。

たとえば、
that table
の二つの /t/ ですが、
左側の /t/(that の /t/)は
(1)舌は歯茎につけるが、その状態を維持
(2)いったん破裂させてから、また舌を歯茎につけて、再び破裂
(3)声門閉鎖
(4)声門閉鎖と(1)の発音を同時に行う
というバリエーションがあります。

(1)を使う話者が最も多いとはいえ、(3)(4)がいけないわけでもなく、また聞き分けはほとんど不可能です。
ゆっくり丁寧に発音したければ(2)でしょう。



That is であれば、
(1)/t/ が破裂音として実現
(2)弾き音として、「リ」のように発音
(3)声門閉鎖
(4)声門閉鎖と(1)を同時に行う

一般にアメリカなら(2)、イギリスなら(3)といわれますが、それほど単純ではありません。



want it では、want の /t/ は
(1)/t/ が破裂音として実現
(2)鼻音として、「ウォニット」のように発音
(3)声門閉鎖
(4)声門閉鎖と(1)を同時に行う

これも、一般にアメリカなら(2)、イギリスなら(3)といわれますが、それほど単純ではありません。


ひとつのルールにこだわるよりも、気分によって使い分けるくらいの気持ちでいた方がいいでしょう。



ちなみに、リエゾンというのはある語を単独で発音したときには母音で終わるのに、次の語が母音で始まるとき、母音と母音が連続するのがいやで、子音を入れることです。
例えば、raw egg は普通は「ローエッグ」ですが、r を挟んで「raw regg ローレッグ」と発音されることがあります。
これがリエゾンです。
now I を [nauwai] と [w] を挿入すれば、これもリエゾンです。

that is を tha.tis のように発音するのは「再音節化」resyllbication、フランス語風にいうなら「enchaînement アンシェヌマン」でしょうね。
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