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回路図
http://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio0039.jpg

発振周波数の式や増幅度が29倍以上必要といったことは分かったのですが、
なぜR1>>Rである必要があるのでしょうか?
また、R3はオフセット電圧を調整するためR1とR2の並列合成抵抗値を選ぶとあるのですが、
なぜ並列合成抵抗値となるのでしょうか?

A 回答 (3件)

> なぜR1>>Rである必要があるのでしょうか?



 3段のCR移相回路の3段目のRとR1は交流的に見ると並列に接続されています。(R1のアンプの入力側は交流的には0電位)この為3段目の移相回路の抵抗はR1とRの並列になってしまいます。だからR1>>Rという条件が必要です。
 3段目の移相回路の抵抗をこの並列抵抗になる事を見越して抵抗値を選ぶならR1>>Rという条件は必要ありません。

> R3はオフセット電圧を調整するためR1とR2の並列合成抵抗値を選ぶとあるのですが

 オペアンプの入力には微小なオフセット電流が流れています。この電流が入力に挿入した抵抗に電圧を発生させてしまいます。という事は入力端子間にオフセット電圧を発生させてしまいます。オフセット電流は反転、非反転の各入力でほぼ同じ値になる為、挿入する抵抗の値を同じにすると、このオフセット電圧を小さくする事が出来ます。
 この為にオフセット電圧を小さくするには、アンプの入力の直流インピーダンス(抵抗)を揃えてやれば良いのです。つまりR1>>RなのでR3≒R1//Rとなります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
よく分かりました。

お礼日時:2004/08/06 21:50

No.1です。

失礼しました。補足します。
確かに入力は無限大、出力はゼロです。
この回路は負帰還がかかっています。
R1⇒-端子に向かった電流はそのままR2⇒OUTに流れ込みます。しかし、-端子は、+端子と同電位で変化しません。つまり、見かけ上-端子は接地されていて(+端子と同電位)、0オーム等価ということです。
+端子を入力とした負帰還回路では、+端子は無限大に見えます。
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この回答へのお礼

補足説明有難うございました。

お礼日時:2004/08/06 21:50

>なぜR1>>Rである必要があるのでしょうか?


⇒OPAMPの入力は0オーム等価なので、R1の値が、CR時定数に影響を与えない範囲ということでしょう。

>R3はオフセット電圧を調整するためR1とR2の並列合成抵抗値を選ぶとあるのですが、
⇒オフセット電圧を調整するということは、+と-端子から見た外部インピーダンスを等しくということです。
R1>>RなのでRは無視し、-端子から見ると、それはR1//R2だということでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。

>OPAMPの入力は0オーム等価なので、R1の値が、CR時定数に影響を与えない範囲ということでしょう。
オペアンプの出力インピーダンスが0で、入力インピーダンスは∞ではないのですか?
よろしければ、もう少し詳しくこちらの説明をして頂けないでしょうか?

お礼日時:2004/08/06 17:11

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