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李氏朝鮮時代、識字率が低くて一般庶民はハングルが読めず、だから来朝したキリスト教宣教師たちが聖書をハングルでつくって、朝鮮人庶民にハングルを教えた、としばしば聞きますが、具体的な典拠や記録はあるんですか?
イサベラバードの「朝鮮紀行」を読むと、
李氏朝鮮時代の朝鮮人男性は無学な被差別階級の白丁みたいな人でもハングルの読み書きはできたみたいです。
I observed, however, that a great many men of the lower orders on the river were able to read their own script. (p. 79)

女性の識字率については、同じIsabella Lucy Birdの『朝鮮紀行』に0.2パーセントという推定値が書かれています。

There are no native schools for girls, and though women of the upper classes learn to read the native script, the number of Korean women who can read is estimated at two in a thousand. (p. 342)
つまり、李氏朝鮮時代の朝鮮人は、男性は日本の寺子屋に当たる書堂などでハングルを学んでいたのでハングルの読み書きができた、一方朝鮮人女性はハングルの読み書きができない人が多く、女性に限定すると識字率が低かったということだと現時点では考えています。

バードの記録以外で、識字率がゼロに近い朝鮮人庶民へキリスト教宣教師たちがハングルを教えたという典拠や記録があるなら教えてください。

A 回答 (1件)

ハングルは1446年に「世宗大王」が作り、「庶民」の為、難しい漢文よりハングルを広げようとしましたが、当時の「両班」が公文書には使えないと放置していました。

 その後、1897年日本の小倉昇平氏が「朝鮮語、ハングル学史」で漢文教育主体で90%以上が文字の読めない韓国(朝鮮)の人達の教育に使いだして、1913年、日本統治下の韓国(朝鮮)において本格的に小倉昇平、金沢昇一郎博士によるハングル教育が始まりました。  韓国(朝鮮)のハングルの普及は、日本人言語学者と教育学者を中心とする専門家の努力によるものです。 キリスト教宣教師がハングルを教えたという話は聞いたことがありません。
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