プロが教えるわが家の防犯対策術!

プリメインアンプ4台と,アンプセレクターとスピーカーセレクター計4台をいろいろ工夫して8セットのスピーカーにつないで音の比較を楽しんでいます。スピーカーのインピーダンスには注意しており,アンプの能力を越えないよう,4Ωや6Ωのスピーカーと8Ωのスピーカーを同時には鳴らさないようにしています。そこで,以下のことについて,オーディオに詳しい人の意見やアドバイスをお聞きしたい。
 多くのアンプセレクターやスピーカーセレクターを複雑につなぐことに問題はないですか?
 いろいろとつなぐほど,音は悪くなるものですか?
 聴き比べをする時の操作は,その都度,アンプのボリュームを下げるべきですか?
 その他,注意することなどがあれば教えてください。

A 回答 (5件)

No.2です。

ちょっと補足。

>「劣化」ではなく「変わる」ということです。それが「良い方向」か「悪い方向」かは聞いて判断するしかありません。

とは書きましたが、「接点が増える」という点に関しては、概ね「悪くなることはあっても、良くなることはない」ということです。
「聞いて判断する」のは「スピーカーケーブルを交換したり、引き回しを変える」場合のことだとお考え下さい。
従って、通常は「接点」や「ケーブル引き回し」は最小限にすることが原則です。あとは、「スピーカーやアンプの切替え」という利便性とのトレードオフで、どこまでを許容するかです。許容レベルは各自によって違います。

>スピーカへの過渡的な電流を防止するだけでなく

よく「よほどの大音量でない限り問題ない」という方もいますが、下記のように「電圧をステップ状に変えたら、その何倍ものオーバーシュートが発生する可能性がある」というのは、電気や電子回路をかじった人には常識です。「過渡状態」とは「何もコントロールされていない状態」ということですから、最悪何が起こるかは予測できなということです。
「アンプ」側にも、「スピーカー」側にも、何が起こるか分かりません。「ボリュームをゼロ」にしておけば、「ステップ状の変化」自体を起こさずに済みます。
↓ 「ステップ入力]に対する応答の例
http://www.irs-japan.com/?p=541

こういった「電気的な過渡状態の回避」に加えて、そういった「過渡状態が発する耳に対するノイズ」の回避が、オーディオを扱う者の「たしなみ」だと信じています。
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この回答へのお礼

親切に補足回答まで寄せていただきありがとうございました。素人の私にとってとてもわかりやすい説得力ある回答でした。興味本位でスピーカーやアンプによる聴き比べに夢中になっていましたが,貴方からの丁寧な回答で,つくづく,ほどほどにしないといけないと思いました。「教えて! goo」で貴方のような方から誠意ある,またオーディオを愛する方から回答をいただき本当によかったです。「オーディオを扱う者のたしなみ」という言葉が胸を打ち心に強く残りました。オーディオを楽しむ者としてのいろいろな「たしなみ」を忘れず,オーディオ余生を楽しみたいと思います。気持ちのこもった素晴らしい回答をいただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/12/30 19:26

おはようございます。

やはり、セレクターを入れると、接点とケーブルが増えて音質が低下します。それと膨大な接点は、定期的(出来れば半年に一回)な、クリーニングが必要です。厄介ですね。
従って、セレクターは必要悪です。
あと、機器比べする時には、アンプのボリュームは絞った方が良いです。
アンプや、スピーカーを傷める可能性があります。
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この回答へのお礼

注意点をよく分かるように教えていただきありがとうございました。セレクターを使っての聴き比べは,ほどほどにすることにしました。

お礼日時:2016/12/30 19:18

複雑に繋ぐ件、


以前の質問への回答で私はこのようなことを書きました。
~アンプからセレクター間に多数のスピーカーケーブルが入り込むので
遊眠中のケーブルが抵抗成分となり音質劣化します~
このことから推測可能な事項のです。

ボリュームを下げる件は他の回答者から
~切替えは、保護とは関係なくボリュームを最低に下げて行うのは当然のたしなみでしょう~
との回答がありました。
にもかかわらずこのような質問は一体何でしょうね?
再確認しないと理解しきれないのでしょうか?

機器の切り替えで音質の変化が楽しくて仕方がないご様子です。
音質重視ならアンプとスピーカーは1:1で使うべきであり
不必要な接点は極力省くべき、外付けセレクターなどもっての外だと
こちらがどんなに主張しても馬の耳に念仏ですからね。
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この回答へのお礼

音質重視と,聴き比べ,どちらもあっていいのではないですか?聴き比べてはじめて音質の良しあしに気づくのではないですか。そして,最もその音楽のジャンルに適したアンプとスピーカーを見つけて,1対1で使えばいいのではないですか。そこまでくると,当然,外付けセレクターは不要になります。多くの方からとても役に立つ回答をいただき,今後のオーディオ生活に活かすことができそうです。

お礼日時:2016/12/28 00:35

>多くのアンプセレクターやスピーカーセレクターを複雑につなぐことに問題はないですか?



アンプの出力が「ショート」や「複数のスピーカの並列接続」にならないように注意すれば実際上の問題はないと思います。いったん「オープン」を経由して切り替わるようなセレクターであれば大丈夫と思います。

>いろいろとつなぐほど,音は悪くなるものですか?

スピーカーケーブルを交換したり、引き回しを変えると音は変化します。
ということで、スピーカケーブルの途中に「セレクタの配線」が入ることで、微妙に音は変わると思います。
「劣化」ではなく「変わる」ということです。それが「良い方向」か「悪い方向」かは聞いて判断するしかありません。

>聴き比べをする時の操作は,その都度,アンプのボリュームを下げるべきですか?

スピーカへの過渡的な電流を防止するだけでなく、切り替え時のノイズは「音楽を良い音で聴く」という観点からは許容できないと思います。その意味で「ボリュームを下げる」のは当然でしょう。
その「ブツッ」「ガリ」というノイズを許容する人に、「良い音」など論じてほしくはありません。

>その他,注意することなどがあれば教えてください。

いずれも、理論上、スペック上の話だけで判断するのではなく、自分の耳で判断することが大事だと思います。
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この回答へのお礼

ていねいな回答を寄せていただき,ありがとうございました。『特に,「劣化」ではなく「変わる」ということです。それが「良い方向」か「悪い方向」かは聞いて判断するしかありません。』との箇所に,音楽はそもそも自分の耳で聴き判断するべきものという大原則をあらためて認識しました。音楽をこよなく愛する方からの心温まるアドバイスとして受け止めました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/12/27 08:57

家で使っている限りなら、2Ωでもアンプの限界を超える出力になることはないと思うので、そこはあまり心配しなくても大丈夫だと思います。



一番心配なのは、アンプセレクターで、これが切り替えの時に2つのアンプが同時につながった状態になったりしないかどうか、でしょう。電源が入っていなくてもアンプを2つ同時につなげて、その状態で音を出すとアンプが壊れる危険性があるのは、ご存知のとおりです。(他の人へ念のため)

でもまぁ音が出てない状態というならスピーカーケーブルへの出力もない状態ですので、問題ないといえば無いでしょうか。質問にあるボリュームは、音が出てない状態なら下げても下げなくても同じです。

音は、間に色々あると、やはり変わってくると思います。スピーカーコードセレクターは持っていないので経験はないのですが、ラインコードセレクターでは劣化を確認しています。またスピーカーコードでも音が変わることを確認しています。ラインコードセレクターの使用はスピーカーコードの変更ほどは違わなかったと思いますので、スピーカーコードセレクターでも、その違いはあまり大きくないと思います。
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この回答へのお礼

心配いただいた二つのアンプが同時につながって状態になることはありません。セレクターのシステム上,それができないようになっています。ご心配いただき,ありがとうございました。様々なセレクターにおける音の違いを教えていただきありがとうございました。私も注意して聴いてみます。なお,音が鳴っている状態でセレクターの切り換えはしない方がいいと理解させていただきました。

お礼日時:2016/12/26 11:05

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