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プラナリアが再生するのは分かるのですが、
あれは、増殖になるのではないでしょか?
例えば、真ん中あたりで、
プラナリアを切断するとします。
すると、頭からは体が、体からは頭が出てくるわけですよね?
1匹から2匹になったという事で、
再生ではなく増殖だと思うのですが。
教えてクダサイ。

A 回答 (2件)

まず、増殖という言葉についてですが、増殖とは生物学用語で、“細胞が成長・分裂を繰り返して、その数を増加すること”(三省堂 生物小事典より)です。


また、再生は、“生物体の一部が失われたとき、その部分を補う現象”(三省堂 生物小事典より)のことです。
プラナリアの切断は、人間が故意に与えた障害によってプラナリアが“再生”することではあっても、プラナリアが自身で増えた(=“増殖”した)わけではありません。ただ、プラナリア自身、確かに切れることによって数を増やします。(有性化して、卵で増えることもできます。)ある大きさ(1.5cmくらい)になると自ら切れて、”増殖”を行うわけです。
まとめると、プラナリアの切断の理由(外部からの障害か、自身の意志か)によって、増殖、再生と使い分けると考えると分かりやすいかと思います。
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確かに結果的には同じようなものでしょう。

しかし,#1さんご指摘のように,自ら分裂する場合と切断された場合では少し状況が違います。

切断された場合には,切断面の再生芽に「万能細胞」(未分化の細胞)が集まりそこから再生が始まります。ヒトも例えば指を怪我をすると,傷口が盛り上がってきます。あれも一種の再生芽です。残念ながら指一歩を再生は出来ませんが…

分裂する場合には,万能細胞の移動はあるようですが,再生芽は出来ずに,ほとんど決まった場所にくびれが出来,そこからちぎれるように分裂します。ですから再生と分裂は生物的には異なった現象です。

分裂は,夏場の水温が15℃程で環境がよい場合に行われるようです。水温が下がりますと有性生殖に生殖体制を変換するウズムシ(プラナリア)もいます。ウズムシは永く研究材料とされてきましたが,未だ解っていないことだらけです。
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