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わが家の周辺でも超高層マンションの建設ラッシュが始まっており興味をもって見ています。
そこで気になっていることがありますので質問してみました。
まず、建て方は次の手順で進められているようです。
1.まず3階分ほどの足場を上に延ばす。
2.長さ数メートルくらいに加工された外壁部分をクレーンで吊り下げて周りを囲む。
3.外壁をぐるっと囲んだらサッシをつけて内部の工事をする
4.これを繰り返して上の階に延ばしていくようです。
これってブロックをただ積んでいるだけの作業ですよね？
超高層マンションって、ミリ単位かそれ以上に精度を高めて建築しないと傾くよね？
この工法のなかでどうやって精度を高めているのかとても気になります。
どなたか、ご存じの方、教えてください。
No.2ベストアンサー
- 回答日時：
垂直度は、軸組をレーザー測量する事によりわかりますよ。
外壁は、質問文にあるようなパネル（押し出し成型板、ALCなど）の場合は、耐震壁ではありません。（垂直度は、きちんと測定していないと、外壁ががたがたになるので、きちんと測定しています）
床板も、型枠（多くは、デッキプレートなどの捨て型枠）の水平度は測定しています。
昔に比べれば、測定技術は向上しています。
事務所ビルなどで、外壁がガラスだけで構成されたカーテンウォールになっている建物を見てみると、サッシの垂直度がわかります。
施工精度が良い場合は、きちんと鏡のようにゆがみなく、外の風景が映っているのがわかると思います。（施工精度が低い場合は、映った像が、がたがたになります）
どちらにしろ、地震がくれば、建物は傾きます。（地盤が、元に戻れば、建物は元の位置に戻ります）
その場合も倒壊しないように、構造計算されています。（基礎自体が破壊されるような強い地震の時は、当然倒壊はしますけどね）
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No.5
- 回答日時：
>水平度や垂直度ではなく位置そのもの（緯度経度）はどのように管理設計されているのですか？
>つまり、この柱の、このカドの位置は東経xx、北緯xxであると設計されていて施工者はそれに合わせるように施工しているのですか？
そこまでは管理していないでしょう。あくまでも、配置基準に基づいて敷地に対して建物をどう(どの位置に)配置するかと言ったことで、
経度・緯度でプラス・マイナスは行っていないと思います。
あくまで敷地が基準で、当然水平、垂直に建てて行く事が前提となるでしょう。もっとも、位置というのは基礎工事を行う際に確定される
物で、その基礎を基準として建築は行われます。
もちろん、基準点(BMベンチマーク)は定めます。
>もしそうだとして、高層マンションで上に延ばしている途中で大きな地震がきて地盤が数ミリずれてしまった場合、それ以降はどこに基準をとるのですか？
基準点は、建築前に定められます。それを基に建物が配置されますが、万が一大規模な震災等があった場合、それらの計測は行われ
今後、どう合わせて行くかは協議・検討となるでしょう。その場合、現況での数値変更にとどまるでしょう。
『そんなことで』いちいち作り直しはしませんから。
もちろん、垂直の測定も行われるでしょう。この場合は、その部位の修正(作り直し)は発生するかも知れません。
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No.4
- 回答日時：
レーザーやトランシットによる光学測量はきちんと行ってます。
躯体は鉄骨ですがこれも昔と違いコンピュータ制御の加工機で
加工精度を上げています。現場での組み立てはやはり水平度はレーザーレベルで
垂直度はトランシットやレーザー測距で精度確保しています。
尚、カーテンウォールの鏡像ですがいくらサッシそのものの精度をあげても
綺麗には映らず、ガラス嵌めるときに外部から見ながら鏡像合わせを行います。
だいぶ昔ですがこれをせずに組んだビル壁面が巨大な凹面鏡の作用となり
道路向かいのビルに被害を出したことがありました。
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みなさんから頂いた回答で水平方向と垂直方向の精度だしについては大変よく理解できました。
ここで新たな疑問が出てきました。
水平度や垂直度ではなく位置そのもの（緯度経度）はどのように管理設計されているのですか？
つまり、この柱の、このカドの位置は東経xx、北緯xxであると設計されていて施工者はそれに合わせるように施工しているのですか？
もしそうだとして、高層マンションで上に延ばしている途中で大きな地震がきて地盤が数ミリずれてしまった場合、それ以降はどこに基準をとるのですか？