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開錠と解錠の使い分け?

A 回答 (2件)

法律では、本来の方法によらないで錠を開けることを「特殊開錠」と規定しています。



「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」(平成15年法律第65号)
(定義)
第二条
この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 建物錠 住宅の玄関その他建物の出入口の戸の施錠の用に供する目的で製作される錠をいう。
二 特殊開錠用具 ピッキング用具(錠に用いられるシリンダーをかぎを用いることなく、かつ、破壊することなく回転させるための器具をいう。)その他の専ら特殊開錠(施錠された状態にある錠を本来の方法によらないで開くことをいう。以下同じ。)を行うための器具であって、建物錠を開くことに用いられるものとして政令で定めるものをいう。


国語辞典では、解釈が違っているものがあります。

『新明解国語辞典 第七版』(三省堂)
かい‐じょう 【解錠】
かけてあった鍵(カギ)をあけること。⇔施錠 [表記] 開錠とも書く。
(「開錠」の項目なし)

『三省堂国語辞典 第七版』(三省堂)
かいじょう [解錠]
しまっている錠をあけること。〔法律では、こじあける場合もふくめて「開錠」と言う〕(⇔施錠(せじょう))
(「開錠」の項目なし)

『現代国語例解辞典 第五版』(小学館 )
[かい‐じょう 開錠・解錠]
しまっている錠や鍵をあけること。⇔施錠。
▽鍵や暗証番号などを用いてあける場合は「開錠」、道具などを用いてあける場合は「解錠」と区別することもある。

『岩波国語辞典 第七版』(岩波書店)
(「解錠」「開錠」の項目なし)

『広辞苑 第五版』
(「解錠」「開錠」の項目なし)(第六版は未確認)

『大辞林 第三版』
かいじょう【解錠】
かけてある錠をあけること。

『大辞林 第三版』
かいじょう【開錠】
(1)閉まっている鍵を開けること。⇔施錠
(2)電子的な暗号によって保護されている機能を、解除させる暗号によって使用できるようにすること。

『デジタル大辞泉』
かい‐じょう 【解錠】
鍵のかかっている錠を、合い鍵、不正な工具などを使って壊さずに開けること。

『デジタル大辞泉』
かい‐じょう 【開錠】
(1)鍵のかかっている錠を、破壊することを含めて何らかの方法で開けること。⇔施錠。
(2)電子的な暗号で施錠されてアクセスできないようになっているコンピューターやサーバー、システムなどに、電子的な鍵を用いてアクセスできるようにすること。⇔施錠。


『記者ハンドブック 新聞用字用語集 第13版』(共同通信社)
かいじょう 解錠〔法律用語には開錠もある〕

(時事通信社、朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、NHKの用字用語集には「解錠」「開錠」の項目なし)
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開けるは手段問わず開けること。

破壊でもキー使ってでも。
解くは正式な手段で開けること。キーだ番号合わせるだで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/01/28 20:32

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