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複素数が好きな方!!

複素数のおもしろさについて教えて下さい!!

A 回答 (5件)

1の3乗根って、3つあるんですよね。


・1
・(-1+√3i)/2
・(-1-√3i)/2
これらは全部、3回同じものを掛けると1になります。
次に、これらの根の実数部分xと虚数部分yをXY座標系にプロットしてみましょう。
すると、
・(1, 0)
・(-1/2, √3i/2)
・(-1/2, -√3i/2)
の3点になりますね。
すると、これら3点は、原点中心で半径1の円を描いたとき、、座標(1,0)のところを始点にして、反時計回りに、
・0周
・3分の1周
・3分の2周
のところにあるんですよね。
あら不思議。

次に、1の4乗根は
・1
・i
・-1
・-i
の4つ。
これもプロット
・(1, 0)
・(0, 1)
・(-1, 0)
・(0, -1)
これらは、原点中心で半径1の円を描いたとき、(1,0)を始点として反時計回りに、
・0周
・4分の1周
・4分の2周
・4分の3周
のところにあります。
あら不思議。

同様のことが5乗根、6乗根・・・でも言えます。
1のn乗根は、図解で求めることが出来る、とも言えます。
(現に私は1の3乗根は、図解で覚えています。)

このことを初めて知ったとき、複素数の面白さに取り付かれたものです。




さて、これらが何を意味しているかと言うと、
絶対値1の複素数は、必ず半径1の円周上にあるということ、
(1のn乗根の絶対値は1なので、半径1の円周上にきます。)
また、絶対値1の複素数同士を掛け算すると、半径1の円周上をぐるぐる回るということです。
例えば「3分の2周」の3乗は3分の6周、すなわち、2周=0周と同じこと=(1,0)の場所


なお、以上のことを、X-Y座標でなく、r-θ座標で考えれば、オイラーの公式の概念につながります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

参考になりました!

お礼日時:2004/08/20 04:49

こういうのはいかがでしょう?



3次方程式x^3-6x-4=0をカルダノの解の公式でとくと、3つの解は
  x = -3root(-2+2i)-3root(-2-2i)
  x = -ω3root(-2+2i)-ω^23root(-2-2i)
  x = -ω^23root(-2+2i)-ω3root(-2-2i)
となる。但し、3root(a)はaの3乗根を意味し、ωは1の3乗根=(-1+root(3)i)/2であるとする。これらの解を整理するには、-2±2iの3乗根求めなければならないが、これを求めると
  3root(-2+2i)=1+i
  3root(-2-2i)=1-i
となり、各々の解は
  x = -2
  x = 1+root(3)
  x = 1-root(3)
と実数解となる。

上は、実数解のみを持つ3次方程式も、途中で複素数を経由しなければ解の公式で解が求まらない例となっています。これは、方程式を解く上で実数から複素数への数の世界の拡大が必然性を持ったものであることを示していると言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

参考になりました

お礼日時:2004/08/20 04:55

いろいろありますが、分かりやすい御利益は、


実数の範囲では絶対に求められない定積分が求まること、かな。

例:∫[0,∞]sin(x^2)dx、∫[0,∞]sin(x)/xdxなど
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

参考になりました

お礼日時:2004/08/20 04:51

うーん、複素数は実数でないところ、実軸とは違う次元のものってことかなぁ。



だってさ、二乗して負になるなんて素晴らしいと思いませんか?
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この回答へのお礼

参考になりました☆

ありがとうございました

お礼日時:2004/08/19 02:08

オイラーの公式からかなぁ


例えば微分方程式の解を求める際に、実数方程式を複素数方程式に直して計算を簡略化したり…
実際には存在しない数を定義することによって新たな概念が生まれる、というのが複素数の醍醐味だと思いますが
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

参考になりました

お礼日時:2004/08/19 02:07

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