No.11
- 回答日時:
こんにちは。
宇宙は 経験世界です。
経験世界は 相対的で有限だと相場が決まっています。うつろいゆ
かざるを得ない。
仮りに始めもなければ終わりもなく存在しつづけるとした場合にも
それは 有限・相対の世界として《限りがない》ということです。
無限大がそうです。つねに そのあたいに 一を足すことができる
恰好ですから。
この有限なる経験世界として・その中において ものごとは 有っ
たり無かったりしています。
つまり 有る・無いは 相対的なものごとについて言う概念です。
この経験世界を超えたところを言葉で言ってみたいのなら 絶対・
無限なる場を想定することです。
そこは 有無を超えています。因果関係から自由です。
生死を超えています。善悪の彼岸だと言われます。
要するに相対世界を超えているわけです。
ウソ・ホントウを超えているので 仮りに真理とも呼ぶことにし
ているようです。
有限・無限(可能無限)という相対を超えた真無限が 真理のこ
とです。
★ 一神教ドグマ
☆ は 普遍神なる神の想定のもとに それとして含まれます。
ただし ドグマは 普遍神につけ添えたカザリです。
★ 般若心経
☆ は 普遍神を呼ぶにあたって 《からっぽ(空・シューニ
ャター)》と見てそう名づけました。
つまり 無い神のことです。
ただし 無い神も神(普遍神)ですから 経験世界を超えてい
ます。超えているだけであって 否定しているわけではない。
だから 色即是空――《色》とは経験事象という意味です――
と言ったあとに つねに空即是色ととなえて《相対的な いま
・ここ〔なるわれ〕》に戻って来ています。
つまり 有る無しを超えた場を 無し(=空っぽ)という言葉
で表わした。《無し》という言葉を仮りに用いたのであって
否定したわけではない。
★ 哲学のステージ
☆ は こと神(真理)にかんしてなら つねにその場で成就
するというかたちになっています。
それが 即身成仏とか即得往生とかと言われました。頓悟しか
ないわけです。相対世界における認識とは別だからです。
相対世界・経験世界についての認識は 一つひとつ個別のもの
をめぐっておこなわれ 段階を追って すすめられます。
われわれ人間が そういう時間的な存在だからです。
No.10
- 回答日時:
#5の者です。
>人間の観測能力は有限であるということ。
人間の認識の有限さによって、不確定性原理による確率的
実体が、存在的有限性に転化する=意識の中にのみ存在的
宇宙はあり得る事が明らかになっています。
「意識とは独立した外的存在」は根拠を持ちません。
No.8
- 回答日時:
1.2.は、どうでも・・・・と思いますが、
3.は、違和感。
「宇宙は無限であると認識する人 → 真理を探求する人」は、
理解できません。
有限の命しか持たない人間が、「無限」と認識することは、
「自分の守備範囲外」と認めるのと同じ。
要するに「ギブアップ」を意味する。
それは、「突き放し」であり、「諦め」を意味します。
そんな認識を「 真理を探求する人」と定義出来るとは
思えない。
「無限」とは、「限りない」と言う意味でしょう?
有限の生命の人間が、持って良い概念ではない。
70年だ、80年だ、90年だ、100年だ?
それを超えれば、「無限」?
まさか。
ではなぜ無限という言葉が存在するのですか。
無限という言葉を生み出したのは有限なる人間である。
有限なる人間が無限という概念を生み出したのです。
>有限の命しか持たない人間が、「無限」と認識することは、
「自分の守備範囲外」と認めるのと同じ。
一度ゲオルグ・カントールの素朴集合論を学んでみると良い。
そこに途方もなく厳密に無限を議論している人間精神の偉大さを発見するでしょう。
No.7
- 回答日時:
感覚タイプ、直観タイプ、思考タイプ、感情タイプの四つがあると言うな。
宇宙なんてもんは無限に決まってる。いや、無限という概念ではとても言い表すことはできない。
ところでお釈迦さんはこう言ってたな。
宇宙の果てがどうなっているかなんて語るに値しない。知り得もしないことに人生の時間を割くな。もっと大事なことがあるだろ?お前たちには。
人間には知的好奇心や探究心があるから世界のことがどうしても気になる。宇宙の事が気になる。どうなってるのか知りたいと思う。でも、人は死んでしまう。人生は短い。そんな中で、何が大切か考えたら、無限の宇宙の事の事を知ろうと頑張ることは、そんなに大切じゃない。それは面白いかもしれないが、大切な事でない。俺はそう思うよ。
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