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エーテルによって抽出される成分はどんな成分がありますか?
また、抽出されにくい成分は何がありますか?
理由も含めて教えて頂けると嬉しいです。

A 回答 (1件)

一瞬罵ろうかと思いましたが、爺が腹を立てても仕方が無いので真面目に答えます。

専門家だから。エーテル、通常はジエチルエーテルを指しますが、ほんの少し極性を持ち、専ら無極性の物質で、沸点が、34.6℃と低いため専ら極性の低い化合物の抽出に使われます。あなたはここが出発点。莫大な種類の化合物が抽出されるので、それを羅列するなど出来るはずが無い、で罵ろうと思った。でどんな物質の抽出に向くか、あるいはどんな反応の溶媒として用いられるかになりますが、植物・動物中の脂質が最も良く溶け抽出されてくる。また水にはほとんど溶けないのでイオン性で分子量の小さい化合物は溶けないと言って良いでしょう。反応溶媒に良く使われる理由は、この様に性格がはっきりしており、水との二相反応を行なったり、エーテル中で反応を行った後、水相へ反応溶液を開けて良く振盪すると親水性化合物から別ける効率が高いからです。疎水性が高く極性が全く無いヘキサンやその他の脂肪族化合物はエーテルと比べると有機物を溶かす能力が劣るので、乾燥生物体からの無極性化合物の抽出以外ほとんど使えません。
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