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β‐カロテン
フェオフィチン‐a
フェオフィチン‐b
クロロフィル‐α
の極性が上から順に大きいということを知りましたが
これらの物質の構造のどの部分がこのような結果にしたのでしょうか。

また、いろいろな化学物質の極性を調べられるサイトなどがありましたら教えて下さい。

初歩的な質問ですみません・

A 回答 (2件)

極性の定量化の手法の一つに溶解性パラメーター、または溶解パラメーター(SP値)というものが


あります。
詳しくは、https://ja.wikipedia.org/wiki/溶解パラメーターを参照してください。
通常は、実験により測定値を求めますが、簡単な計算式で推測する方法も数多く提案されています。
その中で、Fedorsの方法は化学式さえ判れば、計算することが可能です。
(他の方法だと密度のデータを求まられたりします。)
http://www.diced.jp/~KAZU/sp1.htm
https://www.pirika.com/JP/TCPE/SP-Fed-JAVA.html

SP値は非常に古い考え方で、これで全てが説明できる訳ではありませんが、利用価値はあると思います。
基本的には、凝集エネルギー密度が高いほど、極性が高いという考え方に則っていると思います。

構造的(SP値的)には、極性の大きさはクロロフィル‐α>フェオフィチン‐b>
フェオフィチン‐a>β‐カロテンの順であり、β‐カロテンの極性が最も小さいように感じます。

展開溶媒:石油エーテル/アセトン=65/35(容積比)を用いた、クロマとで
Rf値がクロロフィル‐α<フェオフィチン‐b<フェオフィチン‐a<β‐カロテンの順です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

どちらが大きいか?は別としても極性の順番は、この通りです。
石油エーテルは非極性、アセトンは極性溶媒、その混合物が極性の高いものを移動させるのか?
極性の低いものを移動させるのか?ですね。

http://search.yahoo.co.jp/r/FOR=wwx4kEdV3iiDoL5d …

によると液クロで、極性の強いものほど早く移動するとの記述があり、β‐カロテン(β‐カロチン)は、もっとも後に書かれています。

やはりβ‐カロテンの極性が最も小さいのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

SP値というものがあったんですね!
大変勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/20 22:13

極性という言葉は曖昧です。

あなたはどういう定義で使っているのでしょうか。
また、「極性が上から順に大きい」とはどういう意味でしょうか。常識的に考えて、上のものほど極性は小さいです。
非常に大雑把な話として、極性を有する官能基が多く含まれていれば分子の極性は大きくなる傾向はあります。極性を有する官能基とは、NやOやイオン性の部位を含む官能基ですけど、官能基のよって程度が違いますし、近隣の官能基の影響を受ける場合もあります。しかし、こういう質問をしている人に簡単に理解できるほど単純なものではありません。

>いろいろな化学物質の極性を調べられるサイトなどがありましたら教えて下さい。
「極性」の定義が曖昧なので無理です。
双極子モーメントであれば、調べれば出てくる可能性はありますけど、単純な分子に限定されるでしょう。
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