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腹膜透析関連の資料を見ているのですが、以下のようなことが書かれています。

除水ができず、日々体重が増加してしまう状況では、適切な対処を行わないとうっ血性心不全のような生命に関わる重篤な合併症を引き起こしかねません。水分摂取の抑制、利尿薬の増量によって体液量のコントロールを試みます。

うっ血性心不全??

とは、どの様な症状でしょうか?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    腹膜透析の説明で下のような内容の事が書かれていたのですが、
    それでうっ血性心不全とはどういうものかと思い質問をしました。

    除水ができず、日々体重が増加してしまう状況では、適切な対処を行わないとうっ血性心不全のような生命に関わる重篤な合併症を引き起こしかねません。水分摂取の抑制、利尿薬の増量によって体液量のコントロールを試みます。



    血液やその他の体液が肺、腹部、肝臓、下肢などの
    内部に★逆流する★ところから始まります????????

    って、どういう事でしょうか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/07/23 10:28
  • どう思う?

    慢性心不全(心機能異常あり・うっ血所見なし)→うっ血性心不全(右心不全症状あり)→急性左心不全(左心不全症状あり)
    慢性心不全の急性増悪は「うっ血性心不全」→「急性左心不全」の順に起こり,「低心拍出」は末期心不全で起こる!

    もともと何らかの心機能異常があることを「慢性心不全(chronic heart failure)」といいます。そこに体液の貯留が加わると「うっ血性心不全(congestive heart failure)」,さらに起座呼吸が出現すると「急性左心不全(acute heart failure)」と呼ばれる状態になります。

      補足日時:2017/07/25 10:30
  • どう思う?

    何かのきっかけで「代償性慢性心不全」をコントロールできなくなると,RAASの亢進により体液が過剰となり「うっ血性心不全」へ,それでも放っておくと,いよいよ肺に水が溜まりだして,最後はSNSの過剰な亢進により起座呼吸が出現し「急性左心不全」となるのです。
    RAAS:レニンアンジオテンシンアルドステロン系,SNS:交感神経系

    除水ができず、日々体重が増加してしまう状況では、慢性心不全(心機能異常あり・うっ血所見なし)→うっ血性心不全(右心不全症状)になりますよ。

    これは、生命に関わる重篤な合併症を引き起こす危険な状況ですよ。ってことですね。

      補足日時:2017/07/25 10:30
  • どう思う?

    確かに、そうですよね。
    この時点では、臓器のうっ血を起こしており、呼吸困難等は起きてないもののさらに悪化すれば急性心不全に進むわけですから生命に関わる重篤な合併症を引き起こしかねませんよね。
    そして、残念ながら悪化が防げないと、急性心不全(左心不全症状)をおこし、肺うっ血、間質性肺水腫、肺胞性肺水腫を起こすことになるわけですね。

      補足日時:2017/07/25 10:31

A 回答 (2件)

>って、どういう事でしょうか?



別な言い方をすると、心臓が空回りしている状態です。
心臓はその拍動で心臓内に血液を吸い込むと同時に心臓外に拍出しているわけですが
冠動脈不全(動脈が細くなったり固くなったりしてその役割を十分に果たしてない状態)、心臓弁の不調、
体液・血液量の絶対量の増加、更には高血圧などが重なって、心臓が拍動しても血液がその分うまく体内に回らず(つまり空回り状態)
一部は逆流もするわけです。

本来冠動脈や心臓弁もきちっと直すべきですが、こういう状態ですとそこまで手が付けられません。
そこでとりあえず利尿促進を図り、水分摂取も抑制し、体液量を減少させ、血圧を低下させることで
弱った冠動脈や心臓の機能の回復を図るとともに、血液・体液の正常な循環を図るわけです。

といってもNo.1で述べたように、心臓病の最終病態ですので「うっ血性心不全」まで行くと
健康な心臓にたどり着くのは極めて難しいと思われます。そこまでいかないよう、その手前で
食い止めるため、治療を施すわけです。
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うっ血性心不全とは心臓のポンプ機能がうまく働かず、全身に血液を十分に送り出されなくことから


血液やその他の体液が肺、腹部、肝臓、下肢などの内部に逆流するところから始まります。
これは心機能障害のひとつで、心臓病の最終病態ともいわれています。つまり、こうなってしまうと
先はあまり長くないともいえるわけです。

この症状は疲労感、息切れ、むくみなどが数か月から長いときは数年かけてゆっくりと現れてきます。
うっ血により体液量が増加する反面、尿量は減少し、体重が急激に増加してゆき、下肢にむくみが生じます。
また、肺水腫を併発して呼吸困難を起こしたり、就寝時に息苦しくなるなどの症状を呈します。この場合上半身を起こすと
呼吸しやすくなるという特徴的な症状を伴います。

このうっ血性心不全になり運動が禁止されることで筋力が極端に低下し、寝たきりになってしまうことも少なくありませんが
最近の医学の発展により、余命を伸ばすことも可能になっています。
とは言っても、こう診断される前になるべく早く気づき、うっ血性心不全を未然に防ぎたいですね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/23 10:28

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