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ミキサの基本的な動作についてご教示ください。

例えば、ミキサでダウンコンバートを行う場合についてです。

ミキサへの入力周波数=3MHz
ローカル周波数=2.9MHz
とします。

この場合、ミキサの出力周波数は0.1MHzになります。

では、
ミキサへの入力周波数=2MHz としますと
ミキサの出力周波数は-0.9MHzになります。

質問1 この考えは正しいのでしょうか?
質問2 正しいとして、出力周波数が負になるということはどういうことでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

> ミキサの出力周波数は-0.9MHzになります。


周波数をマイナスの数値で表示することはありません。
この場合は 0.9MHz が出てきます。
つまり 2MHz の信号を 0.9MHz にするには 2.9MHz を加えても、 1.1MHz を加えても良いのです。
ただし側帯波(Side Band)の向きが変わります。

側帯波はわかりますか? この側帯波に通信情報が存在しています。
詳しくは https://as76.net/emv/am_mod.php を見てください。
搬送波の上下に LSB、USB と書かれているのが側帯波です。
一般的なラジオ放送(AM放送)で言えば側帯波は搬送波の上下に対称に存在しますが、アマチュア無線等の短波通信では片側しか出しません。片側しかないのでSSB(Single Side Band)と言っています。

いま側帯波が+1KHzにあったとします。つまり2MHzが搬送波、2.001MHzが側帯波です(この信号は上側に側帯波があるのでUSB信号です)。
これに2.9MHzを加えると搬送波は0.9MHzになりますが、側帯波は 2.9MHz-2.001MHz=0.899MHz と下側になってしまいます。
つまり高い周波数を加えるとLSBとUSBは逆の配置になります。
低い周波数を加えたのではLSBとUSBは逆転しません。


ローカル周波数は高くても低くてもよいのですがイメージ妨害といわれる現象を生じることがあります。
具体的なAMラジオで説明すると、
600KHzを受信しているとします。一般的なAMラジオの中間周波数は455KHzですのでローカル周波数は
  600KHz+455KHz=1045KHz  です。
これより更に455KHz高い1510KHzに対しても455KHzを生じます。
  1510KHz-1045KHz=455KHz
意図していない1510KHzも受信してしまうのです。
これをイメージ妨害と言っています。受信機はこの周波数に対しては感度が低くなるようにしてあるので問題を生じることはほぼないでしょう。ですが近所にこの周波数の送信所があったりすると妨害を受けることがあります。
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この回答へのお礼

側帯波の説明で理解できました。
詳しい説明をしてくださり、ありがとうございました。

お礼日時:2017/08/11 21:33

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