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分光光度計で、「ダブルビーム」と「シングルビーム」の
違いを、ど素人でもわかりやすく、解説をお願いします。
「ダブルビーム」だと、リファレンスとサンプルと、二つセルを入れることになるのでしょうか?一般的に使われているのは、ダブルでしょうか?シングルでしょうか?

A 回答 (2件)

guilさんから既に回答がありますが、シングルビーム方式はリファレンスの測定の次にサンプルの測定をするといった、つまり逐次測定する方式のことで、ダブルビーム方式は光源からの光を二つにスプリットさせて、サンプルとリファレンスとを同時に測定する方式です。



シングルビーム方式はサンプルと同じセルを用いてリファレンスの測定ができるため、測定セルの個体差に起因する測定誤差をなくすことができます。一方、ダブルビーム方式は時間変動に起因するノイズ(光源の安定性など)を少なくすることができます。

このように、シングルビーム方式とダブルビーム方式とでどちらの方式が優れているというのではなく、それぞれにメリットがありますので、通常は場合によって使い分けます。どちらが一般的ということはないです。

この回答への補足

各々の使い分け方の、具体例も教えていただければ、
さらに助かります。

補足日時:2001/07/05 11:43
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
各々の特徴がよくわかりました。

お礼日時:2001/07/05 11:43

ダブルビームはおっしゃるとおり、サンプルとリファレンスの2つのセルを使用します。

通常、分光光度計は物質を溶媒に溶かして、その物質の吸収スペクトルを測定したり、特定波長における吸光度や透過率を測定しますよね。しかし、当然ながら溶媒にも特定波長に吸収をもつため、物質の吸収とかぶってしまいます。これを補正するために、溶媒のみをレファレンスとしておいて補正するわけです。
シングルビームは一旦溶媒のみを測定しておいて、その後、測定溶液に入れ替えるという操作が必要になるはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
このサイトの存在を知ってから、まだ1日しか
たっていないので、以前の回答をちゃんとチェック
していませんでした。URLものせていただいて、助かり
ます。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2001/07/04 18:55

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