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テレビや映画で導線2本あって、どっちかを切ると時計が止まる類の時限爆弾は時限爆弾として常套手段なのでしょうか?

時限爆弾をつくるとどうしてもああいうつくりになってしまう?複雑な構造にすれば、導線はなくすことも可能かとは思いますが、素人が作るとどうしても導線が2本できてしまうものなんでしょうか?

素人目には爆破する気があるなら、わざわざ時間を止める導線をくっつけておかなくてもよいのでは、と思うのですが・・・。誤爆を防ぐため以外に。

ああいう構造にするにはほかに訳があるのでしょうか?

あと時限爆弾があった場合、導線を切って解除していくことはなく、爆弾を凍らせる手段が取られると思いますが、凍らせる方法が一番確実に防げるのでしょうか?

A 回答 (4件)

爆弾を爆発させるには、何らかの「ショック」が必要です。


砲弾や地雷などの場合は、打撃によるショックですが、戦争映画でよく出てくる、遠くからバリケードなどを爆破する場合は、電線によって電流を流してショックを与えます。

又、時間的に遅延させて起爆する方法には、手榴弾のように短時間であれば薬品により、ストッパーが徐々に溶けるという構造もあります。

通常の時限爆弾の場合、長い時間後に、ほぼ正確に起爆させるため、殆どが電流による爆破の構造になっています。

従って、爆弾や信管に電流が流れなくてはいけないので、どこかに必ず「電線」が必要となります。
「導線」と言われているのが、この「電線」となります。

そこで、「電線を切る」と言うのは、爆弾に電流が流れるのを防ぐためで、「時計を止める」ためではありません。
おっしゃるように、「線を切ると時計やタイマーが止まる」というシーンが多いのですが、これはおかしいということで、時間の切迫を強調する「演出」ですね。

まあ、理屈をつければ、時計の動力に使われている「電線」を切れば、時計が止まって爆発を防ぐ、ともいえますが、時計の動力が外部から取り入れるという設定は、無理がありますね。

電線が2本になるのは、1本では電流が流れないためで、この場合は、どちらの線を切っても爆発しません。(2本の結束線ならば、見かけは1本です)

たくさんの線があって、間違った線を切断すると爆発してしまう、と言うのは、トラップの一種です。電流が流れていると有効な安全装置が、電線を切ると解除されて、タイマーと関係なく爆発するわけです。

爆弾を凍らせるのは、機械装置を固定させることと、液体による発火装置を凍らせる意味がありますが、中の構造が判らなくても、或いは外部から穴を開けなくてもできる対策で、かつ、凍らせることに対するトラップは(多分)ないので、どの爆弾にも取れる手段と言う意味で使われます。
「一番確実」ではないが、「やって不利なことがない」ということですね。
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新谷かおるの「砂の薔薇(デザートローズ)」という漫画に、爆弾の仕組み? についてとにかくマニアックに何度も描かれてます。


ストーリーは女性だけの対テロリスト民間組織の活躍を描くものですが、以前、このサイトで何度か題名をお見かけして購入して以来、ハマってしまった次第です。
機会があったら一度手にとってみるのもいいかも知れません。
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ありがちな映画としたら、


(敵のアジトに乗り込んでいって人質を助ける、とか)
液体窒素の断熱タンクをかついで行くわけに行かないから、ポケットに入れられる工具で爆弾容器の蓋を外し、電線を切る、ということになるんでしょう。
すぐに見える場所に導線が剥き出しになっているわけでなく、だんだんと解体していって、最後に線を切る、という場面だと思いますが。
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「2本のうちどちらか切れば止まる爆弾」、あれは「演出」です。


実際のものは「年十本もあってそのうち止められるのが1本、それ以外はすべて即爆発」だそうです。(1本あるのはおっしゃられているとおり、誤爆対策らしいです。)

また、凍らせるのは「付けられているセンサー類を凍結させて働かせなくする」ためで、ある程度は有効ですが確実に停止させるわけではないそうです。
実際には「凍結後安全なところまで運んで爆破」という手段が取られるようです。

以上、以前読んだ本からの受け売りです。
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