古史古伝の信憑性は？

こんにちは。
記紀以前の資料と言われる古史古伝ですが、
例えば竹内文書、九鬼文書、上（つ）記などがあるそうです。
ツガル外三郡誌なんかもそうでしょうか。

例えばウガヤ朝73代なんて出て来ますが、記紀以前に73代も続いた王朝？
1代10年でも730年です、なんか怪し過ぎませんか？

世界中にある超古代史的なネタぐらいに考えておけばいいのでしょうか？
それとも記紀との関係などあったりするのでしょうか？（記事の転用など）
文献的な価値はどうなんでしょうか？
では宜しくお願い致します。

No.3 ベストアンサー 回答者： pandalovelove 回答日時： 2017/11/10 11:11

竹内文書は偽書であることがほぼ確定しています。

ヨハネスブルグとかボストンとかニューヨークなど
地名の由来である皇子とか、飛行場の記述など
当時の風説が多く流用されている
明治期に創られた仮想歴史です。
武烈天皇の勅命とかいうくらいなので
記紀を知って記述したかもしれませんが
当時の文芸書くらいの価値です。
東日流（ツガル）外三郡誌（和田家文書）にも、
近年になって使われはじめた光年や冥王星の記述や、
津波の痕跡などの史跡との矛盾点が非常に多いなど
明らかに後年の創作と思われるものが多く
やはり偽書と考えられています。
九鬼神伝精史（九鬼文書）もほぼ同じ。
これらの古史古伝には史料的価値はありません。



さて、記紀をはじめ昔の記録が全て正しいという
学者はまずいません。
ちなみに、世界で最も多い本は聖書ですが、
聖書に登場する箱舟で有名なノアは950歳。
箱舟を造ったときでも600歳です。
（神武天皇の127歳など、かわいいものですね）
アダムとイブの子はカインとアベルとセト。
いずれも男子ですが、カインがアベルを殺め
追放された土地でもうけた子供がエノク。
では、アベルの妻はどこから来たのでしょうか。
これらの記録は伝承などを参考にしているなど
あくまでも歴史の参考になるものです。
このために行われるのが史跡の調査などで
検証が行われています。
今でもノアの箱舟の捜索が行われており
時々痕跡の発見が報道されますが、
伝承といえども研究することは大切です。
（ちなみにノアが漂着したのはアララト山と
　されていますが、現在のアララト山が
　命名されたのは12世紀以降です）
挙げられた古史古伝といえども検証されて
偽書とされていますが、さらに検証すると
ひょっとして新たな痕跡が出るかも。
ヒヒイロカネはオリハルコンとか
中二病をくすぐるような内容ですが、
研究はお勧めしません。

この回答へのお礼

聖書の真偽の為史跡調査などやっていいのですかね？
あっちから怒られそうな？

ここはやはりノアは宇宙人だった、と言うのはどうでしょう？
星間移動して地球に戻ったら900年経っていた、とすれば納得できます。

どうもありがとうございました。

お礼日時：2017/11/17 21:32

No.2 回答者： chiha2525-- 回答日時： 2017/11/08 19:46

限りなく価値０％

大抵は、書かれている内容のずっと後になって書かれて（逆に言えば、数百年くらい前のことを書いて）いて、そんな作法・しきたりなどは江戸時代からみたいなものを平気で書き込んでるので、ウソがばればれなんです。

とはいえ日本書紀・古事記も、昔の天皇さん１００才超え連発とかアホなことが書かれていますし（そんな日本書紀・古事記に書かれてる、日本はずっと天皇が支配してきた国だってのを頭から信じてる人が今でも沢山いたりしますが）、（偽書が）書かれたのが江戸時代や明治期であっても、そのころに大昔をどのように見ていたか～みたいな資料にはなるかもしれませんね。

この回答へのお礼

やはりそんなものなんですか、
記紀のつじつま合わせは何か事情があったにせよ、
そうせざるを得なかった訳ががあってそこから事実が、
みたいな処がありますが。

どうもありがとうございました。

お礼日時：2017/11/08 23:22

No.1 回答者： あつしノリノリ 回答日時： 2017/11/08 14:37

信憑性は極めて低いと思います。

この回答へのお礼

そのようです。

どうもありがとうございました。

お礼日時：2017/11/08 23:12