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No.3
- 回答日時:
「命」と「生命」はほぼ同様の意味で使われるのがふつうです。
「生命」を「いのち」と読むことさえあります。ところが、「命」はかなずしも「いのち」だけを表していませんでした。漢和辞典を引けば分かることですが、「命」はまず「みこと」と読んで、神や人の命令を表しました。「みことのり」という言葉もあります。「ノル」は言葉を口に出す意味で、「祝詞」(のりと)も関係があります。
ということで、人は(人よりもむしろ天子)が「天命」(天帝の命令)によって、この世を治めるのが、人の世の姿であり、時には「革命」(天帝の命が変わること)も起きたわけです。
「命」は本来こういう中国の思想(天命思想)から生まれたことばで、後に人間のいのちを表すことになり、「命令」と区別するため、「生命」という言葉が生まれたました。
結果的に、そういう「天命思想」などが、忘れられたため、「命」は「生命」のことを表すことになったと言えます。
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