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光合成は、チラコイドとストロマの反応でATPを作りますけど、カルビン・ベンソン回路で消費しますから、光合成全体としてはATPは生成されないということですか?

A 回答 (2件)

光合成はATPを合成する回路ではではなく、糖を合成する回路です。


解糖系で糖を分解するときにATPを合成し、そのATPをさまざまな目的で使用します。
そうすることで、光が当たっていないときでもエネルギーを使えることになります。

つまり、エネルギーを糖の状態で蓄えることに意義があるわけです。

簡単にまとめると
①光化学反応でATPを合成
②カルビンベンソン回路でできたATPを消費し糖を合成
③解糖系で糖を分解しATPを合成(一周するときに2個ATPを消費し4個ATPを合成する。さらにクエン酸回路でもATPもしくはGTPを合成する)
④エネルギーとして体のあちこちで使用する

こんな感じです。
②と③がなければ、光が当たっていないときには何もできなくなってしまいますから、生体内の遅延回路とも言えるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!頭の中が整理されてスッキリしました!

お礼日時:2017/12/21 00:04

物質収支を考えると、ATPは別の目的に使用されています。

ご存知の様に光合成のフォトシステムⅡからの電位差を利用してブドウ糖が作られますが、このときATPも消費されるはずです。
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この回答へのお礼

光合成はATP合成反応でありATP分解反応でもありますよね
ブドウ糖が作られる、光合成全体の反応としてはATP同化量>ATP消費量なのか、ATP同化量<ATP消費量なのか、ATP同化量=ATP消費量なのか、はたまた分からないのかということなのですが…

お礼日時:2017/12/19 11:56

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