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横光利一の「蠅」という作品についての質問です。

文章の最後になぜ蠅だけが生きているのか。その象徴意味は何か。

教えていただきたいと思います。

A 回答 (2件)

懐かしいですね…昔国語で読んだ覚えがあります。


人間社会に組み込まれていないものの象徴かも。いろんな事情や思惑があってストーリーが進んでいくけど、蝿には関係ない。青空に飛び立っていくシーンは晴れ晴れというよりぽっかりとしたむなしさを感じます。人間社会を外から見てその小ささを感じさせる役目とか?
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あくまでも「感想」ですが、あの描写は「写生」に徹して生じたものだ、と中学校の国語で習いました。

私もその様に思います。
それを、「理不尽」、「不条理」、「必然性」、などの様に受け止めるかどうかは、読者の判断だと思います。

落ちていく馬車、それに乗った人達、飛び立つ蝿、それぞれがリアルに「写生」されたのだと思います。

「蠅だけ生きて、理不尽じゃないか。」と、「蝿」にだけ「象徴性」を求めるのは、違うと思います。

一切合財全てが、感情も恣意的意味も無く、「写生」されたのだと思います。

つたない文章で申し訳ありません。
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