初版本に押されていた印鑑

この間、太宰治の新潮社版の｢斜陽｣の初版本をとある古書店で五百円で購入しました。
有名な作家なのにも関わらず、随分安いような気がして本を開いたのですが、本のページの二箇所に、かすれていて読みづらいのですが多分｢㙒本｣という印鑑が押されています。
作家以外の印鑑などが押されているとやっぱり価値が下がるものなのでしょうか？

No.1 回答者： 1paku 回答日時： 2018/02/01 13:08

たぶん、かなり下がるはず。

ごく稀に、それで有名人が所有していた証拠として、高値がつくケースも。。

No.2 回答者： tobirisu 回答日時： 2018/02/01 13:27

蔵書印、かなにかですね。

書物を持つことがステータスだった時代には、それを売ることなど考えていません。
誇りをもって蔵書印を押したわけです。

でも、持ち主以外には価値がないです。
他人にとっては「汚れ」ですから価値は下がります。

No.3 回答者： OnneName 回答日時： 2018/02/02 14:36

下がりませんね、普通の古書店なら。

ブックオフなどの様な所の買い取りでは安くなるでしょうが。

状態の違いや初版が2種有るようですし何刷かでも値段は大きく違います。

No.4 回答者： yumeiroyamaneko 回答日時： 2018/02/04 02:18

その本自体の価値を考慮しないブックオフ等では，所蔵印等は汚れとして扱います。

またああいったところは発行時期等から価格を決めるようですので，初版本であればむしろその意味においても安くなってしまうと思います。

僕にとっての本の価値はその中身であり，初版本かどうかは関係ありません。所蔵スペースやコストの問題もあるので，むしろ初版本ではないほうを求めると思います。そういえばある作家のサイン本を持ってはいますが，別にそれはそれだけの話です。たぶんコレクターみたいな人もいないので，一般的な価値というのはないでしょう。

あなたにとって，本の価値とはなんなのでしょう。金融資産的なものとしての価値を考えているのであれば，一般人の書き込みや所蔵印は汚れ，つまり疵として扱われるように思われますので，他の初版本よりも価値は低いと思っていたほうがいいのではないでしょうか。