イスラムの特集を見たのですが「防衛のための戦いなら大丈夫だが、侵略的ではいけない」のような内容がコー

イスラムの特集を見たのですが「防衛のための戦いなら大丈夫だが、侵略的ではいけない」のような内容がコーランにあると知りました。ではなぜ正統カリフやウマイヤ朝はジハードをして各地を征服したのですか？

No.1 回答者： がんまろ 回答日時： 2018/03/16 15:21

時の権力者が 宗教を利用して 民衆を操って 戦争をします

No.2 回答者： カリオカ 回答日時： 2018/03/16 19:50

コーランの名のもとにいくらでも拡大解釈はできる、コーランそのものがいい加減な教え!

No.3 ベストアンサー 回答者： AUA_JP 回答日時： 2018/03/16 20:04

イスラム教徒です。

テロリスト達はクルアーンを都合のいいように解釈しているからです。

クルアーンにおいてジハードの意味は大きく分けて2つあり、大ジハードと小ジハードがあります。
ジハードの本来の意味はprotect(守り)です。
何から守るかというと、人間がクルアーンで禁止されていること(犯罪や飲酒、婚前交渉など)をしたくなる時、それはシャイターン(サタン＝悪魔)の仕業だと言われているんです。
だからシャイターンにそそのかされないようにジハード(protect＝守り)しましょう！というのが『大ジハード』
イスラム教においてはこっちの方が重要視されている本来の意味のジハードです。

『小ジハード』は一般的に言われている『聖戦(holly war)』の事ですが、ここでも本来のprotect(守り)の上に成り立つ物がイスラム教でいう『聖戦』なので、『誰かに攻撃された！逃げたいけど逃げる場所もない！でもこのままだと殺されちゃう！』という時のみに許されるのが『聖戦(＝小ジハード)』です。
そしてクルアーンには聖戦によって死んだ場合、天国行くことが約束されていると書かれています。
ジハードを『聖戦』と称し『自爆テロをして死んでもジハード(聖戦)で死ぬんだから天国に行ける』と言われたり、お金を握らされたり(家族が一生困らない分のお金をあげるって言われたりするって事です)、その部分だけを自分達の都合のいいように解釈して、気に食わない国や民族にテロを仕掛けているのです。
クルアーンには『罪のない人を1人殺すのは全世界の人類を殺すのと同じくらい罪が重い』と書いてあります。
ですからイスラム教国家で宗教警察がある国で殺人を犯した場合、いかなる理由があっても死刑です(まちなかに罪名を書かれてクレーンで首を吊られて吊るされるか、斬首です)
ただしイスラム教は許しの宗教なので、殺された側の家族が『許す』といった場合のみ、死刑は免れます。

カリフ制があった当時はまだ国家というものがなかったんです。
なのでカリフを作ることによって、イスラム教徒の住む地域全体が統一されていた。
それがなくなり国家ができ、国家ができたせいでイスラム教国家同士でイザコザがあったり…だからカリフ制を復活させても私は問題ないと思ってるんですが、テロリスト達は人殺しをする名目としてカリフ制の復活と言ってるだけです。
もし彼らがイスラム教徒ならイスラム教徒を狙ったテロは起こさないでしょう？
一昨年(去年だったかも？)はサウジアラビアのマディーナ(日本語表記ではメディーナ)のモスクでISによるテロがありました。
マディーナはイスラム教徒にとってマッカ(日本語表記ではメッカ)と同じくらい大事な聖地なんです。
本当にISがイスラム教徒なら絶対に狙わない場所です。

イスラム教が各地を征服するために自分から攻めたというのはないはずですよ。
そもそも自分から戦いを挑まない宗教なので、戦いを挑まれたから応戦した結果、勝っちゃった…っていう方が表現的に近いと思います。

ちなみにテロ組織は国家を持っていないので、戦争ではなくあくまでもテロ行為です。
戦争は国家vs国家の戦いですから。

No.4 回答者： あころも 回答日時： 2018/03/16 23:26

そもそも殺生自体いけないこととされています。

悪いことしまくりです。
でも宗教ってそういうものです。
後世の人に都合のいいように解釈されます。仏教だっていろんな宗派があります。同じ開祖のはずですが皆んながそれぞれの解釈をするからです。