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「憲法第9条で放棄した戦力に自衛力は含まず、交戦権には自衛権を含まない」

....と言っている人は、侵略用の武力と自衛用の武力が分かりやすく区別されているとでも思っているのでしょうか?

現実は決してそんな簡単な話ではありません。世界中どこを見渡しても、「私たちの軍隊は今から〇〇共和国を侵略します」と宣言する政治家は存在しません。どこの国でも、どのような戦争でも、大抵は「これは我が国を守るための戦争だ」と自己正当化するものです。侵略を自分たちから認めるなんてあり得ません。

確かに砂川事件での最高裁判例や内閣法制局の見解によれば、個別的自衛権は合憲でしょう。ですが現実的な話として、侵略のための戦力と自衛のための自衛力の境界線は何なのでしょうか?そして、その境界線は誰がいつどうやって決めるのでしょうか?
「日本は個別的自衛権だけを行使するから究極正義の国だ」というその自信はどこから湧いてくるのでしょうか。

だから、砂川判決を都合よくねじ曲げて、自衛隊は侵略用の武力ではないから合憲だと主張するのは、憲法制定の歴史を何ら理解していない証拠なのです。自衛隊は正義の味方、他国の軍隊は悪の秘密結社、そんな偏った考えはとても危険です。
「憲法改正に賛成なのはネトウヨだけ」などとレッテル貼りし、自分たちと反対の意見を言う人をバッシングしていますが、この人たちは、侵略用の軍隊と、自衛用の軍隊が分かりやすく分離しているとでも思っているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 下の回答者たちは、どうしても「日本は自衛権だけを行使するから絶対に正義なんだ!」と言い張りたいらしいです。

    日本は正義の国。それ以外の国は悪の国。
    「自衛と侵略は明確に区分されている」という性善説のような思想が、実は危険なのです。

      補足日時:2023/01/23 13:03

A 回答 (4件)

「自衛」の範疇をしっかり定めないと 単なる「戦争」になるのは確か。



例えば
「台湾が敗れれば次は日本 だから台湾を助けるのは自衛」
「ミサイルを作るのは中国の〇〇市 だからそこを先に叩くのは自衛」
「アメリカは日本を含む世界の平和のために戦う だからアメリカを勝たせるための戦いは全て自衛」
と 際限なく広げられる。

まずは「日本を攻撃する ミサイルや潜水艦や航空機 そしてその基地のみ破壊」が目安だろう。
それ以外の場合は 「支援」として ミサイルや物資の供給のみにすべきだろう。

そして軍事産業が必要となる。
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>侵略用の武力と自衛用の武力が分かりやすく区別されているとでも思っているのでしょうか?



区別は難しいですが、自衛=正当防衛は戦力には当たりません。
これは日本のほかにもコスタリカやオーストラリアなどが同じ定義を使っていて、日本だけの独自解釈とはいえません。

特にコスタリカの場合、通常戦力の放棄を憲法でうたっているので、ほぼ日本と同じ状況、オーストラリアは「イギリス国王」に総帥権があるかないかで議論が分かれており「とりあえずオーストラリア自衛のための正当防衛はオーストラリア内で自己決定できる」とされているので「オーストラリア国防軍:Australian Defence Force」と呼びます。

>大抵は「これは我が国を守るための戦争だ」と自己正当化するものです。

防衛戦争を自己正当化することと「現実に機能している国境線を変更すること」は同じではありません。

事実ウクライナ戦争は、ロシア側は「自国防衛のための特別軍事作戦」だと言い張っていますが、世界中の国家が「ウクライナ領土に侵略する戦争行為である」と断じています。

これはもちろん日本周辺にも当てはまることで、尖閣諸島・竹島・北方四島の帰属意識について日本と相手国が戦争状態になることはありえるでしょう。

ただし、日本国の場合「自分の側からは仕掛けない」としています。これを明言しているのは日本とコスタリカぐらいです。
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岸田総理が、アメリカからトマホークの導入を検討しているのは


敵基地攻撃能力が必要だからと述べています
それは自衛隊に侵略能力が無い事を示しています

>兵器の話はしていません

自衛隊は、上からの命令が無ければ動く事が出来ないので
内閣総理大臣が侵攻命令を出さない限りは何も出来ません

自衛隊が独自の権限を持っていたのであれば
阪神大震災の時も、駐屯地に集まった自衛隊員は
もっと早くに出動出来た筈です
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少なくとも、侵略用の兵器と自衛用の兵器は明確に線引きされてますよ?

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この回答へのお礼

兵器の話はしていません。

お礼日時:2023/01/23 12:56

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