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合歓の木ですが、名前の由来は夜になると眠る木ということからネムの木なのだそうですが、この「合歓」という漢字があてられた経緯を知りたいのです。「眠の木」もそれなりにいい名前だと思うのですが、わざわざこの「合歓」をあてた理由があるはずだと思います。ネットで検索してもこの漢字があてられた理由はみつかりませんでした。どなたか教えてください!

A 回答 (3件)

いろいろと検索してみたところ、次のような記述を見つけました。



>次に「合歓」という植物について考えたい思います。すなわち合歓という植物名は「合い歓ぶ」わけですね。人を楽しくさせるから合歓という植物名、薬物名があるのか。あるいは逆にこの合歓という名前があるから、人を楽しくさせるという効能を考えついたのか。どちららなのかを考えてみたいと思います。
 この合歓という植物の薬効記載が唐の時代にすでにあります。しかし、それは人を楽しませるという効能ではなく、肺廱つまり肺膿瘍のような疾病に対して合歓の樹皮を使うという記載が唐代の『外台秘要方』にあります。『外台』では「合昏」という文字で記載されています。『新修本草』や『証類本草』の記載を見ますと、唐から宋の間で合歓の別名に「合昏」「夜合」「黄昏」という記載があります。この黄昏はタソガレの意味ですね。これはマメ科の植物ですから、夜になると葉っぱがぺたっと収まる。それで眠くなっちゃったというふうに、それが合昏の意味です。(略)
もう一つはHな話です。あまり言いたくはないのですが、この「合歓」というものは夜になると一緒になるという意味もあって、これが合歓ですね。合昏から合歓というのは音の変化ですね。昏と歓が似た発音のため、合歓の字に変化したのです。それから合い歓ぶというHな意味を兼ねて、夜になるとペタッと重なるということから夜合になった。つまり両方の意味があるのです。
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この回答へのお礼

唐の時代からその名前があったというのは目から鱗でした。宮城まり子さんの「合歓の里」から最近とったのかな?ぐらいに勘違いしていましたから。裏の意味を聞いて、まーっったくそっち方面に頭がいかなかった自分にガ~ンときました。もっと艶っぽく生活していこうと思いマシタ。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 13:38

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花


君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ
紀女郎(いらつめ) 巻八 一四六一


合歓(ねぶ)

「夜になると葉を互いに重ね合わせ眠ったようになることから、「ねむる」→「ねぶる」と転化したと考えられます。漢名では「合歓木」(コウカギ)と書きますが、これは男女の営みを表す言葉でもあり、歌の「夜は恋ひ寝る」という表現からも分かるとおり、作者の紀女郎(いらつめ)はこの葉に恋人同士が抱擁しあっているイメージを見ていたはずです。」

参考URL:http://manyo.web.infoseek.co.jp/nebu.htm
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この回答へのお礼

万葉集にもでてくるんですねえ。夜は恋ひ寝る なんてロマンティックですね。ダイの字になっていびきをかくイコール「寝る」という我が家の文化を見直したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/14 13:42

普通にありました。


精進めされよ。

参考URL:http://www.e-yakusou.com/sou/soum048.htm
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。薬草効果もあるんですね。知りませんでした。

お礼日時:2004/10/14 13:35

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