
A 回答 (1件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.1
- 回答日時:
永久インフレーション自体は、多元宇宙を直接導き出すものではありません。
インフレーションは、光速を越えて膨張した領域が存在する事を意味するだけです。(したがって、このような場所は、インフレーション後は、光速で到達不可能な領域ですから、物理的相互作用の起きない、別の宇宙とは言えます)
永久インフレーションが起きている場合は、我々の観測不可能な領域が、常に生じている事になりますが、それが終われば、それが無くなるだけと言う事になります。
ただし、インフレーションが、我々が観測している領域では生じていないので、我々の観測範囲外にインフレーションが生じている領域があると考えられますから、我々の観測範囲とは、物理的な相互作用は生じていないと言えるでしょう。
つまり、我々にとっては、それが終わっていても、わからないのでは無いでしょうか?
それが、どのような状況を生み出すかは、わからないですね。
永久インフレーションが多元宇宙に関係ないとすればこれは間違いですか?
「永遠のインフレーション (eternal inflation)」と呼ばれる理論は、それらとはまた別の宇宙が生成される可能性があることを指し示している。
「インフレーション」理論とは、宇宙がビッグバンの後に急速に拡大したとする理論であるが、要するに、宇宙はまるで風船さながらに膨張していったとみなされている。
「永遠のインフレーション」理論は最初、米タフツ大学の宇宙論者であるAlexander Vilenkin氏によって提唱された。
この理論によっては、宇宙全体では膨張がストップするような箇所があったり (これは「ポケット」と呼ばれている)、膨張し続ける箇所があったりするおかげで、数多くの孤立した「泡宇宙」が生成されるということが示唆される。
したがって、インフレーションに終止符が打たれ、数々の恒星や銀河が形成されるようになった私たちの暮らす宇宙は、空間の広大な「海」におけるちっぽけな「泡」のようなものであるとみなされるのだ。
したがって、中にはいまだに膨張し続けている泡も存在し、広大な「海」には私たちの泡に類似したような泡が他にも数多く含まれていると考えられる。
これら泡宇宙の中には、物理法則や基本的な物理定数が私たちの宇宙とは異なるものも存在する可能性があるので、私たちの目には奇妙な場所に映るような宇宙が他にあったとしても不思議ではない。
また永久インフレーション以外の多元宇宙論を想定する考えはありますか?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
宇宙の膨張を止めるにはどうし...
-
三尺玉以上サイズの花火は宇宙...
-
アポロは月に行って居ない。っ...
-
『天文学的な確率』という言葉...
-
ロケットのバランス問題
-
中国の月着陸はすべて偽装でち...
-
ビッグバンは今でも続いている...
-
桑名市が暑い訳
-
宇宙空間の真空度はどのくらい...
-
宇宙の外部は存在しますか?
-
今どき、深宇宙SFものが流行ら...
-
日本では、太古から地球平面説...
-
もし宇宙に!
-
空間を消すことはできますか?
-
アポロ月面ジャンプ
-
アポロ計画 月面車は地球上の模...
-
ホームページの背景画像
-
宇宙の誕生に関する質問です。 ...
-
架空の相転移エンジンと核パル...
-
エベレットの多世界解釈って、...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
宇宙はどんな形なのか
-
この宇宙の外は 何なんですか?
-
恥ずかしながらこの歳になるま...
-
宇宙はいつ誕生したか、いつ消...
-
ビッグバン宇宙論とは何だったのか
-
宇宙の膨張を止めるにはどうし...
-
やはりビッグバンはペテンである
-
宇宙誕生前の世界は、どんなと...
-
宇宙の誕生以前に宇宙の法則は...
-
神の存在あるいは世界の非存在...
-
宇宙人はいると思いますか?
-
中国の月着陸はすべて偽装でち...
-
アポロは月に行って居ない。っ...
-
今どき、深宇宙SFものが流行ら...
-
以前の話ですみません
-
アポロ時代の米ソの関係は?
-
『天文学的な確率』という言葉...
-
日本のロケットが月面着陸に失敗!
-
ロケットのバランス問題
-
アポロ月面ジャンプ
おすすめ情報