遅刻の「言い訳」選手権

lupam344 さんいつもすいません
先日 ホーキング 博士の最後の論文に永久インフレーションが終わる可能性があるとあったのですが永久インフレーションが終わったとした場合どんなことが起こりえるのでしょうか?
例えば多元宇宙がこれ以上生まれなくなるとかでしょうか?

A 回答 (1件)

永久インフレーション自体は、多元宇宙を直接導き出すものではありません。


インフレーションは、光速を越えて膨張した領域が存在する事を意味するだけです。(したがって、このような場所は、インフレーション後は、光速で到達不可能な領域ですから、物理的相互作用の起きない、別の宇宙とは言えます)
永久インフレーションが起きている場合は、我々の観測不可能な領域が、常に生じている事になりますが、それが終われば、それが無くなるだけと言う事になります。
ただし、インフレーションが、我々が観測している領域では生じていないので、我々の観測範囲外にインフレーションが生じている領域があると考えられますから、我々の観測範囲とは、物理的な相互作用は生じていないと言えるでしょう。
つまり、我々にとっては、それが終わっていても、わからないのでは無いでしょうか?
それが、どのような状況を生み出すかは、わからないですね。
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この回答へのお礼

永久インフレーションが多元宇宙に関係ないとすればこれは間違いですか?
「永遠のインフレーション (eternal inflation)」と呼ばれる理論は、それらとはまた別の宇宙が生成される可能性があることを指し示している。

「インフレーション」理論とは、宇宙がビッグバンの後に急速に拡大したとする理論であるが、要するに、宇宙はまるで風船さながらに膨張していったとみなされている。

「永遠のインフレーション」理論は最初、米タフツ大学の宇宙論者であるAlexander Vilenkin氏によって提唱された。

この理論によっては、宇宙全体では膨張がストップするような箇所があったり (これは「ポケット」と呼ばれている)、膨張し続ける箇所があったりするおかげで、数多くの孤立した「泡宇宙」が生成されるということが示唆される。

したがって、インフレーションに終止符が打たれ、数々の恒星や銀河が形成されるようになった私たちの暮らす宇宙は、空間の広大な「海」におけるちっぽけな「泡」のようなものであるとみなされるのだ。

したがって、中にはいまだに膨張し続けている泡も存在し、広大な「海」には私たちの泡に類似したような泡が他にも数多く含まれていると考えられる。

これら泡宇宙の中には、物理法則や基本的な物理定数が私たちの宇宙とは異なるものも存在する可能性があるので、私たちの目には奇妙な場所に映るような宇宙が他にあったとしても不思議ではない。
また永久インフレーション以外の多元宇宙論を想定する考えはありますか?

お礼日時:2018/05/23 07:29

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