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No.13
- 回答日時:
お礼、ありがとうございます。
>例えばこの文字も横や縦に伸びて見えるということですか?
そうなるはずですが、光学観測について私が誤解しているかも知れず、その点はお詫びしておきます。
>負の質量とはどんな性質がありますか?
ニュートン力学でご理解いただくのが簡単でしょう。万有引力はF=GMm/r^2で正の力ですね。これは右辺の項が全て正だからです。仮にmが負だとするとFも負になり斥力になります。では、質量mが負であるリンゴがあったとして、地球上で落とそうとすると、上に向かって上昇するかどうか。実は落下するのです。これは、F=maすなわちa=m/Fですから、先に述べたようにFは負、mも負の質量で負ですから、全体で正になり、加速度は普通の物質と同じになり、やっぱり落ちます。これは、負の質量は加わった力と逆方向に加速すると言い換えてもいいです。
このことは、一般相対論の大原則である等価原理を破っていないことになり、これが負の質量があり得る根拠の一つになっています。
負の質量の物質は、エキゾチックな物質と呼ばれることが多いです。
正の質量は空間を引き伸ばす力を持っています。星などの物質が重力を持つことについて、平らな薄いゴムなどの板などの上に重い球を置いて説明することがあります。球を置いた部分は伸ばされて下がり、曲面ができます。そこの近くに向かってボールを転がすと、曲面に沿って軌道が変わります。
これが負の物質になると、上記のようなモデルで説明できないのですが、逆に空間が縮みます。これを利用して超光速航法があり得るとされています。実際には超光速ではないのですが、負の物質が空間を縮める性質を利用して、目的地との間に負の物質を大量にばら撒いておけば、空間が縮んで、目的地との距離を近くすることができます。
ありがとうございます。
>質量mが負であるリンゴがあったとして、地球上で落とそうとすると、上に向かって上昇するかどうか。実は落下するのです。これは、F=maすなわちa=m/Fですから、先に述べたようにFは負、mも負の質量で負ですから、全体で正になり、加速度は普通の物質と同じになり、やっぱり落ちます
目から鱗のようなご回答ですね。
ということは誰にも知られずに、今落下しているものの中に負の質量のものが存在していてもおかしくないという事になりますね。
吃驚しました。
No.11
- 回答日時:
物質だけでなく時間も空間もビッグバンによって生まれたというのはよろしいでしょうか?
もしビッグバンの爆発で物質が得た運動エネルギーが、
物質が互いに重力で引き合うポテンシャルエネルギーよりも小さかった場合、
そのうち宇宙の膨張は止まって収縮に転じ、ついには一点に戻って宇宙は終焉するという
ビッグクランチ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83% …
という現象(ビッグバンの逆バージョン)があり得るはずなのですが、
そのときは空間自体がなくなると言ってよろしいのではないでしょうか。
(ただし、空間だけじゃなくて時間もなくなっちゃいますが。)
上記については、一般向けの書籍だと
「時間・空間・重力―相体論的世界への旅 (SAライブラリー)」
ジョン・アーチボルト・ウィーラー著 戎崎俊一訳 東京化学同人
http://www.amazon.co.jp/dp/4807912232/
が詳しかったと記憶しています。
ただ、残念(?)ながら私たちの住む宇宙はビッグバンの爆発力が強かった、
というかビッグバン以後にも謎の加速膨張をしているようで
http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/03dark_e …
ビッグクランチは起こらず、延々と膨張を続けるようです。
ご回答ありがとうございます。
>加速膨張をしているよう
遠ざかる観測対象側から見ると私たちも遠ざかっているのですよね。
同じスピードで。
No.10
- 回答日時:
.
No6です。
(No2での質問者の発言)
>鉄の原子の核と隣の核との間の隙間や核と電子との隙間は空間?です?よね?
(No6での質問者の発言)
>空間に物質が存在できるという概念ではなく、
>物質そのものの占める区域そのものは、占めた瞬間広がりのある空間ではなくなると考えるのでしょうか?
おいおい、頼むよ!
No2で、核と電子の間は空間ですよね。って言っていることは、核と電子の所は空間じゃないって自分で言っているでしょ。
それを、No6で、突然空間の定義を変えて、物の存在する場所も空間であるかの言い回しは、論理的展開上まずいでしょ。
.
ご回答ありがとうございます。
>論理的展開上まずいでしょ。
確かに。まずいですな。
うまく言い得る事が難しいのですが、容積が持てる広がりというような概念ということでどうでしょう。
No.9
- 回答日時:
空間とは物ではありません。
物が存在する広がりです。ですから、空間を消す、という概念そのものが意味をなしません。No.7
- 回答日時:
先ほどのコメントへの返答です。
>そのもの自体の起こし得る状態の可能性の状態やパターン、さらには複数が絡み合って生まれる可能性としてのパターンとしての枚挙というか....。
そうですね、私もそのように思います。つまり、空間とは、宇宙の極微小部分がとりうるパターンを網羅するための情報要素、と言うイメージです。
>そのような情報が入り込めない場所はありますか?
>または入り込めないことで観測できる状態やその変化を観測で知覚する方法はありますか?
たぶん、入り込めないということは、観測できないということだと思います。すべての観測は、アクションに対するリアクションです。しかし、情報が入り込めないということはアクションも届かないということです。だから、それに対するリアクションも得られず、観測することはできないでしょう。ひょっとするとそういう空隙があるのかもしれません。しかし、観測できないのでわからないとしか言い様がないですね。
>ひも(情報をのせられる可能性)の存在は空間に隙間なく満ちていると考えますか?
私はそのように思っています。と言うより、もしそこに大きな断絶があったとしても、誰も気がつかないだろう、と。ひょっとするとどこかのひもとその隣のひもは高次元では100光年離れているかも知れませんが、我々からは隣り合ってプランク距離程度にまで密接しているようにしか見えないだろうと思います。
「本当にあるのかないのか」を論じるのは非常に難しい問題です。近年の量子力学では、「本当にあるのかないのかを論じるのは無意味、観測されたものだけが意味のあるものだ」と言う解釈が主流でした。しかし異端の意見として常に「観測されなくても実在するものはあるはずだ」と言う考えもあり、その考えで形作られた理論もあります。そういう意味では、「空間」とは本当に存在するのかどうかをこれから主題として研究される方も増えてくるのではないかと思います。
以上参考になりましたら幸いです。
ご回答ありがとうございます。
>空間とは
>情報要素
深遠さを感じます。
>観測することはできないでしょう
人間の体も存在もその感覚もやはり仮定した観測境界のこちらの現象ですからね。たしかに。わたしの中にも
>もしそこに大きな断絶があったとしても、誰も気がつかないだろう
という思いに似たものがどことなくありました。
>私はそのように思っています
>「空間」とは本当に存在するのかどうかをこれから主題として研究される方も増えてくるのではないか
なるほど。
何かができるということは、その土壌の存在があるということなんですね。
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No.5
- 回答日時:
通常の物質による重力は空間を引き伸ばすことが知られています。
そこで、負の質量の物質(理論的には存在が予言されています)があれば、それによる「重力」は空間を縮めます。これを使えば、はるか遠方でも近くに持ってくることができます。まあ、「消す」とは少しニュアンスが違うかもしれませんが。ご回答ありがとうございます。
引き伸ばすというのは、引き伸ばされた所を、引き伸ばされていない所から観測した場合、例えばこの文字も横や縦に伸びて見えるということですか?
負の質量とはどんな性質がありますか?
>それによる「重力」は空間を縮めます
>はるか遠方でも近くに持ってくることができます
理解に難しいですね。砕いてご説明頂くことができますか?
No.4
- 回答日時:
空間とは何か?ということが、まず現代物理学ではまだ不明瞭ですので、それを消せるかどうかは、やはりわからないとしかいえません。
最新理論の「超ひも理論」や、少し古いですが「ツイスター理論」はそれに答えを出せそうですが、まだ仮説に過ぎず、はっきりしたことは言いかねます。
上記の理論によりますと、空間というのは、さらに高い次元(もはや想像できませんが)の「ひも」や「細長い渦」からなっていると考えられています。まとめて「ひも」と言ってしまいますが、このひもの状態がいろいろな状態に変化することが、その場所に素粒子が「ある」か「無い」か、あるいはあるとするとどのような素粒子か、ということを決めると考えられています。
空間が無いということは、そのひもさえないということで、たとえば、宇宙が生まれる前の状態はそんな状態だったかもしれません。
逆に、今の状態からそのひもを取り去った空隙を生み出すことは不可能だと思います。これは私の勘に過ぎないのではっきりした説明はできません。申し訳ないです。ただ、3次元に住む我々にとっては絶対に手が届かない高次元の中に広がっている「ひも」を操作することは、現実的に不可能ではないかと思うからです。なおかつ、取り去るにしても、そのひもが持っていたエネルギーが何処に行ってしまうのかということも解決できないため、やはり難しいように思われます。ひもを消した瞬間にひもが持っていたエネルギーが解放され、ビッグバンみたいなことが起こるんじゃないか、なんて思ったり。すみません、これも言葉遊び以上の意味はありません。
以上参考になりましたら幸いです。
ご回答ありがとうございます。
>空間というのは、さらに高い次元(もはや想像できませんが)の「ひも」や「細長い渦」からなっていると考えられています。
私たちの見ている日常は、想像もできないような高次なからくりの可能性そのものが作り出せる様々な状態のなかで、やはり同じくして、反応し弾かれ変化する仕組みを利用して織り成された脳が見る、この世の見え方の一つ(イメージ)なのかもしれませんね。
>まとめて「ひも」と言ってしまいますが、このひもの状態がいろいろな状態に変化することが、その場所に素粒子が「ある」か「無い」か、あるいはあるとするとどのような素粒子か、ということを決めると考えられています。
ふむふむ。そのもの自体の起こし得る状態の可能性の状態やパターン、さらには複数が絡み合って生まれる可能性としてのパターンとしての枚挙というか....。
>空間が無いということは、そのひもさえないということで、たとえば、宇宙が生まれる前の状態はそんな状態だったかもしれません。
空間はそのような情報が存在し得る為に密接に存在しているとは思いませんか?
>逆に、今の状態からそのひもを取り去った空隙を生み出すことは不可能だと思います。
そのような情報が入り込めない場所はありますか?
または入り込めないことで観測できる状態やその変化を観測で知覚する方法はありますか?
>「ひも」を操作することは、現実的に不可能ではないか
ひも(情報をのせられる可能性)の存在は空間に隙間なく満ちていると考えますか?
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