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骨折後の仮骨形成について教えて下さい。

4ヶ月前に左下腿頸骨を開放骨折し、創外固定器で固定して自宅療養しています。

本日の通院によるレントゲンでは、未だ仮骨が見えず、気長に待ちましょうと医者に言われました。

現時点では、3週間前から超音波治療とフォルテオの皮下注射をしていますが、骨折後4ヶ月を過ぎても骨癒合は進むものなのでしょうか?

また、似たような経過で骨折が治癒したという方がいらっしゃるのなら、どのような治療で治癒したのかご教示くださいませんか?

加えて、こういうことをした方が良いのではというのがあれば合わせてご教示くだされば助かります。

焦ってます…何卒よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>骨折後4ヶ月を過ぎても骨癒合は進むものなのでしょうか?


はい。

>どのような治療で治癒したのかご教示くださいませんか?
あなたの今使っている超音波治療は、もともとは骨癒合のサイクルが途中で止まってしまった偽関節や、通常よりも遥かに遅い遷延癒合などでしか保険適用で処方されなかった治療方法なんです。
6ヶ月間の連続するレントゲンで骨癒合のサイクルが進んでいないことが確認されて初めて適用されるものだったんです。
最近ようやく新鮮例でも保険適用で使えるようになった治療です。
したがって、似たような経過から治癒まで持っていった例の具体的な治療方法としては、その超音波治療という事になります。

ちなみに質問者さんの場合は、開放骨折なので、そもそも仮骨ができにくいという性質を持っています。

骨折の治癒に必要なのは、整復、圧迫固定、リハビリです。
解剖学的に正しい位置に戻して(整復)、圧迫固定して(インプラントや創外固定、シーネなど)、医師の指示のもとでリハビリをする事です。

現在創外固定器で固定しているとの事ですが、全周リングタイプ(リングをロッドで繋いで、ワイヤーなどで骨を支えるタイプ)でしょうか、ユニラテラルタイプ(下腿骨なら足の内側に棒状の固定器があって、そこからスクリューで骨を固定するタイプ)でしょうか?
全周リングタイプの方が歩きにくいですが、負荷をかけやすいので、医師が許す範囲でなるべく荷重をかけて歩いたりする事です。
ユニラテラルタイプは全周リングタイプに比較して歩きやすいですが、負荷のかかり方に偏りが出るので、ちょっと丁寧にしないとダメですね。

リハビリで荷重をかける事によって、骨折部に微妙なマイクロモーションがかかります。
そこに生理物理学的変換による電気が発生します。
これが骨癒合を促進させるものです。
超音波治療器は、これを超音波の力で骨にストレスをかけて、荷重をかけなくてもこの電気が発生するメカニズムを利用しています。
おそらく帝人のセーフスだと思うので、1日20分、ジェルを塗って超音波治療ってとこかと思います。
アメリカだと、20万以上しますが、骨折部に直接電磁場を発生させて骨癒合を促進させるPEMFSと言う治療方法もあります。
日本でも10年くらい前には販売していましたが、日本では超音波神話が根強くて、メーカーが販売を注視しちゃいました。

>加えて、こういうことをした方が良いのではというのがあれば合わせてご教示くだされば助かります。
下腿なので、血流は悪いです。
なので、なるべく血流が良くなるようにするのが大事です。
アルコール、喫煙、肥満は、骨癒合を妨げる非常に大きな要因なので、それらは完全に排除しましょう。
あとは医師の指示に従って、リハビリに専念するだけです。
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この回答へのお礼

ものすごく丁寧なご回答ありがとうございました。

創外固定器はイリザロフフレームによるものです。

足首までの固定(90度固定)になってるので、非常に歩きにくいですが、立ち上がることは可能です。立ち上がったり、松葉杖で少しでも荷重を掛けて歩くことでもマイクロモーションは発生しますかね?
超音波治療器はセーフスです。
こちらも期待してみます‼️

お礼日時:2018/05/23 17:52

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