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cmで某パン会社がイーストフード未使用と
ありますが、
その会社の食パンでは無く菓子パンを
チェックしたら成分にイーストフード
記載されていますが、ダブルスタンダード?
パンに詳しい人、解説願います。

質問者からの補足コメント

  • ヤマザキではなく、本仕込のcmのフジのほうですよ

      補足日時:2018/06/01 11:29

A 回答 (2件)

#1です。


自由に書きすぎたようですみません。

しかし山崎パンでなくても同じです。
イーストフード、臭素酸カリウムをむやみに敵対視する必要はまったくありません。取らないほうがいいといっても、使われているパンを食べても摂れるというほど摂取することは不可能です。
なぜなら、焼成後の製品には摂取というほどの量が含まれていないからです。
ほぼゼロ~ゼロです。
まず食品添加物に関する法律でそう決められており、パン会社はそれ以上の量を使うことができません。
またイーストの発酵を良好に保つというイーストフードの性質上、残留するような量を使っても意味がありません。逆効果になりますから。

臭素酸カリウムも同じです。
だから焼成後の製品はイーストフードも臭素酸カリウムもほぼ含んでいない、と言い切って良いです。
だから「取らないほうがよいか」と心配することには意味がありません。

しかし#1にも書いたように、原材料にイーストフードと書いてあると騒ぐ、自分は食の安全に敏感だと思っている消費者が一定数いるんですね。
そういうことをすると、会社側はそれに対策をしないといけません。あるいは、最初から含まれていないとしても消費者にアピールするためにそういったことをうたい文句にします。

そうして社会全体に「〇〇は取らないほうがよい」というデマが広がっていく…衆愚の見本です。
もしお疑いでしたら、こういう質問サイトでイーストフードについて検索してみたり、「イーストフード 絶対」でググってみてください。「イーストフードと書いてあるパンは絶対に買いません!」「イーストフードは化学毒物です!」といった書き込みがたくさんヒットします。
しかもそう言う人たちは、自分を賢い消費者だと思っているのも行間から伝わってきます。

だから、イーストフードを使用した山崎パンが理不尽な攻撃にさらされたのを見た他社は、自社の使用していない製品に「イーストフードを使用していません」と書くようになったんです。
でも廉価で高品質を保つためには使わざるを得ない商品もあります。


こうした例は他にもたくさんあるじゃないですか。
会社は基本的な科学の知識がある人だけを客としているわけではありませんから、仕方がないのかもしれませんが…。
私も基礎すらおろそかなんですからあまり人のことを強く責められる立場ではありませんが、
この騒動の意味するところは、小麦の消費量の大半を海外に依存している日本において、無意味に騒いだ一部のクレーマーのために、消費者全体が「品質の劣るパンを強制されている」ということなんですよね。
アンチワクチン派が、多数の女性から子宮を奪うことになる例よりはまだマシかもしれませんが、ほんとうにうんざりする話です。
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まだ誰も回答していないうちに好きなように書かせていただきます。



山崎パンの商品ではありませんか。
なぜこのダブルスタンダードが行われているかと言うと、会社としては苦肉の策としてだろうと思います。
「イーストフード」と名がつくものを目の敵にする団体がいるのです。
私の見立てでは、食品の安全性がとても気になるが論理的なアプローチはできず、ただただ不安から教条主義に走る宗教に近い団体です。

イーストフードはイーストの働きを活発にさせる働きを持つ物質を複数種類使ったときに食品の原材料に表記される食品添加物です。
発酵をコントロールすることはパンの品質、食感や風味などに大きな影響を与えるため、使用されています。
適切に使用すれば「一生食べ続けても問題ない量」が使われているはずで、危険ではありません。

しかしイーストフードとして認可されているものは「硫酸アンモニウム」だとか、ちょっと見た目の怖い名前の物質なんですね。
体重あたり何グラムという量を摂取をすれば健康を害します。
それでその「毒かどうかは量に依存する」ということを理解できない人たちが、入っているから危険!といって騒ぐので、メーカーとしては「イーストフードを使用していません」という但し書きをわざわざ商品に印字するようなはめになったのです。
これは科学が人間のために正しく使われたにも関わらず無知に敗北したぞっとするような見本だと思います。


ヤマザキパンは小麦粉の改良剤として使用した臭素酸カリウムでもかなり激しくやり玉に挙げられたことがあります。
もしかすると現在形でしょうか。「イーストフード」でググるとかなり上位に、有名まとめサイトで「毒」とはっきり書いてデマを扇動するページを作った人もいるようですから。しかしイーストフードと臭素酸カリウムを混同していたり、この作成者の知識はかなりザルですね。

私の理解ではヤマザキパンは理系的なアプローチを得意とする会社です。イーストフードも「安全性に気を遣うのなら出どころのはっきりしている国産小麦。でも国産小麦はパンには向かないので、改良剤を安全に使用しよう。」という組み立てで利用したものと思います。

また山崎パンは同じように優れた衛生管理を行い、パンの腐敗をできるだけ防ぐよう、他社よりも清潔な工場で製造しているようです。結果、山崎パンのパンは雑菌だらけの環境で作られたパンよりもカビが目に見え始めるまでがずっと遅い。原理としては当たり前です。スタート時点でのカビの量が違いすぎるんですから。
しかし、消費者の中にはなぜか「腐らないだなんて恐ろしい!何か大量に怖い防腐剤を使っているに違いない!」と騒ぐ人が出てきました。
そういう人が集まって上記したような団体を作って、せっせと「山崎パンのパンはカビないから食べちゃだめ!」等、ネットや本でデマを流しているわけです。
これが風評被害でなくて何でしょう?

そういうことを書く人は、最低限「毒かどうかは量に依存する」という毒性学の基礎の基礎を理解していただきたい。
1か0かではなく、問題となる量が入っているかどうか検証してから騒いでいただきたい。
企業が高い企業倫理を保ち、企業努力によって社会に貢献する商品を作ったために理不尽な攻撃にさらされるだなんてことはあってはならないはずです。

大変参考になるページがありますので、お時間があればご一読ください。
:ヤマザキパンはなぜカビないかー 多幸之介が斬る食の問題|長村 洋一
http://www.foocom.net/fs/takou_old/1013/
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