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1. キリスト・イエスは 要するに 人間のチカラで戦わなかった
のだと考えられます。

2. だから 十字架上に去って行ったあと 人びとの心に復活した。





3. 話の都合じょう悪魔という言葉を持ち出すなら 悪魔は イエ
スの十字架じょうの死の淵までは よう ついて来なかった。

4. それまでは イエスと同じ足取りで同じ軌跡をたどっていた。

5. イエスが何をするか 寄り添うようにしてしっかりとその行動
を追跡していたのだ。

6. ハリツケの寸前にまで影のごとく寄り添って来ていた。



7. ところが 死の淵にまでは そのみづからの能力によって つ
いて行くことが出来なかった。



8. それでこそ悪魔であった。

9. すでに死んでおり あらゆるものを否定し死にみちびく親分で
ある悪魔も 自分がふたたび死ぬことは 出来ない相談であった。

10. もしそうすれば 即座に一たんよみがえって ふつうのまと
もな存在となる。と思ったとたん 中から炉心溶融を起こして溶けて
行ってしまうとちゃんと知っていた。

11. ゆえに イエスの死の淵の先にまではもう よう来なかった。
住む世界が違うのである。




12. 去って行ったイエスに度肝を抜かれた。

13. よって それまでに罪を犯した者どもを自分の胃袋の中に抱
え込んでいたのが これをすべて吐き出さざるを得なくなった。

14. 文字通り アクマは 腑抜けになったのである。



☆ あなたの如是我聞をどうぞ。思いっきりのご批判をも賛成票をも
どうぞ。

A 回答 (2件)

すばらしいお礼です。

ありがとうございます。
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この回答へのお礼

ご回答と賛同とをありがとうございます。


ますます精進せねばなりません。


アクマの処理で まだなお 物足りない面があるかも知れません。


たとえば 自分の配下にしてあやつれると思っていた家来たちは
アクマが吐き出したとしたら そのあと どうなったか?



そのような悪なる行為をした人びとは ただ・わづかに そのよ
うな過去の余韻が・名残りが のこっているのかも分かりません。

わたしも自分を棚に上げて言っているのかも・・・とまでは言わ
なくてよいとは思うのですが。

お礼日時:2018/06/28 18:11

にんげんのちからで戦った部分のみが、ひとびとに蘇るのではないのですか。

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この回答へのお礼

そうですか。――ご回答をありがとうございます。


☆☆ 1. キリスト・イエスは 要するに 人間のチカラで戦わなかった
のだと考えられます。
☆ ① たとえばサンヘドリン(ユダヤ社会の聖職者などが構成する高等法
院)なる権力によって――神の冒涜なる容疑で――捕らえられたとき 人間
のチカラで抵抗することなく 従った。

② ただし 容疑についての潔白を――ローマ総督ピラトの前でも―― し
かるべく必要なだけうったえた。:これは 人間のチカラです。

③ ピラトは 罪を認め得なかったけれど ユダヤ民衆が それをゆるさな
かった。結果 はりつけになる。

④ あとも すべて抵抗することがなかった。




⑤ 十字架じょうにあるとき おまえは神なら そこから降りて来いと野次
られたとき 出来るかどうかを別として そういう動きは見せなかった。

⑥ イエスは なぜ磔の刑を甘んじて受けたか?




⑦ もし神のチカラで下へ降りてゆくというような奇蹟を起こしたなら そ
れは やっぱり神なんだから それもあるかも――で済んでしまう。

⑧ けれども イエスは みづからが神の子であると言ったのだが それは
もしただ人間の知性とチカラで 有罪判決なるさばきに甘んじて はりつけ
にも耐えたのだとしたなら それは この場合は あぁ けなげな男もいた
ものだわい――で 済んでしまう。



⑨ だから 一方で 神のチカラをそのまま直接に表わして見せつけるなど
ということはなく 他方で すべてを人間のチカラと知性で受け留め これ
を通過したというのでもないということ この両面を 示したのではないか?

⑩ ゆえに 人びとの口にのぼりやすい早い話としてはアクマの問題が イ
エスとしては無言のうちにだが 人びとに伝わってゆくというようなことに
なったのではないか?


☆ こんな感じで捉えていますが どうでしょう? 神学用語では 罪の贖
いですね。

お礼日時:2018/06/28 14:48

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