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そういう と そんな どう違いますか

A 回答 (8件)

こういう2語を比較する場合は、それぞれの具体的な例はどういうものなのかを見てみるのがいいと思います。



国立国語研究所の「書きことばコーパス」というものを使います。日本語の、どういう単語が、ある大きな資料集の中で、どのくらいの頻度で使われているか、どういう語とともに使われているか、が見やすい形で示されている、大変便利なデータベースです。

http://nlb.ninjal.ac.jp/search/

「そんな」は約38000例、「そういう」は約35000例あります。
頻度順で、「そんな」は87番目、「そういう」はちょうど100番目で、どちらも非常によく使われる単語です。

参考までに、頻度順の1番から25番までをあげておきます。

   いる-非自立  こと  の  する  なる
   ある  その  よう  言う  この  
  もの ん  思う  できる  くる-非自立
   ない 人  ため  とき  見る 
   月  自分  なか  ほう  いい

「非自立」というのは、「している・してくる」の「いる・くる」のようなものです。

さて、「そんな」と「そういう」の後に来る名詞にはどのような語があるかを見ます。

そんな
 こと とき もの の なか 感じ 人名 わけ ふう
 ところ 話 もん ん 人 気 私 彼 言葉 思い
 馬鹿 気持ち ある 風 自分 はず 彼女 奴
 (そんなこと 約1万例  そんな時 約1300例)  

そういう
 こと 意味 もの ふう の 人 よう 点 とき ところ
 わけ なか 問題 状況 話 場合 形 面 気持ち 方向
 観点 考え方 風 
 (そういうこと 約6千例 そういう意味 約2千例)

だいたい似ていますが、違うところを詳しく見ていくと、この2語の違いが浮かんできます。

まず、いちばん多い「こと」ですが、「そんな」のほうは、
 
  そんなこと(は)ない
  そんなこと、、、   そんなことが、、、

などの使い方が圧倒的に多いのです。
前に出てきたこと、特に相手の言ったことだろうと思いますが、それに対して疑問、否定的な、感情をぶつける表現です。

一方、「そういう」で多いのは、「そういうことだ/です/さ」のように、それまでの話を肯定的にまとめ、結論付けるような言い方です。(もちろん、「そういうことじゃない」という言い方もありますが。)

この「そんなこと/そういうこと」の使い方の違いだけでも、この2語がかなり違った意味合いを持っているものだということがわかります。

もう一つ、「そういう」の特徴は、頻度の2番目に「意味」が来ていることです。
「そういう意味だ/で/ではない/か」などの形で使われます。
これは、「そんな」にはほとんどない用法です。「そんな意味で言ったんじゃない」と言えますが、「そういう意味」約2千例に対して、「そんな意味」は、頻度34例まで見ましたがありませんでした。(「そんな意味だ」とは言いませんね。)

逆に、「そんな」のほうに多く、「そういう」に少ないのは、「そんな感じ」「そんな私/彼/彼女」などの使い方でしょうか。詳しく例は見ていませんが。

「そんな」と「そういう」のもう一つの違いは、次に形容詞が来る例が「そんな」のほうに多いことです。

そんな
 形容詞735例
  いい ひどい 細かい くだらない 恐ろしい つまらない
  悪い 難しい 危ない 甘い 恥ずかしい 古い

このような、評価を表す形容詞が多くつかわれます。形容動詞も、

  馬鹿な 単純な 簡単な 危険な 悠長な 呑気な 大事な
  面倒な 大切な 大げさな 立派な  

のように、評価がはっきりした語です。

「そういう」では形容詞の例は約3分の1で、多いのは「新しい・細かい」ぐらいで、形容動詞は「いろいろな・重要な」ぐらいです。

「そんな」のほうが、話者の感情・評価をはっきり示す語が多く使われます。

「そんな」と「そういう」では、「そんな」のほうが話しことばの側面が強く、話題になっている物事に対する話し手の感情、物事に対する強い評価がはっきり出やすく、「そういう」は、話題の物事を比較的穏やかに客観的に取り上げる傾向がある、と言えるでしょう。

「そんな」には、「そんな!」だけで使う、ほとんど感嘆詞的な使い方もあることは、すでに前の回答者が書いていますが、これも、上にあげた否定的な感情の表現が独立した形なのでしょう。(「そんな(ことがあってたまるか)!」

以上、実例をざっと見て、違いを考えてみました。もっと詳しく見ていけば、それぞれの使い方の違いがいろいろと分かるでしょう。

saburoo
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「そういう人」と「そんな人」なら大して違わない。

どんな言葉の流れかわからないと、区別できません。
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へりくつ、かもしれませんが。


そういう→そう言う、すでに表現された内容。
そんな→表現する前の実際の状況。
例 そういう状況なら・・・すべきだが、本当にそんな状況なの?。
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「そういう」は自他がそう言っているという意味で、「そんな」の「な」は肯定判断辞「なり」の連体形なので、「そ」の内容を肯定判断し、後ろに実体を捉えた名詞が続きます。

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そうだね

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こういう、そういう、ああいう、どういう。

こんな、そんな、あんな、どんな。例のこそあど言葉です。「いう」の方はこのまま直接名詞に繋がるだけのことですが、「な」の方は、更に「に」を従えて、こんなに、そんなに、あんなに、となって副詞化して動詞を修飾し、程度の甚だしいことを表現することも出来ますし、単独で感動詞として使うこともできます。

「そういう」は指示語「その」同様の働き、「そんな」は指示語としては勿論ですが、詠嘆驚嘆・拒否等の感情を表現する場合に使用できます。
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そんなに意味としては変わらないだろうが、



そういう事は早くいってよね。
そんな事は早くいってよね。
同じ様です。

が私には、そういう!は選択肢がない。
そんな!は選択肢の中の1つとして。

使われてる様に感じます。
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そんなに違いはありません。

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