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取得原価と取得価額の違いを教えてください!
なるべく簡単にお願いします!

A 回答 (2件)

違いは特にありません。

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この回答へのお礼

ありがとうございます!!

お礼日時:2018/07/19 00:49

同じ様なものです。


あえて言うと、活躍してる場が違う顔がそっくりだが性格の違う双子って感じでしょう。

取得原価君は主に「会計」の場で生活してるようです。
材料を仕入れて携帯電話を作ることを考えます。
材料の仕入れ代、加工人件費、光熱費や工場の減価償却費や固定資産税を加えた額が「携帯電話の原価」となり取得原価と言われます。
言い換えると「その製品を作るのにいくらかかってるか」を計算して、そこから儲けを出すにはいくらで売れば良いかを判断するための計数と言えます。
「取得原価主義会計」という言葉があるように、取得原価君は相当立派な立場で働いておられるのです。

取得価額君は「税」の場で生活してるようです。
法人税や所得税などでは、取得原価と言わずに取得価額と呼んでるのが一般です。

どうしてか?
わかりませんが「もしかしたら、こうなのかな」と言う私見を以下に。

「材料を仕入れて加工して売る人」ばかりの世の中ではありません。
家を買うのは、住むためであり、売るために家を買う人は不動産屋ぐらいでしょう。

家を売った場合には譲渡所得が発生して所得税が出ます(出ないときもある)。
計算式は「売却価格ー取得価額ー売却手数料」です。
ここで、取得価額君が登場!
取得原価君じゃないんですね。税法では取得価額君を採用してます。
どうも、この辺りに双子の二人の違いがありそうです。


税法では「そもそも、買った家に手入れをして売る事を目的にしてるのではないから、原価計算という概念はお呼びでない」と考えてるのでしょう。
「おれさ、家買って、金掛けて綺麗にして、高く売って儲けようとしたんじゃないんだよ。
リストラされてローンが払えなくなったから売るんだ。」
って人は
「家の原価?お前なめとんのか。
売るつもりで買ったんじゃないぞ。しょうがないから売るってだけ。
売った額から取得価額を引いて税金計算するって話なんだ。
原価?それじゃ、まるでおれが計画的にリストラ人間になったみたいだろうが。」と言いたくなります。

なお不動産業者のように「売るために家を購入する」者は、家は販売用の棚卸資産になるので、取得原価というでしょう。
「原価いくらの家に、3割儲けを付けて販売する」ってわけです。

取得原価君は「売って儲けを出すためには、原価割れをして損こいたらあかん」人が使用。
取得価格は「その資産をいくらで手にいれたかの計算によって、税額が変る」人が使用。
税務会計という世界に生きてる双子だと思って良いと思いますよ。
取得原価君は「会計の世界」からお給料を貰ってる。
取得価額君は「税金の世界」からお給料を貰ってる。

人儲けしようと何かを買う人が「儲けを出す」ために必要なのが取得原価君。
なんだかしらんが税務署からウダウダ言われた人に必要なのが取得価額君かも。

まあ、会計に詳しい人がこの私見に「でたらめこくのもいいかげんにしろ!双子だとか言い出しやがって。」と言い出すかもしれないので、この辺にします。
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この回答へのお礼

わかりやすく教えてくれてありがとうございます!!

お礼日時:2018/07/19 00:50

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