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糖タンパクや糖脂質なんかの糖は、代謝の過程で得られた糖を転移酵素が目的タンパク質に付加するのです・・・よね?

そこで疑問に思うのですが、胎児も、糖タンパク持ってますよね?血液流れてるし。これは母親からへその緒経由で得られた栄養源を代謝して、自分の中で付加してるのでしょうか?胎児の血管形成がいつ頃なのかわかりませんが、かなり早い時期から、そういう代謝経路が確率していて、自身のタンパク質の修飾を行っているのでしょうか?

同様に、脂質の元もへその緒経由?じゃあ初期の分裂する細胞のリン脂質二重膜の元(?)は、細胞内に貯蓄されているものか何かを使ってて、ある程度発生が進むと、卵由来の栄養源から自身で合成するような経路に移行するのでしょうか?

まとまりのない文章で申し訳ないのですが、明日必要な資料をまとめている時にふと気になってしまって。資料作成に影響はないのですが、なんだか夜寝れそうにもないので、どなたか教えていただければ嬉しいです。参考URLのみでも構わないです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

発生の初期は、外部から栄養をもらうことができないので、もともと卵の中に蓄えてあった栄養分やタンパク質を用いて細胞分裂をします。

卵自身のDNAはほとんど転写されません。つまりまだ自分が作ったタンパク質はほとんどありません。分裂を10~15回くらい繰り返したころ(生物種による)胞胚期の終盤に中期胞胚転移(Mid Blastula Transition)なる出来事があって、それを境に自分自身のDNAの転写量(=自分自身のタンパク質合成)が大幅にアップします。

ですので、
>ある程度発生が進むと、卵由来の栄養源から自身で合成するような経路に移行するのでしょうか?
は正解です。

タンパク質の糖鎖修飾は、基本的にそのタンパク質が合成されるときにその細胞内の小胞体やゴルジ体で行われます。ですので、胚が自らタンパク質合成を行うようになれば(中期胞胚転移以降)、自分自身のタンパク質の修飾が行われるでしょう。
また、へその緒ができて母親と栄養や酸素のやり取りをするのはもっとあとです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても分かりやすい解説でした。感謝いたします。

お礼日時:2004/11/03 12:12

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