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画像のように教科書では方向微分係数を定義してあるのですが、
①画像のように、f(x,y)=√(x^2+y^2)sin3θ(x.y)(ただし、θ(x,y)とはOと(x、y)とを結ぶ直線とx軸の正方向となす角とする)に対して方向微分が(x、y)=(tcosθ0,tsinθ0)という直線上では、f(x,y)=tsin3θ0となるからあらゆる方向に方向微分可能というのがわかりません。
どのように計算しているのでしょうか?
②また、(0,0)でのx、yでの偏微分係数が0、-1となるのもピンときません。
おしえてください。

「方向微分係数」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • ③{f(x,y)ー(-x)}/√x^2+y^2→0((x、y)→(0,0))かどうかがOでf(x,y)は全微分可能かどうかの定義だと思うのですが、ここでは、「z=-xとの差はxに対し無視できる無限小ではない」とあります。なぜ、「xに対し」としてあるのでしょうか?

    「方向微分係数」の補足画像1
      補足日時:2018/11/28 00:59

A 回答 (1件)

f(x,y)=√(x^2+y^2)sin(3θ(x.y))


(ただし、θ(x,y)とはOと(x,y)とを結ぶ直線とx軸の正方向となす角とする)
に対して方向微分が(x,y)=(tcos(θ0),tsin(θ0))という直線上では、f(x,y)=tsin(3θ0)となり
t=√(x^2+y^2)だから
θ0方向微分は
lim_{t→+0}{f(x,y)-f(0,0)}/t
=lim_{t→+0}{tsin(3θ0)}/t
=sin(3θ0)
となるからあらゆる方向に方向微分可能である.

(0,0)でのxでの偏微分とはx軸方向微分だからθ0=0だから
f_x(0,0)
=lim_{t→+0}{f(t,0)-f(0,0)}/t
=lim_{t→+0}{tsin(0)}/t
=sin(0)
=0

(0,0)でのyでの偏微分とはy軸正方向微分だから
y軸正方向とx軸正方向となす角は
θ0=π/2だから
f_y(0,0)
=lim_{t→+0}{f(0,y)-f(0,0)}/t
=lim_{t→+0}{tsin(3π/2)}/t
=sin(3π/2)
=-1

t=√(x^2+y^2)
θ0=0とすると
(x,y)=(tcos(0),tsin(0))=(t,0)だから

lim{t→0}{f(x,y)-(-x)}/√(x^2+y^2)
=lim{t→0}{f(t,0)-(-t)}/t
=lim{t→0}{tsin(0)-(-t)}/t
=lim{t→0}t/t
=1
はxに対し無視できる無限小ではない
θ0=0の方向なので
y=tsin(0)=0
だから
「xに対し」としてある
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2018/12/07 23:27

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