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時間とは?

国語辞典で調べたら、
1、時刻。また、ある時刻とある時刻の間。
2、あることをするために区切ったある長さの時。
と書いてあったのですが、2と1のまた以降の意味が同じに思えるのですが、何が違うでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

No.11でコメントした者です。


 参照した類語辞典の記述に関して当方に勘違いがあったので、下記のように改めます。ご指摘ありがとうございます。

 詳しくは下記をご参照ください。
【時間 時刻 時 類語辞書〈3〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12424809806.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 直接的には下記の続き。
【時間 時刻 時 類語辞書〈1〉〈2〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12417939403.html

「時間」のいう言葉の意味を考えるなら、
  時を「点」でとらえる場合
  時を「幅」でとらえた場合
 に大別して考える必要がありそうです。質問者がひいた辞書は相当あやしい。
「1」も「2」も〈時を「幅」でとらえた場合〉でしょう。「3」については後述します。
 つまり、〈時を「点」でとらえる場合〉に関する記述がスッポリ抜けています。これでは正確な説明になるとは思えません。

 まず類語辞書を見ます。
 類語辞書は、〈時を「幅」でとらえた場合〉と〈時を「点」でとらえる場合〉をまったく別の意味として扱っています。
〔1〕【時刻(じこく)/時間(じかん)/時点(じてん)】
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/14992/meaning …
===========引用開始
[共通する意味]
★時の流れの中のある特定の一点。

[使い方]
〔時刻〕
▽ただ今の時刻は午前十時です
▽列車は時刻どおりに着いた
▽時刻表
〔時間〕
▽約束の時間は夜の八時だ
▽時間どおりに出発する

(略)

[使い分け]
【1】「時刻」「時間」が、何時何分といった形で示されるものであるのに対し、「時点」は、「その時点」「彼が来た時点」のように、何らかの行為や規準によって定まる一点を表わす。したがって、「時点」は、その意味を補足する修飾語を伴う。
【2】日常的には、「時刻」より「時間」の方が多く用いられる。
===========引用終了

〔2〕【時間(じかん)/時(とき)/アワー/タイム】
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/14987/meaning …
===========引用開始
[共通する意味]
★ある時刻と時刻との間。
(略)
===========引用終了

 この書き方がわかりやすいと思う人がいますかね。
 大前提として「時間」の意味が2つに大別できることを知っていないと、理解できないのでは。この記述だけで、そのことを読み取るのことができるか否か……当方は無理だと思います。
 ものの順番として、〔2〕【時間(じかん)/時(とき)/アワー/タイム】から見ていきます。
 それぞれの使い分けはなんとなくわかります。これはこれでさほどおかしくないでしょう。
 質問者があげた辞書の「ある時刻とある時刻の間」と「何かをするために区切った、ある長さの時」の違いがわかるか否かと言うと、当方にはわかりません。
 おそらく、前者は物理的な「時間」なのでしょう。後者はルールとして決めた「時間」なのでしょう。このほかに、「昔使っていた小学生用の辞書」に「時の単位」とあります。〈2〉では「時の長さの単位」と表現されています。これも〈時を「幅」でとらえた場合〉の一種だと思います。
 たとえば、
「お昼の休憩時間は、12時から13時までの1時間です」
 という文があった場合。
「休憩時間」は〈ルールとして決めた「時間」〉
「12時から13時まで」は〈物理的な「時間」〉
「1時間」は「時の長さの単位」
 なのでしょうか。違っているかもしれません。当方はこんな厳密な使い分けができる自信はありません。

 次に〔1〕【時刻(じこく)/時間(じかん)/時点(じてん)】の記述を見ます。
「時刻」と「時間」の使い方として下記の5例が出ています。
===========引用開始
〔時刻〕
▽ただ今の時刻は午前十時です
▽列車は時刻どおりに着いた
▽時刻表
〔時間〕
▽約束の時間は夜の八時だ
▽時間どおりに出発する 
===========引用終了

 この例文はどうなのでしょう。このなかで、互換性がないのは「時刻表」だけでは。あとの4つに関しては「時刻」も「時間」も使えます。これでは両者の違いはわかりません。ちなみに、「時刻表」にちょっと似た感じの言葉に、「時間割」という言葉がありますが、まったく違う意味です。この違いを考えると、「時刻」と「時間」の違いがわかるかもしれません。
「使い分け」のところに、〈【2】日常的には、「時刻」より「時間」の方が多く用いられる。〉という記述があります。これでわかる人はわかるんですかね。当方にはわかりません。
 ここで↑の〈1〉に書いたことをひきます。
===========引用開始
 パッと見てわかるけど、「時間」のほうがはるかに多義。
「時間」の「1」は、本来の意味の「時間」の意味。
「時間」の「2」は、本来は「時刻」と言うべき意味だろう。
 つまり、「時間」が「時刻」の意味ももってしまった。こうなると、「時刻」の出番は減り、少なくとも日常的にはあまり使われなくなってしまった。法律的には……とか、算数的には……なんて関知したくない。お好きなかたはどうぞ。
 そのうえ↑に書いたとおり「決められた時刻」は「定刻」と呼ばれることが多くなれば、ますます「時刻」の肩身は狭くなる。
 さらに言えば、「点」を表わす言葉に「時点」もある。「時刻」は風前の灯火?  
===========引用終了

 国語辞典の書き方などに関して詳しいことは↑の〈1〉をご参照ください。
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最初に質問を読んだとき、



   1、時刻。また、ある時刻とある時刻の間。
   2、あることをするために区切ったある長さの時。

というのは変な分け方だなと思いました。

1の中の2つの意味(「時刻」と「時刻の間」)が大きく違い、2を1の後半の意味(どちらも長さがある)と分けるくらいなら、全部で3つに分けたほうがいいだろうと思いました。

No.5の回答に対する「お礼」で、

  回答ありがとうございます。質問文の"時刻"は訂正して"時"と書いてありました。
すみませんでした。

とあるのを見て、納得しました。つまり、もともと、

   1、[時]。また、ある時刻とある時刻の間。
   2、あることをするために区切ったある長さの時。

だったのですね。これならわかります。

この辞書では、一部の回答者の方が問題にしている「点」としての「時間」、つまり「時刻」の意味での用法はそもそも書かれていないわけです。

で、1と2では何が違うのか。やはり違うと思います。

1のほうは物理学的な「時間」で、2のほうは人間が社会的な(?)都合により区切った時間です。「算数の時間」とか「散歩の時間」とか。これは、何人かの回答者が書いておられるのに賛成します。

No.11の回答の中の、大辞泉の1から4までの用法の1と4に当たるものでしょう。
もちろん、「あることをするために区切ったある長さの時。」という説明がわかりにくい、という批判はもっともだと思いますが。

質問とは別の話になりますが、「時刻」の意味で「時間」を使うのは、もはや止めがたいでしょう。私自身を振り返ってみても、「時刻」という言葉はもう使っていないように思います。「時刻表」以外は。

「とき」も、かなり多義に使われています。使う語彙を少なくして、一つの言葉をいろいろな用法で使うというのは、言葉の使い方として自然なことなのでしょう。そのために、わかりにくい部分も出てきてしまうのですが。


なお、No.11の中で、類語例解辞典がずいぶんひどいけなされかたをしていますが、これは1311tobiさんのかんちがいでしょう。

goo辞書で「類語」を選び、「時間」を検索すれば、2つの結果が出ます。

   時間  [共通する意味]★ある時刻と時刻との間。

   時間  [共通する意味]★時の流れの中のある特定の一点。

前者は「時(とき)/アワー/タイム」と比較され、後者は「時刻(じこく)/時点(じてん)」と比較されています。長さのある「時間」と、点としての「時間」です。

類語辞典ですから、[共通する意味]についてだけ、解説しています。
後者の項目で「時間」の長さについて、つまり「元々の」意味について言及していないのは当然のことです。

もちろん、これらの解説が不十分で物足りないというのは、また別のことですが。

小学館の『類語例解辞典』は、いい辞書です。これが出た時、すごい仕事をしたもんだなあ、と感心しました。この辞書がもっと評価され、改訂が加えられていけばいいのになあ、といつも思っています。(もちろん、引くたびに、もうちょっと突っ込んで書いて欲しいのになあ、とも思っていますが)

saburoo
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1、時刻はある一点の時間 2、時間は流れの幅 を示します。

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なんという辞書で、正確にはどのように書いてあったのでしょうか。


 おそらく、「時間」の意味はほかにもあったはずです。

 いずれにしても、引用なさった記述は相当ヘンです。
「ある時刻とある時刻の間」と「あることをするために区切ったある長さの時」はほぼ同じでしょう。区別がつきますかね。
「午後1時から午後3時までの2時間の間散歩した」だとどちらでしょうか。当方はわかりません。こんなことを考えて何かいいことがあるのでしょうか。お好きなかたはどうぞ。

 時間にはいろいろな意味がありますfが、質問者が書いた2つの意味がかなりの使用例を占めるでしょう。
1 時刻と同義
2 あることをするために区切ったある長さの時

 1は「時の流れの(時)点を示す」、2は「時の流れの幅を示す」と言えるかもしれません。
 昔は、1の意味では「時刻」が使われていました。いまでも言葉にうるさい人は「時刻」を使う気がします。でも、一般には「時間」で代用されることが多いのでは。
 詳しくは下記をご参照ください。つい最近「時間」と「時刻」の違いについて書いたものです。
【時間 時刻 時 類語辞書〈1〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12417939403.html

 以下は一部の抜粋(重言)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━引用開始
 下記あたりは子供向けだけど、よくできている気がする。
【時刻と時間】
https://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/sansu/ …
===========引用開始
時刻は,時の流れの中の各瞬間,つまり,1点を示し,時間は,時刻のある点からある点までのへだたり,つまり,時の経過の長さを示すものです。
したがって,時間は,加法や乗法など計算の対象になりますが,時刻については,加法や乗法などを考えることができません。時刻は,
児童の日常生活と関連させ,時計の読みを通してとらえさせることができます。 
===========引用終了
(略)

【時刻(じこく)/時間(じかん)/時点(じてん)】
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/14992/meaning …

 この辞書はまともな出版物を底本にしているはずなんだが、過去にも相当ヒドい例を見ている。今回も相当ヒドい。
===========引用開始
[共通する意味]
★時の流れの中のある特定の一点。

[使い方]
〔時刻〕
▽ただ今の時刻は午前十時です
▽列車は時刻どおりに着いた
▽時刻表
〔時間〕
▽約束の時間は夜の八時だ
▽時間どおりに出発する
〔時点〕
▽現在の時点では計画の実施は不可能だ
▽そこまで終わらせた時点で休憩しよう
[使い分け]
【1】「時刻」「時間」が、何時何分といった形で示されるものであるのに対し、「時点」は、「その時点」「彼が来た時点」のように、何らかの行為や規準によって定まる一点を表わす。したがって、「時点」は、その意味を補足する修飾語を伴う。
【2】日常的には、「時刻」より「時間」の方が多く用いられる。 
===========引用終了

 何がヒドいって、まず[共通する意味]。「時の流れの中のある特定の一点。」なのか? 時刻、時点は「特定の一点」だけど、「時間」は元々は違うはず。子供向けの解説のほうがよほどしっかりしている。「時間」は「時刻のある点からある点までのへだたり,つまり,時の経過の長さを示す」。「刻」「点」「間」を見比べて少し考えれば、わかるでしょうが。
 まぁ、たしかに現代では「時間」も「特定の一点」を表わすことがある。「時間」にはほかにも意味があるけど、「共通」はしていないからあげないのかな。でも、↑の記述ではそのあたりが不明。
 考え方がおかしいよ。だって「類語」だよね。似ている言葉(類語)に決まっていて、似ていることはサルでもわかる。問題は、どこが違うかでしょ。2語を比べて、互換性がない例を考えなければならない。いくら考えても相違点がないなら……それは類語ではなく同じ言葉になる(黒笑)。
「時刻」と「時間」の例文は5つある。このうち互換性がないのは「時刻表」だけじゃないだろうか。「時間」を使う場合は、「時間割」になり、まったく意味がかわる。
 ちょっと注意してほしいのは「列車は{時刻/時間}どおりに着いた」。「時刻どおりに着いた」と言わなくはないけど、フツーは「列車は定刻に着いた」じゃないかな。
 やっぱり国語辞典を見なきゃダメかな。メンドー……ブツブツ。
https://kotobank.jp/word/%E6%99%82%E5%88%BB-7304 …
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説

じ‐こく【時刻/時×剋】
1 時の流れにおける、ある瞬間。連続する時間の中のある一点。「約束の―」「列車の着く―」
2 ちょうどよい時。時機。 
===========引用終了

https://kotobank.jp/word/%E6%99%82%E9%96%93-7250 …
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説

じ‐かん【時間】

1 ある時刻と他の時刻との間の長さ。ある長さをもつ時。「この仕事は時間がかかる」「待ち合わせの時刻まで映画で時間をつぶす」
2 時の流れの中の、ある一点。時刻。とき。「時間どおりに開会する」「出発の時間に間に合う」
3 時の長さを数える単位。時(じ)。「1時間は60分である」
4 授業や勤務など、ある一定の区切られた長さの時。「算数の時間」「勤務時間」
5 哲学で、空間とともにあらゆる事象の最も基底的、普遍的な存在形式。また出来事が継起する形式。過去・現在・未来の三様態をもち、常に一方向に経過し、非可逆的である。近世以降の哲学的時間論では、空間とともに現象を構成する直観の先天的形式(カント)、意識の創造性を担う純粋持続(ベルクソン)、意識における広がりのある今の継起たる現象学的時間(フッサール)など特色あるものが出されている。→空間
6 現象が経過していく前後関係を明示するための変数。古典力学では空間に対する独立した変数と見なされたが、相対性理論では空間とともに四次元の世界をつくるとされる。 
===========引用終了

 パッと見てわかるけど、「時間」のほうがはるかに多義。
「時間」の「1」は、本来の意味の「時間」の意味。
「時間」の「2」は、本来は「時刻」の言うべき意味だろう。
 つまり、「時間」が「時刻」の意味ももってしまった。こうなると、「時刻」の出番は減り、少なくとも日常的にはあまり使われなくなってしまった。法律的には……とか、算数的には……なんて関知したくない。お好きなかたはどうぞ。
 そのうえ↑に書いたとおり「決められた時刻」は「定刻」と呼ばれることが多くなれば、ますます「時刻」の肩身は狭くなる。
 さらに言えば、「点」を表わす言葉に「時点」もある。「時刻」は風前の灯火?
 インターネットの普及で、売上も相当落ちたらしい……それは『時刻表』の話。
===========引用終了
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この回答へのお礼

昔使っていた小学生用の辞書です。
1、時。また、ある時刻とある時刻の間。
2、何かをするために区切った、ある長さの時。
3、時の単位。
以上が時間の定義で載っていました。一言一句間違いはないです。
正確に載せなくて申し訳ありませんでした。
質問した理由は、時間の定義を正確に言えなかったので、昔使った辞書で調べたら、質問文のような疑問が出てきたからです。
何度も回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/12/05 23:13

1.絶対時間。

経過時間(時刻)。
2.必要時間。要求時間。
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1、13時5分と15時5分の間。


2、この作業には「2時間」を要する。
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「ある時刻とある時刻の間」



午後1時(時刻)から午後3時(時刻)までは2時間。

「あることをするために区切ったある長さの時」

学校まで歩いて1時間かかる。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすい解説をありがとうございます。

お礼日時:2018/12/05 13:23

物理的な時間と、人為的観念的な時間の違いだと思います。


1は例を挙げるまでもありませんが、2については
一時間目(大抵50分?かも知れませんが、開始時刻は学校それぞれ)、昼食時間なども同じ
戦後長い時間が経った、生きる時間が残り少ない(計算する意味がない感慨重視の時間)
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gooの辞書が判りやすいのでは?


1→1,2 、 2→4 かしら
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/94624/meaning/m0u/
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補足


時刻の表現→○時○分○秒
時間の表現→○時間○分○秒・・・・マラソンの記録なんかはこんな表現ですね。
                 水泳やトラック競技等は、○分○秒「間」は省略されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。質問文の"時刻"は訂正して"時"と書いてありました。すみませんでした。

お礼日時:2018/12/05 10:57

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