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研究室レベルの質問なのですが、微生物代謝の結果
培地中に生じるCyclohexanoneを定量したいと思って
います。

その存在が確認できるだけでよいのではっきりとした
量がわかる必要はありません。(その場合は定量とは
いわないでしょうか?)

HPLCやTLCでははっきりとはわかりません。やはりNMR
が1番よいのでしょうか。

培地中には不確定の物質が多種類存在するため、化学
分析ではCyclohexanoneにのみ反応する必要があります。

どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

液クロでもガスクロでも、分析条件(分離条件)を検討すれば明瞭にシクロヘキサノンが分離し、定量できます。


それぞれ、検出方法は違いますが(LC:UV、GC:FID、TCD)、カラムの選択がポイントです。

シクロヘキサノンの場合、
・UVの吸光係数が小さいため、液クロでは感度が小さくなってしまうこと、
・比較的低沸点であるため、ガスクロが容易であること

キャピラリーGCを使えば、類縁体も感度よく分析できるはずです。
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存在を確認するだけなら、定性分析で良いということになりますが、シクロヘキサノンの分析であればガスクロを使う事をお勧めします。



後処理は菌体分離した後、水溶液から有機溶媒で抽出操作をするのが普通ですので、この抽出液を分析する手段としてガスクロマトグラフィーによる定性・定量が科学的手段として有効と思われます。
キャピラリーGCで広範囲の代謝生成物を追えると思います。

NMRでも判るとは思いますが、生成物は混合物であると思われますので、ピークを拾えるのみで、直接的ではありません。(シクロヘキサノンのスペクトルはアサインしにくいのではないでしょうか)

また、シクロヘキサンノンだけに反応させて(誘導化して)分析する方法も考えられないではないですが、面倒です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。
Pyndenさん、chemwalkmanさんともに同じ回答でした
ので代表してchemwalkmanさんにお礼を言わせてもらいます。

ガスクロの知識がないのでこれから調べてみようと思います。
それで調べればすぐわかる質問だったら申し訳
ないのですが1ついいでしょうか。
この場合ガスクロがよいというのはシクロヘキサノンが
有機溶媒にとけ且つ揮発性があるため、ガスクロにかける
過程で他の物質をふるいにかけることが出来るからと
言うことでしょうか。それとも液クロだと物質の吸光度
を測定するだけですが、ガスクロだとシクロヘキサノン
がはっきりわかるようになっているのでしょうか。
よろしくお願いします。

お礼日時:2004/11/16 12:59

CyclohexanoneはHPLCでもTLCでも検出は難しいと思います。

NMRでもそのままの培地では不可能だと思います。

Cyclohexanoneは親油性で揮発性なので、有機溶媒で抽出しガスクロで測定すると、感度よく定量できると思います。
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