プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

2次の正方行列の全体をMとして、A,B,XはMに含まれています。

A=[a b; c d] の2次正方行列とし
X=[x y; z u] の2次正方行列とし
E=[1 0; 0 1] の2次正方単位行列とします。

AX=E <ー行列の掛け算

上記からx, y, z, uを未知数とする4個の連立方程式を
立てて、x, y, z, uの値を求めています。
その結果は、X=[d -b; -c a]/|A| となっています。
ここで、結論として、『AX=Eを満たすXが少なくとも1つある』と言っておられます。
ここで、急に『AX=Eを満たすXはただ1つある』と言っておられます。
Q1)『AX=Eを満たすXはただ1つある』の証明について説明頂けないでしょうか?

以上、宜しくおねがいします。

A 回答 (3件)

Aが一意であれば|A|は一意的に定まり、|A|≠0であれば当然1/|A|もまた一意的であるということではないでしょうか。

    • good
    • 0

(1) ご質問の「4個の連立方程式」の解(x y z u)はどれでもA[x y;z u]=E を満たす。


(2) |A|≠0である場合、ご質問の「4個の連立方程式」の解はちょうどひとつだけある。
 だから、「4個の連立方程式」の解(x y z u)はA[x y;z u]=E を満たす。

 さて、
(3) A[x y;z u]=E を満たす(x y z u)はどれでも、ご質問の「4個の連立方程式」の解になっている。
 というのは、AX=E を行列の掛け算の定義に従って要素ごとに式に書き直したものが「4個の連立方程式」にほからならないからです。言い換えれば「A[x y;z u]=E である」と「(x y z u)は4個の連立方程式の解である」は互いに同値(必要十分条件)になっている。

 なので、ほかにもAX=Eを満たすXがあると仮定すると、ご質問の「4個の連立方程式」の解は複数あるということになる。これは(2)と矛盾する。

…ということです。

 ちなみに、|A|=0 の場合には、「4個の連立方程式」には解がない。なのでAX=Eを満たすXもない。
 また、もしAが2行3列の行列でXが3行2列の行列だったとすると、連立方程式は4本の一次式から成り、6個の未知数を含んでいるので、この連立方程式の解は無限個ある。なので、AX=Eを満たすXも無限個ある。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

毎度お世話になります。
> また、もしAが2行3列の行列でXが3行2列の行列だったとすると、連立方程式は4本の一次式から成り、6個の未知数を含んでいるので、この連立方程式の解は無限個ある。なので、AX=Eを満たすXも無限個ある。
<ーーこの説明で、本の著者の言われたい事がやっとわかりました。しかし説明が上手ではない感じです。
まあ、所謂素人向けの本ですから、こんなものかなと言う感じです。逆に解りやすいかも知れません。
回答有難うございました。

お礼日時:2018/12/12 23:49

>AX=Eを満たすXはただ1つある


a=b=c=d=0 の時、当てはまるXが無いことは
明らかです。条件をいろいろと見落としておるのでしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!