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統計解析についての質問です。
次のような動物実験をして、その結果を評価するためにどの様な解析手法を用いるのが適切なのか(できればエクセルなどを用いて)、またそのやり方を教えてください。
<動物実験>
①コントロール群、②A薬投与群、③B薬投与群の3群で各8例の動物を用い、投与後24時間後の生存数を調べました。
得られた結果からコントロール群に比べてA薬(又はB薬)の生存率が有意に高かったかどうか評価したい。
1回の実験で評価できない場合、同実験を数回繰り返せば評価可能となるでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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A 回答 (4件)

企業でSQCを推進する立場の者です。



私の回答に出てくる、RCTとかオッズ比とかカプランマイヤーとかいう語句が初耳というのであれば、私の回答を無視して下さい。というか、ご質問者が実務者であれば、こんな当たり前な回答は失礼な話ですし、医療実験の素人であれば、全く話が通じない世界だと思います。

もし、査読付き論文を書かれるのであれば、しっかり勉強された方が良いです。

#1さんがご指摘されているように、RCT(ランダム化比較試験)にすべきところ、被験体数が少ないので同一条件になっておらず厳しいですが、各50体であれば、ほぼ類似集団とみなすことができると思います。この手の研究が難しいのは、Aさんが薬をのんでしまうと、Aさんが薬をのまなかったケースがテストできず、「反事実」の検証ができないことです(Rubin)。
結局、多数集めて、Aさんに似ているBさんがもう一方に居るという状況を作るのがRCTです。

また、今回の場合は、コホート研究(前向き研究)なので、リスク比あるいはオッズ比を計算し、比の違いの検定を行います。誤差の仮定が違うので分散分析は使いません。ノンパラメトリックでやる話です。

もし、24時間張り付いて観察できるなら、私は経過を追う方法をお薦めします。
具体的には、カプランマイヤー近似などで生存曲線を引き、LD50の時間の差の検定をやる方が良いのではないでしょうか。こちらは対数正規分布の前提でパラメトリックな検定になります。詳しくはカプランマイヤー法で検索を。

なぜなら、もし生存曲線の傾きが違っていたら、より深い考察が生まれますし、24時間という経過時間が長すぎて、観測時の生存数が、最後の1匹2匹だとしたら誤差範囲ですからね。やっぱりLD50で比較すべきですよ。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。
RCT、オッズ比、リスク比、カプランマイヤー法など以前はいろいろ見てきたこともあるのですが、自分で検定しておらず詳しくありませんので詳しい方からのアドバイスを頂きたくご質問させていただきました。
ご回答を踏まえ少し勉強してみたいと思います。

お礼日時:2019/01/30 14:32

No.2です。

「お礼」に書かれたことについて。

>例えば1群8例ずつの実験を5回行えば各群の例数は合計40例になりますが各群40例として解析するのか、実験ごとの平均を出して5回の実験で(この場合n=5?)で解析できますでしょうか?

「5回」の条件が、着目している要因以外は「全く同一」とみなせるのなら「合計40例」として扱えばよいし、「5回」に何らかの別な要因(季節、気温、インフルの流行など)がある可能性があるなら、それらの要因も考慮して「別な群」として扱うしで、要するに「何を想定して、何の差異を分析するのか」ということに依存します。
「手法・方法」が先にあるのではなく、あくまで「分析したいこと」があって、それに適した手法・方法を選ぶということです。
必要なら、同一条件の「5回」に有意な差がないことも分析すればよいと思います。差がなければ、合計した40例として使って問題ないということですから。

>有意差は出なくても有意差検定をして判定したいのですが、最もよいと思われる解析方法がありましたらご教授お願い致します。

「有意な差があるかどうか」を検定するのであって、差が出ないのも検定の結果です。
各群間に差があるか、ということを調べたいのですよね? その場合に、「各群の中での変動要因」と「群と群との間の差の要因」とを分けて分析するのが「分散分析」ですから、分散分析でよいと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答誠にありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

お礼日時:2019/01/30 14:34

「分散分析」(ANOVA)でよいと思います。



具体的な中身はテキストなどで確認してください。

概要を知りたければ、下記の「ハンバーガー統計」など。
http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/chap …


>1回の実験で評価できない場合、同実験を数回繰り返せば評価可能となるでしょうか?

1回の実験つまり「各8例」では十分な精度が得られない場合には、例の数を増やすと各々の群内のばらつきを小さくできるので、群間の差をより見つけやすくなると思います。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただき誠にありがとうございます。
>「各8例」では十分な精度が得られない場合には、例の数を増やすと・・・
とございますが、例えば1群8例ずつの実験を5回行えば各群の例数は合計40例になりますが各群40例として解析するのか、実験ごとの平均を出して5回の実験で(この場合n=5?)で解析できますでしょうか? 有意差は出なくても有意差検定をして判定したいのですが、最もよいと思われる解析方法がありましたらご教授お願い致します。

お礼日時:2019/01/25 16:54

試料数が少ないので、統計と言うよりも、実数比較でよいと思います。


後は、環境を変えて同じ結果が出るか否か、も必要でしょう。
評価の可否は、結果取得の精度次第です。
例えば、各群8個体は、100や1000の個体を代表できるのか否か、です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
助かります。取り急ぎお礼まで。

お礼日時:2019/01/25 16:37

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