No.11ベストアンサー
- 回答日時:
この物語は太宰本人の実話が元ネタです。
宿代を払えない太宰は友人を人質にして恩師の元に金策に走ります。
数日経っても太宰は戻って来ず、友人が恩師の元に行くと二人は将棋を指していたそうで、怒りそうな友人に太宰は「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね」と言ったとのことです。(本人自身は借金申し込みを言いあぐねていたらしい)
文学的には美しい友情物語でしょうが、筆者的には待つのも待たされるのも辛いよ物語と思いますね。
No.7
- 回答日時:
走れメロスの末尾は「古伝説と、シルレルの詩から。
」という1文で締めくくられています。「古伝説」というのは、古代ギリシアの伝説。その内容は「走れメロス」とほぼ同じで、人質を立てた主人公が約束を守るために走るというものです。
また、「シルシル」というのはドイツの有名な詩人、シラーを指しています。シラーも先に挙げた古代ギリシアの伝説をもとに詩を作っています。
「走れメロス」の原型はかなり古くから存在しており、太宰がそれをわかりやすい物語に仕立て上げたのです。
太宰が伝えたかったのは、「メロスが一瞬、友を裏切って自身が助かっても良いと思った人間の心の弱さと、処刑されるために走るメロスの正義感」ではないかと思います。
No.6
- 回答日時:
コピペ
処刑されるのを承知の上で友情を守ったメロスが、
人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B0%E3%82%8C …
No.4
- 回答日時:
激怒したからと言って後先考えずに極端な行動に出るもんじゃない、ということです。
この作品を下敷きにして生み出されたのが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作ですね。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するカテゴリからQ&Aを探す
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
太宰治の 津軽で 太宰が悪口を...
-
芥川龍之介「地獄変」の娘と密...
-
太宰治の小説の中に好きな文な...
-
小説家の写真を探しています 「...
-
芥川龍之介『羅生門』 「とも...
-
羅生門と羅城門について
-
太宰治と志賀直哉の確執について
-
太宰治を好く人、嫌いな人。
-
太宰治「狂言の神」の笠井一に...
-
好きな女性がいます その人は、...
-
芥川龍之介の「杜子春」と唐大...
-
首吊りをしようと思っているん...
-
日本文学における「近代的自我...
-
夏目漱石の「こころ」の「K」は...
-
小説・古典等の有名な一節を教...
-
夏目漱石「こころ」名前のある...
-
夏目漱石の『こころ』について...
-
「ブルジョア文学」って?
-
ロミオとジュリエットにでてく...
-
作家の宮尾登美子さんの実のお...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報