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『ドラゴン堀江』というアベマTVの企画で、 堀江貴文さんと芸人のTAWASHIさんが東京大学文科一類を受験し、本日合格発表があります。

TAWASHIさんは番組内で[倍率3倍ですから、受かる可能性は残されている気がする]という趣旨の発言をなさっていたのですが、これは実質的には現実にそぐわない発言なのではないかと思います。
(まずして、3倍ではなく、3.5倍なので、むしろ4倍と思って入試に臨んだほうが良いとは思いますが…)

東大文科一類の定員は約400人で、今年の志願者数は約1400人です。
確かにこのデータを純粋にそのまま真に受ければ、倍率は1400/400=3.5倍です。
しかしながら、東大の文科一類というのは文系大学受験の最高峰です。

[グループ甲]
定員の上位半分(400*0.5=200人)は、[筑駒・灘・開成などの超進学校の成績上位者]や[鉄緑会のAクラス生]、[優秀な既卒生]、[田舎の秀才]などの、どう考えても余程のことがない限り合格確実と考えられる、東大のレベルを(受験勉強の面では)超越した成績優秀者たちの[実質的な指定席]と既になっているのが現状です。

[グループ乙]
また、これに続くレベルの3割くらいの合格者(400*0.3=120人)は、
上位半分の層には劣るが、通常通り実力を発揮できれば、まず合格はするだろうと考えられる安定合格のレベル層です。
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以上の[グループ甲・乙]に関してはほぼ合格指定席になっているのが現状なので、
ここまでの層で、合格者のうち8割(400*0.8=320人)が既に埋まってしまっていると考えられます。
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[グループ丙]
問題は、残りの合格者下位2割(400*0.2=80人)です。
この層は、もう一回受験させた場合、合格者と不合格者が入れ替わってしまう可能性がかなり高い、合格不安定なレベル層です。
堀江さんやTAWASHIさんなどの、D・E判定レベルで、本番で一発逆転をどうにか狙おうというレベルの受験生は、この層の合格を狙うことになります。

以上のことを考慮すると、
堀江さんやTAWASHIさんなどの属する可能性のある[グループ丙]の実質的な倍率は、
(1400-320)/80=13.5倍であるというのが現実です。
([グループ甲]と[グループ乙]の指定席受験生を除いた1080人で80の席を争うことになるわけです。)

今更遅いかもしれませんが、以上のような考察をなさって、正しい認識をしながら東大受験をしていただきたかった、というのが本音です。

堀江さんとTAWASHIさんは、おそらく高い確率で不合格かと思われますが、
特にTAWASHIさんに関しては、[勉強し続ける才能]は番組を拝見していて感じましたので、
現在の自分のレベルはどのグループなのか(甲・乙・丙)、そして実質的にはどのくらい高い倍率を自分は勝ち抜かなければならないのかを正しく把握して、来年以降の大学受験に活かして頂ければ、合格は近づくのではないかと個人的には考えております。
(文二や文三、理系、東大以外の大学受験などに関しても、大学全入時代である現在においてもそれなりに入試が適切に機能している最難関大学ならば、上位5割、上位8割、下位2割のグループ分けはそこそこ当てはまると考えられますので、今後の受験の参考になさってください。)

皆さんは、以上の考察をお読みになって、
どのようにお考え・お感じになるでしょうか?

ご意見・ご感想などをお寄せください。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

いや、単純倍率のことではなくて。


感覚的にこれは精神論だと思います。

また直前期では精神論がものすごく大事になります。
人間はテストステロンやドーパミンの分泌は増減があります。
人はそれを意図的に変えることはできません。しかし精神状態でこれらの物質の量は変わります。
それは集中力や記憶力にも直結します。
つまり
精神論はリアルに合格に直結します。
そしてそれらは言動や雰囲気からの影響を強く受けますので合格率を上げるには「たった3倍だ!」と言うのは正しいのです。

今回の企画はもともとホリエモンが講師になって、「俺が教えたら誰でも東大合格なんてかんたん」を実証する企画でした(売れない芸人なので時間は有り余るし、MARCH卒なので一定の学力はあるわけで、かなり楽な生徒たちだったはずなんですが)。
それが全員合格どころか、全員不合格なので、

ホリエモンの無能さが際立っただけ

て感じですね。
あれだけ大口叩いてたのに、ライブドア、755やモナコイン、VALU同様に大失敗です。
この人が嫌いとか無いんですけどホリエモンさんてふつうに無能ですよ。ビジネスをこれだけ失敗しまくってるのにホリエモンさんをビジネスマンとして評価されてる方はほんと不思議ですね。


倍率で見ると一次の時点でかなり絞られてるので3倍ではないわけです。
東大行くならセンター9割は絶対欲しいところで、近年は現役志望も高まってます。
国立前期は原則1回のみしか受けられないわけで、ですから8割や7割台の人は東大二次を受けようとはしません。ですから実質3倍ではないわけです。
でも直前期に精神論で乗り切るのは上記の理由から理にかなってるわけです。
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・今年の文一志願者は1400人程度(3.5倍)でしたが、0.5倍の200人は足切りで脱落しており、両名は足切りは突破しているのでその計算は正しくありません。



・甲乙はそんなに居ません。翌日試験したら半分くらいは入れ替わると言われているので、安全圏(甲乙合計)と言えるのはせいぜい定員の半分でしょう。模試の上位者であっても気を抜かず準備します。

東大受験は医学部や私大のように入れ替わりがなく、要求される学力や得点力、そこまでの距離感を含めて受験生は相当な情報(感触)を持って本番に臨みます。サドンデスのトーナメントというよりシーズンを通したリーグ戦の最終局面、長期戦の集大成という感覚。足切りの抑止力は強力でライバルも見えているため、競争率を今さら意識することはありません。
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合格判定がD、20%か30%なら、その層の倍率は、その逆数でしょう。


DかEかでふらふらしていたなら、およそ20%でしょうから、倍率は5倍。
Eだからと合格率3%の人と混同してもいけないのです。

根拠は特にありません、直感に過ぎませんが、
甲は20%、乙が30%丙が30%丁が20%と見ますが如何でしょう。
東大だから甲が20%も存在するのです。
京大はいざ知らず、他の大学なら、甲の連中の多くは上位大学を受験するので、甲の割合はこんなに高くないでしょう。たぶん上位大学が存在する地域で5%未満。田舎で10%未満。
そういうわけで、ほぼABCDE判定に近くなっちゃいます。
ただ、A判定はまだ5人に1人落ちますから、甲とはなりませんが。
並のA判定が乙相当か。
丙丁はたぶんCD判定を中心にBCDEなんでしょう。

だとすると、400/1400のうち、上位80は確定。
320/1320をABCDE判定に振り分ける。
a1÷0.9+a2÷0.7+a3÷0.5+a4÷0.3+a5÷0.1=1320
のような話か。
仮に2a1=a2、2a2=a3.....のようになっていたとしたら、
a1+2a1+4a1+8a1+16a1=320
a1÷0.9+2a1÷0.7+4a1÷0.5+8a1÷0.3+16a1÷0.1=1320
上式からa1は10.32、下式からa1=6.6で合いません。モデルが違うんでしょう。
a1+(√2)a1+2a1+(√8)a1+4a1=320
a1÷0.9+(√2)a1÷0.7+2a1÷0.5+(√8)a1÷0.3+4a1÷0.1=1320
上式からa1は28.46、下式からa1=23.33で随分近くなった。
しかし、DE判定の連中が、それでも東大に特攻を仕掛けるとは限らないので、二次関数や正規分布にはなってないのではという気はします。
足切りがあるだろうから、下がある程度切られているという特徴も、おそらくあるだろうと思います。
a1+(√2)a1+2a1+(√8)a1+(√8)a1=320
a1÷0.9+(√2)a1÷0.7+2a1÷0.5+(√8)a1÷0.3+(√8)a1÷0.1=1320
上式からa1は31.77、下式からa1=29.44で更に近くなった。
あくまで一例ですが、
a0層80名、(80/80)
a1層30名、(30/33)
a2層42名、(42/61)
a3層60名、(60/120)
a4層85名、(85/283)
a5層85名、(85/849)
のような感じかも。a5層はもっと少ないでしょうが。
しかし、合格率10%での合格者が10名居るなら、その学力層の受験者は100名って事でしょう。
a5層の受験者数は、そこそこのボリュームは持つはずです。a1層a2層合格者が少々増えても、受験者数がそれほど増えないのです。
→80 40 52 70 95 45 なんて辺りでは。
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