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この問題の(6)が全然わかりません…授業で解説してもらったんですが、重心速度が一定だというのを使って考えるそうです。重心から見たらAとBは単振動をしているらしいんですが、そこもよくわかりません。重心から見るとAの速度の最大値がv1/3だと言われたのですがそれもわかりません…
(6)が全体的によくわからないので教えていただきたいです。

「この問題の(6)が全然わかりません…授業」の質問画像

A 回答 (4件)

たぶん授業で出てきていると思うけど


重心O’を原点、右方向を正とする重心座標系O’-x’をたてて
ばねの自然長をℓとするとき
Aが壁から離れた直後以後のこの重心系に対する運動は
Aについては重心O’の左側ℓ/3のところを中心にした単振動、
BについてはO’の右2ℓ/3のところを中心とした単振動になる。
その振動周期は2つともまったく同じT=2π√(2M/3k)になる。
だからAが壁から離れた直後はばねが自然長にあるので
このときは重心系から見るとA、Bともそれぞれの振動の中心にある。
そしてこの時のAの地面に対する速度は0で重心の速度が一定値v₁/3なので
Aの重心に対する速度は0-v₁/3=-v₁/3になる。
重心から見るとAの速度の最大値がv1/3だというのは振動の中心にAがあるときの
Aの重心系から見たはやさが今みたとおりv₁/3だからです。
この状態からばねがいったんのびきって再び自然長にもどったときは
Aは再び振動の中心にもどるが、このときのAの重心に対する速度は+v₁/3になっている
したがってこのときのAの地面に対する速度つまり(6)のこたえは
V=v₁/3+v₁/3=2v₁/3 です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!

お礼日時:2019/04/03 22:27

あと、Aが壁から離れた直後からのA、Bの重心系から見た運動がなぜ単振動になるか見ておきます。


そのためには、物体が、重心系にたいしてあるきまった点からの変位に比例する引力を受けていることが
示せればよい。
そこで、重心系O’-x’上の座標-ℓ/3の点のまわりのAの変位をXa、同じくO’-x’上の座標2ℓ/3の
点のまわりのBの変位をXbとしたとき、
AのO’-x’系での座標は-ℓ/3+Xa、BのO’-x’系での座標は2ℓ/3+Xbになるから
AB間の距離は、(2ℓ/3+Xb)-(-ℓ/3+Xa)=ℓ+Xb-Xa
したがってこのときのばねの自然長ℓに対するのびは Xb-Xaになるので
Aが受ける力f₁は=k(Xb-Xa)、Bが受ける力f₂は=-k(Xb-Xa)になる。
さて、重心の定義より重心O’の座標0は
{2M(-ℓ/3+Xa)+M(2ℓ/3+Xb)}/3M に等しいので、これから 2Xa+Xb=0がでる。
したがってこれから上のf₁、f₂はそれぞれ f₁=-3kXa、f₂=-(3k/2)Xb になる。
これから、AはO’-x’系の点(-ℓ/3)を中心にした単振動、
Bは点2ℓ/3を中心とした単振動ということになる。
そして、Aはバネ定数3kのばねによる単振動と同じで質量は2Mだからその周期はT=2π√(2M/3k)
Bはバネ定数3k/2ばねの力による単振動と同じで質量はMだからその周期はやはりT=2π√(2M/3k)
で、まったく同じになる。
そして、Aが壁から離れた直後ではO’-x’系から見てA、Bとも振動の中心にあり
AはO’-x’系から見て速さv₁/3で負の向きに、Bは同じ系から見て速度v₁-v₁/3=2v₁/3
つまり速さ2v₁/3で正の向きに動くからAが壁から離れてからのA、Bの重心系に対する単振動は
お互い逆向きで同じ周期で振動するということになるのです。
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No.1です。

「お礼」に書かれたことについて。

>⑦の式は重心速度=運動量和/質量和
>なので、質量和をかけると運動量和が出せる、ということですよね?

おっしゃっていることに意味が分かりませんが、

 (合計質量) × (重心速度) = Σ(各々の運動量)

の方から

 (重心速度) = Σ(各々の運動量)/(合計質量)

が求まるという論理的な道筋かと思います。
両方が等価であるということが分かっていて、計算手順として逆向きに計算して値を求めることはあると思いますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
重心速度=運動量和/質量和は正しいと思いますが意味伝わらなかったんですかね

お礼日時:2019/04/03 22:21

(1)~(5) はしっかり理解できたのですね。



(1) 完全弾性衝突なので、反発係数 e=1 (衝突前後の相対速度が逆向きで大きさが等しい)の条件から求まります。
 つまり、衝突前のCの速度を u0 (u0<0)、Cの質量を m とすると、相対速度の比より
・反発係数:e = [u1 - (-v1)]/(-u0 - 0) = 1
より
 u0 = -(u1 + v1)

(2) 衝突直後のBの運動エネルギーと、もっともばねが縮んだとき=Bの運動エネルギーがゼロとなったときの「ばねの弾性エネルギー」のエネルギー保存から求めます。
 つまり、
  (1/2)M(v1)^2 = (1/2)kx^2
より
  x^2 = (M/k)(v1)^2
→ x = v1√(M/k)

(3) 物体Bの運動方程式から求まります。
 自然長からの縮み x のときにBに働く復元力は
  F = -kx
なので、物体Bの加速度を a とすると、運動方程式は
  -kx = Ma
よって
  a = -(k/M)x

「微分」を理解しているなら、a = d²x/dt² なので、この微分方程式を解いて一般解は
  x = Aω^2・[sin(ωt) + cos(ωt)]
より
 ω^2 = k/M
つまり周期 T0 は
 T0 = 2パイ/ω = 2パイ√(M/k)

「微分」が分からない場合には、これは「公式」として覚えておくしかありません。
https://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/tann/ban …

問題の T は、この「単振動」の (1/2)周期なので
 T = (1/2)T0 = パイ√(M/k)


「問2」で、なぜAが壁から離れるのかは分かるのですよね?
Bが衝突位置(ばねの自然長)に戻ったところで、ばねの復元力(ばねを伸ばそうとする力)はゼロになっているので、Aが壁を押す力、およびその反作用で壁がAを押し返す力はゼロになります。つまり、それ以降は「A、ばね、B」で構成する系には外力は働きません。つまり「等速直進運動」をします。
何が「等速直進運動」をするかといえば、「A、ばね、B」で構成する系の重心です。「A、ばね、B」の各々がどんな運動をするかは「内力」によって変わりますが、外から見れば「加わる力はゼロ」なので、重心は「等速直進運動」をするのです。
まず、これを理解することが第一です。

次に、では「A、ばね、Bで構成する系の重心」に対して、A、Bはそれぞれどんな運動をするか、ということです。これは「静止しているA、ばね、B」に対して、Bに(4)の速度を与えたところから始まる運動です。
物体Aが壁から離れるときのBの速度は、エネルギー保存から、衝突した直後と同じ大きさの逆向きだということは分かりますね?

(4) AとBの速度が等しくなったということは、それは「重心」の速度と一致したということです。重心の速度は、物体Aが壁から離れるときのBの速度、そしてAの速度=0 から求まります。それが(4)。
つまり、これは「運動量保存」ということで
 Mv1 = (M + 2M)v2
よって
 v2 = (1/3)v1

(5) そのときには、(2)と違ってAもBも動いているので、運動エネルギーがゼロにはなりません。つまり、エネルギー保存において、「AとBの運動エネルギーとばねの弾性エネルギーの和」が、最初の衝突直後のBの運動エネルギーから保存されているということです。これで(5)が求まります。
つまり
 (1/2)M(v1)^2 = (1/2)(M + 2M)(v2)^2 + (1/2)ky^2
→ (1/2)M(v1)^2 = (3/2)M(v2)^2 + (1/2)ky^2

上の(4)より v2 = (1/3)v1 なので
 (1/2)M(v1)^2 = (3/2)M(1/9)(v1)^2 + (1/2)ky^2
→ (1/2)M(v1)^2 = (1/6)M(v1)^2 + (1/2)ky^2
→ (1/2)ky^2 = (1/3)M(v1)^2
→ y^2 = (2M/3k)(v1)^2
→ y = v1√(2M/3k)

(6) ここまでが分かっているなら、(6)はその延長線上にあります。
ばねの長さが自然長に戻ったということは、ばねの弾性エネルギーはゼロということです。つまり保存されているエネルギーは、「AとBの運動エネルギー」だけということです。
これと、「AとBの速度と、重心位置の速度」の関係、つまり「運動量保存」の考え方が分かれば解けるはずです。
つまり、そのときのBの速度を v2' とすると
 (1/2)M(v1)^2 = (1/2)M(v2')^2 + (1/2)(2M)V^2  ⑥
かつ「AとBの速度と、重心位置の速度」の関係(重心位置の速度は(4)のまま維持)
 Mv2' + (2M)V = (M + 2M)(1/3)v1   ⑦
⑦より
 v2' = (Mv1 - 2MV)/M = v1 - 2V
なので、これを⑥に代入して(面倒なので全体を2倍して)
 M(v1)^2 = M(v1 - 2V)^2 + 2MV^2
→ M(v1)^2 = M(v1)^2 - 4Mv1・V + 4MV^2 + 2MV^2
→ 6MV^2 - 4Mv1・V = 0
→ MV(3V - 2v1) = 0
MV≠0 なので
 3V - 2v1 = 0
→ V = (2/3)v1

(7)は、要するに「重心位置の速度」よりも「Cの速度」の方が大きいということです。
「重心位置の速度」は(4)より (1/3)v1、「Cの速度」は u1 ですから
 (1/3)v1 < u1


つまり、すべて「運動量保存」と「力学的エネルギー保存」から解けるということです。
(3) だけは「単振動の公式」を知らないといけませんが。(運動方程式と微積分を知っていれば、公式を覚えなくとも解けます)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってすみません。とても助かりました!!
⑦の式は重心速度=運動量和/質量和
なので、質量和をかけると運動量和が出せる、ということですよね?

お礼日時:2019/03/27 21:46

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