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ある物質が酸なら酸といえばいいのに、なぜ「酸性」や「強酸」、「酸化力が強い」、「還元作用がある」などと言い方が違うのでしょうか。
これらは全部違う性質を持ってますか?

A 回答 (5件)

これらは全部違う性質を持ってますか>ハイ正解。

最初に酸性・強酸と酸化力・還元作用とは高校レベルでは無関係なので分けましょう。大学院レベルになると両者は根本的には同じものだということを知らないと馬鹿にされます。
酸性、強酸の部類では酸の強度はpKaで表わされ、二つの物質が混ざっているときpKaが小さい方の物質が「より強い酸」と呼ばれます。溶液でも気相でも同じです。
酸化・還元の世界では電子を奪う(酸化)か与える(還元)かを酸化還元電位で表わします。
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めちゃくちゃだ……


100%の「塩酸」なんてものは存在しません。
これが濃塩酸(塩化水素36.5%水溶液)のことだとしても、指を入れただけなら、痛くてしみるくらいです。
ですが100%の有機酸、酢酸なんかだったら塩酸以上にしみて痛いでしょうね。水ぶくれができたりするかも
酸化力とは相手を酸化させる力のことですから、酸化力が強いものは酸素との結合力が弱いです。だから相手に押しつけて相手を酸化させる。

「酸」とは水素イオンH^+を与える"物質"のこと
「酸性」とは酸およびH^+によって現れる"性質"のこと
また、「酸」と一口に言っても、その種類によってすべての酸分子がH^+を与えるとは限りません。
一般的に言って、0.1mol/L程度の濃度の酸の水溶液についてほぼすべての酸の分子が電離してH^+を放出するような酸を「強酸」
ほとんど電離しないような酸を「弱酸」と呼びます。

また、酸化力や還元作用は酸であるかどうかには無関係です。
ある物質自身が還元されやすく、他を酸化させる力をもつものを「酸化力(酸化作用)が強い(ある)」などと表現します。
逆にある物質が酸化されやすく、他を還元させる力を持つものを「還元力(還元作用)が強い(ある)」などと表現します。
酸にもいろいろあるので、酸化力の強い酸もあれば還元力のある酸もあります。

質問者さんのご質問は「同じ漢字を使ってるんだから同じ言葉で良いじゃん。ひょっとして違う意味でもあんの?」くらいの暴論です。
:ある動物がヒトならヒトと言えば良いのに、なぜ「人間性」や「若人」、「擬人化」などと言い方が違うのでしょうか?
:これらは全部違う性質を持っていますか?
なんてくらいのものですよ。
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「酸や塩基」と「酸化や還元」は全く関係ない. あと, 「『酸』とはなにか」という問題もあるし, 酸としての強さもものによって違う.



塩酸は「塩化水素の水溶液」だから「100%の塩酸」は強いていえば「塩化水素」かなぁ. また, これとは別に「純粋な酸」が存在しない (あるいは知られていない) ものもある.
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No.1さんにちょっと補足。


100%の塩酸、ってないと思うけど…
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全て違います。


100%の酸性でも種類により強弱があります。
例えるなら100%の塩酸に指を入れたら直ぐに黒く焼けてしまいます。
また空気中に塩酸が揮発し煙をふいていますので近づく事すら困難です。
ですが果物等の有機酸100%に指を入れても傷があれば痛い程度です。
また酸化力とは酸素と結合する力で還元はその逆の意味です。
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